野毛の中央図書館脇のちょっぴりきつい長い坂を登って、野毛公園と共に野毛動物園は私の好きなコースで、時間のある時はよく一人で散策します。野毛動物園は入場無料で開園時にはいつでも自由に出入りでき、広くゆったりしています。
唯一「ラージャ」くんだけが大型肉食獣のエリアで暮らしていたのですが、最近は屋内の部屋で横たわっていることが多かったようです。16才と比較的高齢でもありますが、やはり猫科に多い腎不全を患っていたとのこと。根本治療もかなわず、園の飼育員さんや獣医さんや多くのファンが心配する中、6月末に亡くなったと新聞に載っていました。
横浜ズーラシアで生まれ、お堀に転落して大騒ぎで救出されたり、ちょっぴりおっちょこちょいのライオンくんだったようです。野毛動物園に移ってきてからも人気は変わらず愛されつづけたライオンくん。私もそのあどけない大きな顔が大好きでした。寂しいです。「ラージャ」くん、長い間ありがとうお疲れさま。天国でゆっくり休んでね。