「僕は今日のように、そばにいる。
”大丈夫”と言ってもいい
”大丈夫じゃない”と言ってもいい」キベク
涙をいっぱい溜めて
「私は”大丈夫じゃない”」と
本当の気持ちを言ったウジュ
9話を始めます。
「君の心にいるのはキベクか?」チョンウン
「ええ、私はキベクが好き」ウジュ
「ありがとう
吹っ切れたよ。それじゃ」と言って
チョンウンは、ちょっとだけ歩いて
気を失って..
ウジュの肩に持たれかかった。
向こうから来るキベクを見つけて
「キベク」と大声で叫ぶウジュ。
ミョンギル大学病院に運ばれた。
検査結果には異状はなく
疲労だった。
「いつもそうだったわ
傷ついても、見せてくれない。
自分は、気を失いそうなのに
昔のことを、詫びてた。
どうかしてるわ」ウジュ
キベクが運転して
チョンウンを乗せて、家まで送った。
「ラジオをつけてくれ」チョンウン
「僕は部下じゃない」キベク
「いい返事だね」チョンウン
そう言いながらも、ラジオをつけた。
チョンウンの家に入ったキベクは
”カップルパラダイス”の
スチール写真を見つけた。
「広報が撮った写真だ。
欲しければやるよ。
告白はした?」チョンウン
「君のせいで、出来なかった」キベク
「ざまあみろ」チョンウン
「先に言っておく。
僕は、君たちの関係を認めない。
でも、ウジュを幸せにするなら
僕の能力と富を使って
少しは手助けしてやる。
ウジュは君が好きだ。
好きな男の前で
彼女が見せる顔を知ってる。
だから、もう帰れ
ウジュを待たせるな」チョンウン
「行くよ」キベク
急いで走って帰るキベク
”向かってる”
”どこに?”ウジュ
”君の元へ”キベク
”正式に付き合おう”キベク
”まだ、正式じゃなかったの?”ウジュ
”恋をしよう”キベク
”暇なら地下鉄の駅に来て”ウジュ
”恋人を迎えに行くよ
雨が降ってるね”キベク
2人でメールの交換していて..
「早く来て、始まるわ。
みんなは?」ウジュ
「下で、テレビを見てる」キベク
「そう、始まったわ」ウジュ
最終回は終わった。
「ヤバイ
最終回の視聴率が
10%を超えた」ウジュ
「ヨン
こういう時は、冷静でいないと。
私たちは今までだって
成功を収めてきたけど..
2桁の視聴率なんて
久しぶりよ!!
足が震えて、心臓はドキドキしてる
まるで、太鼓みたいよ」ウジュ
「ヨンは喜びすぎなのよ
プロじゃないわね」ウジュ
「君のほうが
嬉しそうだった」キベク
チームのチャットも盛り上がっていた。
”スター作家のオン・ウジュ”
”スーパースターのソン・キベク”
「おめでとう」とチーフが
プレゼントを持ってきた。
「番組は続くってことですか?」ハヨン
「続けるべきよ
あなたなら、次も成功させられる」チーフ
「まだ、言ってないの?
レギュラー化の条件は
ウジュなしでチームを編成すること
断らせないわよ」チーフ
「この番組はウジュのものです。
彼女は外せません」チェ・ヨン
「ウジュでは続けられない。
あなたたちは素人なの?
みんな、しっかりして」チーフ
全部、チーフの話を聞いてしまったウジュ
それでも、元気に
「お疲れさまです」とウジュが入ってきた。
「いたのね」チーフ
「チーフ、何か差し入れを」ウジュ
「ええ、そうね。
もちろん、いいわよ」チーフ
ミングに、カードを渡すチーフ
チョンウンと一緒にCMに
出演したキベク
ジーニー学院で成功の世界へ
飛び立とう
飛んで 飛んで..と歌って..
もう、カーペットの中で顔だけ出して
顔芸と動きが、面白くで
爆笑しちゃいました
チョンウンから
「世間に知られるほどいいんだ。
今のうちに知名度を上げろ。
いつ、状況が悪くなるか
分からない」
チーフがいなくなって
3人で話し合った。
チェ・ヨンは
「ウジュがチーフライターで
彼女をハヨンが支える」
ハヨンは
「好調の番組から降りる気はないし
ウジュから番組を奪う必要性も感じない」
「何を言ってるの?
私はもう、チームを離れてるのよ
ヨン、しっかりして!
予算を獲得して
番組を大きくするべきよ!
ハヨンもチーフライターでしょ
1つのミスで終わるわよ。
集中して」ウジュ
「少し、考える」ヨン
CMのギャラが入ったので
スーパーで買い物しようとしたら
「大ファンなんです」と。
写真を撮ったり、サインを頼まれたりで
名前は以外に知られていた。
キベクは生まれて
初めてCMに出て
マネージャーがつき
サインもした。
すぐ、車や家も買える。
引っ越したくない。
ウジュの借り主でいたいと。
「今は、忙しいの?」ウジュ
「予定は1つだけだ」キベク
「1つだけ?
