『諸君、脱帽したまえ、天才だ』
ショパンを表して論文の冒頭に書いた
シューマンの言葉を
熊哲氏に送りたい。
帽子被ってないけど。
ワタクシ達だとレべランスだけど。
レべランスならいつもやってるけど。
何をごちゃごちゃ言ってるんだワタクシは。
話はちょっとズレるけど
熊哲氏、藤井壮太氏、大谷翔平氏、かてぃん氏と
天才たちが百花繚乱するこの同じ時代に
リアルタイムで堪能する事のできる幸運が
とても嬉しい。
閑話休題( ̄▽ ̄ノ)ノ"
この先ネタバレしまくります。
これから舞台をご覧になる方
舞台が終わってからお目にかかりましょう。
それまでごきげんよう。
オ・ルボワール( ̄▽ ̄)ノ"
緞帳があがりタイトルと薔薇の絵がかかれた
絵本の表紙の様な幕。
プロジェクションマッピングで
薔薇の花びらがひらりと散るのよ。
花びらが下まで落ちて消えないのは
オーロラが死なないからだろうな
などという勝手な憶測をする。
表紙が開けられると現れるのは
立派な宮殿の一室。
美しい色の布をふんだんに使った美しい衣装。
何もかもが新品でスタイリッシュでなんて上品!
キャミソール型の衣装に小道具の宝石をつけて
などという前時代的はものは全く無く
フィギュアスケートの衣装にみられる
肌色に近い白の長袖が基盤になってたわ
(袖は中指で止めてあった)
(↑ オペラグラスでチェック)
これだと装飾品もくっついてるし
いろんな模様が描けるし
なにより見た目がキャミよりも上品。
物語の運びが既存のとは違い
登場が前後したり100年眠らないとか。
それでもこちらの方がよりリアリティがあったわ。
振り付けも新しかった!
より高度でそれでいて上品。
それはもうもう、うっとりしてしまって
思わず小声で「凄い・・・」と口走ってしまった。
赤ずきんちゃんがブラックなのよ。
あれは・・・ゴスロリ?( ̄▽ ̄;)
魔女に呪いをかけられて悪の手先になってるから
黒いチュチュに黒い頭巾、
裂けた様な大きな黒い口紅で、にや~っと笑うから
のけぞる程インパクトあり過ぎ!
そしてカラボスがウツクシイのよ!
悪い奴=醜い=男性ダンサー
という単純なものじゃなくて、ですね。
美しい女性なのですよ。
その女性の嫉妬・孤独・恨み・憎悪。
日高さんなら凄いカラボスが観られると思って
昨日の舞台にしたのよ。当たりだったわ。
物凄いカラボス!
カラボス物語みたいな存在感で
主役のオーロラ、食っちゃってたかも。
陰のある訳有りの人物をさせたら
右に出るものはいない石橋氏が
いい味だしてプリンスしてたわ。
実力と演技力はピカイチだけど
あまりに瘦せすぎ頬がコケ過ぎ
今迄は王子が出来る感じではなかったけど
頬に肉つけたら王子いけるじゃありませんか!
(↑ 謎の上から目線 )
蘭ちゃんも美しさに磨きをかけて
まばゆいばかりの王妃様。
貴族達もポワントで出番があるのよ。
突っ立ってるだけじゃないの。
全員踊るのよ。
新しいステップ・振り付けで。
全幕目が離せなかったわ。
↑ この月も出てきたわ。
反対向きだけど。太陽も顔があったの。
あの月、好き( ̄▽ ̄〃)
その月の下でブラック赤ずきんが
呪いのかかった黒く光る薔薇を王子に手渡すの。
その薔薇を手にすると呪いにかかるのよ。
その薔薇を王子はオーロラに手渡し・・・
お子達は混乱してしまうかもしれません。
これは大人の為の上質な童話
という気がいたします。
皆様、見るべし!ですわよっヾ(^◇^〃)ノ
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