「1オクターブ低く弾いても綺麗なんです」
と、生徒さんが言っています。
桜がひらひら舞うような、
ものすごく美しいイントロの部分。
気持ちよさそうに弾いているこの子は、
ここを色々な場所で弾いたりして、
楽しんでいるのでしょう。
弾いてもらうと、
ほんと、これも綺麗！
ならばこの１オクターブ下バーションも、
どこかで使えないかなと、
楽譜を眺めてしまいます。
イントロが長すぎるのは、
引き延ばしすぎな気がするので、
とりあえず曲が終わった最後に、
もう一度イントロを弾くことにして、
その時に１オクターブ下と、普通の場所と、
両方やってみる方向で考えてみようかな、と。
最後まで弾けるようになってから、
通して弾いたみた感じでどうするか決めようか、
ということになりました。
弾きたくて弾きたくて、
他の曲には気持ちが動かなかった曲です。
ちょっとでも弾けると、
きっとドキドキする位嬉しいのでしょうね。
そんな胸のトキメキは、
ちょっとだけ高いハードルも、
フワッと飛び越えさせてくれるのではないかな。
嬉しそうに弾いているこの子の姿からは、
ピアノが弾ける喜びが、
伝わってきます。
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