昨日はケアマネの訪問日。
先日のショートステイで夫が転倒したことも話に出ました。
「絶対目を離してはいけない利用者さんだと施設に何度も言ってるんですが・・・」というケアマネさん。
「まあ、確かにそうなんですけどね、スタッフの数も限られてる中、絶対に目を離さないというのも、なかなか難しいですよね」と、何故か施設をかばってしまう私。
だって、本当にそう思うんです。
例えば、夫のトイレ介助の途中で、他の利用者さんからコールが来たら・・・
「ちょっと待って下さい」と他の利用者さんに言うしかないわけです。
夫がササッと用を足してくれればいいけど、時間かかるんですよね。
他の利用者さんを待たせたら、その人が転倒するかもしれませんし。
24時間、目を離さないなんてことは出来ないのですから、そのときに何を優先してどう判断するかかな。
(ショート利用を断られたら困ると言う気持ちも少しあります。)
夫の病気的に、夫は待つことが難しい。
それでも、私は夫に言い聞かせなければいけません。
「スタッフが来るまでは、一人で動いちゃダメよ」って。
「自分で出来ることは自分でやりなさいと言われた」と、夫は言うんです。
いや、きっとそんなこと、施設では言われてない。
昔、腰の手術で入院したとき、もう退院間近で、自分で動けるようになってたのに、
「お水入れて」と看護師に頼んだことがありました。
頼んだというより、命令口調だったかな。
その時に「自分で出来ることは自分でして下さいね」と言われたのです。
私は、ちょうど、その場面に居合わせたので知っています。
「出来ることを自分でやるというのは、すごくいいことです。
きっと、スタッフが忙しいのを思いやって、ご自分で動こうと思われるんですね。
でも、転倒してお怪我をされると、もっと困りますからね」
という風に、ケアマネさんは夫に言ってくれてました。
ケアマネさんが帰った後も、私は夫に、しつこく言い聞かせます。
「あのね、あなたは他の人より、お金たくさん払ってるんだから、スタッフにお世話してもらってもいいの。
自分でやろうとせずに、スタッフが来るのを待って下さい」
「僕、お金たくさん払ってるの?」
「うん。あなたは要介護5だからね。
介護の手間がかかるから、料金が高く設定されてるの。
だから遠慮はしなくていいのよ」
えーーー?
僕って要介護5だったの?!
そんなん知らんかったー
今さら、何言ってるん?
要介護5だと知らなかったって?
そっちの方がビックリやわ。