今年の夏はいかがお過ごしでしたでしょうか?

 

子供が小さかった頃は親の義務として、夏休みにはあれやこれやとイベントや旅行に知恵を絞ったものでしたが、独立してしまった今では年寄り2人別に夏休みもへったくれもありません。それでも何もないのは少し寂しいので、夏らしい小説を読み漁ったり、友人を誘ってプチ旅行を試みたりしました。楽ちんなバスツアーがよかったのですが日程が合わず、気の向くままローカル列車に乗ってみました。因みに院長は月末のライブ出演の練習で忙しそうでした。

 

東海道本線の国府津駅から御殿場線に乗って、沼津の漁港まで行ってみました。8月のど真ん中!富士山が近く遠くに見える御殿場線ののどかな各駅で、おそらく運動部の学生さんたちの合宿なのでしょうか?何組も大荷物を抱えて乗り降りしていました。ああ青春だな~!おばちゃん2人が一瞬学生時代にタイムスリップしました。沼津駅に着きひと休みしてから、直通バスで沼津港・市場へ向かいました。

 

お盆休暇中なので炎天下にも拘らずたくさんの人が来ていて、駐車場も満車でした。沼津市場は一般人も見学できるようで、市場で取引される新鮮な海鮮を食べられるお店が付近に沢山ありました。駿河湾の湾口部水深は2,500メートルを超え、日本一の深海湾だそうです。そのため深海魚水族館(シーラカンス・ミュージアム)なんかもあり、親子連れでにぎわっていました。私たちは観光船に乗ってご満悦になった後、「沼津港大型展望水門びゅうお」に登りました(なんと入場料100円だよ!)。これは東海地震の津波を防ぐ目的で作られた水門で、津波避難施設としての役割も持ち平常時は展望施設として使用されているそうです。エレベーターで展望階まで登ると、真夏の日光を反射した水面が遠く水平線まで続くのが眺められ最高でした。空を翻るとんびが近づいてきて、同じ高さ・同じ目線になりました。

 

    

 

人ごみに酔った私たちは早々に駅に引き返し、今度は隣町の三島に向かいました。三島大社と近くの白滝公園は、今年春に訪れてとても良かったので2度目の訪問です。この公園では富士山の雪解け水が湧いていて、驚くほど澄んで冷たいせせらぎを作っています。有志が野外演奏会を開いたり、子供やペットが水遊びをしていたり、近所の方の憩いの場になっているようで、観光でいってもとても心地よくまた訪れたいと思う場所でした。

 

    

 

のんびりゆったりとしたとてもいいプチ旅行でした。お付き合いいただいた友人に感謝・感謝です♡