レスポンスが速いと行政書士は喰えるか? | 大阪の許認可&入管行政書士の備忘録的ブログ
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大阪の許認可&入管行政書士の備忘録的ブログ

大阪で働く建設業許可や入管手続きが得意な行政書士。
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今日はレスポンスの速さについて。

ネット上では売れっ子のフリーランスはレスが速い。
売れていない自営業はレスが遅いと言われている。

相関性があるかは微妙かと。
売れてそうな行政書士でもレスが遅い人もいる。
どうでも良い同業者だけ反応が遅いのかも知れないけど。

即レス自慢の人も自分が顧客側になったら、途端に劇遅になるケースもあります。
即レスも相手によって変えている人が多いのだと思います。

しかしながら顧客獲得に関しては即レスが必要かと思う。
特にネットや広告で顧客を誘引するタイプの行政書士は。

依頼に繋がる問い合わせは、ほぼ電話で来ます。
(少なくともウチの事務所ではそう)

弊所の肌感覚だとネットの問い合わせは質問オンリー。
(電話対応がダメダメだと厳しい)

掛かって来た電話に即対応出来ないと…
次の事務所に同じ内容の電話を掛けている。

10分後にコールバックしても、他所の事務所に決まりましたと。

不思議なもので、確度が高い電話ほど対応できない時に掛かってくる。

次に即レスは顧客満足度の向上に繋がります。
顧客満足度が高ければ、次の仕事につながります。

逆に満足度が低ければ、それっきりでサヨナラってヤツです。



自分の立場に置き換えて見てください。

電話しても繋がらない。
メールを送っても、返信は数日後にあれば上出来。

相手から情報が来ないので、進捗状況が全く読めない。
本当に仕事をしてくれているのか、不安になると思います。

自分ことを軽く見て、後回しにしている?
アイツはウチを舐めてるのか?
みたいな感じになるかもです。

顧客の不安はやがて不満、そして不信感へと変わるでしょう。

行政書士はスポット中心の業務。
顧客は何も言わずに、リピートせずに消えるでしょう。

レスの遅さでトラブルが発生すればクレームになります。

更新期限飛ばしや入札手続きが間に合わなかった場合、最悪は損害賠償請求が待っています。

ちなみに社長が今の税理士を切りたい理由ナンバーワンは、レスポンスが遅いことだと言われています。

クライアントの疑似体験をしたければ、ココナラなどクラウドソーシングを利用していみては如何でしょう。

それも明らかにレスポンスが悪そうで、トラブルになりそうなタイプがお勧め。

顧客がどの様な気持ちになれるか実地で体験できます。

この様な半匿名のブログ記事を読むよりも、実体験するほうが理解できると思います。

想像以上に不安になるし、腹も立つと思います。

行政書士業務の場合、事業や在留資格など人生の根幹に関わる部分です。
顧客の不安はイラストやアイコン作成の比ではないでしょう。

せいぜい数千円ですが授業料と割り切る必要があります。



個人的にはレスの遅い人は想像力が自分の方だけに向いている気が。
自分の都合や感覚を相手に押し付ける傾向がある様に思えます。

常にデバイスに気を取られて集中できない。
即レスしていたら、暇な先生と軽く見られるかも。

商売をするうえでの自己中は、上手く行かない典型的な例です。

即レスで行政書士が喰えるかですが。
クイックレスポンスだけ出来ても、食べられる行政書士になれない。

即レスは非常に強力な武器になります。
問題は即レスする相手が居ることが前提です。

例えば問い合わせが1件も来ない状況だと…

即レスだろうが、ずば抜けた実務能力も発揮することはありません。

この部分は顧客対応の部分になるので、集客がある程度できる事が前提です。

今日はここまで。