ガラスを割れ ー復讐の刃ー 7 | じゅりれなよ永遠に
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じゅりれなよ永遠に

じゅりれな・坂道小説書いてます。

翌日、理佐は朝早くから動き始めていた。

 

友梨奈が昼には帰ってくることを考えると、

彼女に迷惑をかけたくないと思い、

天と俊司を連れて

漫画喫茶に移動しようと計画していた。

 

「天ちゃん、俊司さん、準備できた?」

 

理佐は二人に声をかけた。

 

「うん、準備できたよ。」

 

天が答え、俊司も頷いた。

 

その時、突然ドアが激しく叩かれた。

 

理佐は一瞬凍りついたが、

すぐに冷静さを取り戻した。

 

「誰か来たみたい。ちょっと待ってて。」

 

理佐がのぞき穴から外を伺うと、

 

そこには「クローバー7」の刺客である

男4人が立っていた。

 

彼らの目は冷酷で、明らかに敵意を持っていた。

 

「お前たちが岩井俊司を匿っているのか?

 おとなしく渡さないと痛い目に遭うぞ。」

 

リーダー格の男が低い声で言った。

 

「逃げて!天ちゃん!」

 

理佐は叫びながら、

天と俊司に向かって叫んだ。

 

天は俊司の手を引いて、

裏の友梨奈の寝室にある窓に急いだ。

ここから外にでれるのだ。

 

理佐は男たちを引き留めるために

ドアの前にイスや机を置いて、

バリケートを作ったが

彼らの力に圧倒されてしまい

瞬く間にドアは破られてしまった

 

男たちは部屋になだれ込んだ。

 

そして、悲劇が始まるのであった・・・・