どうやって、家を買うの?」ウジュ
「君のほうはどう?仕事は?」キベク
「私は..順調だったわ」ウジュ
「スイッチが入ったままで
生活できてる?」ウジュ
「今のところはね」キベク
「キム先生は、慣れることが
大切と言ってた」ウジュ
いろいろと慣れないとね」キベク
「助けが必要な時は言って」ウジュ
うなずくキベクだった。
「何?」ウジュ
「君も言ってくれよ。
いつも僕から、連絡してる」キベク
「そうね」ウジュ
「もう閉店よ」ボクジャ
「まだ明かりがついてたから」お客
「片付けてるの。悪いわね」ボクジャ
ウジュはお腹が空いたと
店に来たが、お客がいた。
その時、ウジュはそのお客の
手のアザを見て唖然として..
「もう、閉店した。
今日は終わりよ」ボクジャ
「ごめんなさい」と言って
帰って行った。
チョンウンとキベクの撮影があった。
チョンウンは、朝食の用意をして
キベクが遊びに来る撮影だった。
「どうしたんだ?」チョンウン
「会えて、光栄だ」とキベク
緊張のあまり、ひきつっちゃって..
「今のは使えない」とチョンウン
チョンウンの好物を買うように
言われたと..
中味を開けて見るチョンウン
「さすが学年トップだ。
このグミは君の?」チョンウン
「200位の奴にはやれない」キベク
「カットだ」チョンウン
「なぜ、順位を言うんだ?」チョンウン
「君が言うから」キベク
「学年トップは名誉だろ?」チョンウン
「名誉でも、スターにはなれない」キベク
2人の掛け合いが面白いですね
「ただ座ってる気が?」と言って
チョンウンは、キベクとダンスの
ゲームを始めようとしていた。
「もしかして、踊るのか?
君の曲だ。卑怯だぞ」キベク
「ギャラが欲しいなら
やることだ」チョンウン
2人は曲に合わせて踊り出した。
ゲームなので
疲れるまで、踊り狂った2人
疲れ切った2人にカットが!!
「少し休憩しましょう
いいダンスだった」スタッフ
「でも、何か別のものが欲しい
あの部屋はダメ?
視聴者は、きっと興味を持つ」と。
マネージャーが
「その件は話してたはずです」
「リアルティ番組だから」スタッフ
「リアリティ番組では、裸で入浴する?
最低限のプライバシーは
守られるべきだ」キベク
「強要してるわけじゃない。
提案してるだけよ」スタッフ
「誰にでも、話したくないことや
見られたくないことがある」と
キベクは、曖昧にはしなかった。
「ダメだ。あの部屋は映せない。
面白いものもない。
君も落ち着け」チョンウン
「今日は、これぐらいにして
明日にしよう」チョンウン
「弱いくせに、なぜこんなに
酒がある?
これって、あの時の?」キベク
「そんなわけないだろ。
もっと高いやつだ」チョンウン
高校生の頃
チョンウンは父から盗んできた
と酒を出した。
「また、殴られた?」キベク
「聞くなよ。すごく痛い」チョンウン
「泣いたら泊めてくれるのか?
同情を引けばいいか?」と言って
変なメガネを外したら
目の周りがあざだらけだった。
「同情なんてしない。
お前はいつも、好き放題だ」キベク
「おい、僕の父と暮らしてみろよ!
必ずデビューして
ゴミのように、僕を扱ったことを
後悔させる。
裁判官として
罪人を裁く父親が
家では家族を殴ってる。
恥だよ。
お前にしか話せない」チョンウン
「僕の家族もだよ。転校する」キベク
「何?」チョンウン
「借金取りに見つからないように
知り合いのいない街を
転々とする。
だから、転校する。
逃げたことはある?」キベク
「何の話をしてるんだよ」チョンウン
「僕も秘密を話した」キベク
”ハン・イエスル監督”から電話が
あって、企画の話かと思って喜んだが
違っていた。
YouTubeチャンネルを始めるので
特別ゲストの出演の依頼だった。
”カップルパラダイス”の他の人にも
声をかけると。
「すみませんがお断りします。
作家が必要な時は教えて下さい」とウジュ
ボクジャはウジュに
自分の人生を語り出した。
「私の人生は地獄だった。
両親を亡くし、初恋も実らなかった。
心身ともに苦しめられて
体が崩壊しそうだった。
ある日、啓示があって
”もう、苦しまなくていい”
そんな時「お腹がすいた」という
女の子がボクジャの服をつかんで
言ったのだ。
自殺する気だったのに
私は、どうしたらいいの?
食べさせなきゃと。
「ありがとう」と言う女の子
「食べな」ボクジャ
彼女の食事が終わったら
自殺しようと思った。
でも、その子を捜す人はいなかった。
”もう一食だけ”
”そして、自殺しよう”
”もう一食だけ”
”もう一食だけ”
”これが最後”
と思いながら。。。
いつのまにか、クリスマスを
2人で迎えることが出来た。
”私が生きてるのは、あなたのおかげよ”
「だから、あなたを産んで
届けてくれた人に
私は感謝してるの
手にあざがあったでしょ?」ボクジャ
やっぱりあの人は
お母さんだったのですね。
「お酒がない。買って来る」ウジュ
キベクはハヨンと会って
ウジュはチームを離れた。
それがレギュラー化の条件だったと
聞かされた。
「何かあった?」キベク
「いいえ」ウジュ
「今夜はいい夜だね
デートする?」キベク
2人は店に入ろうとすると
素性がバレて「ここはダメ」と。
トッポギの店では
「チョンウンを振るなんて
ウジュなんて大嫌い」と声が聞こえて来て
逃げる2人だった。
「いや、人のいない場所に行く。
よし、あそこだ」と
キベクは思いついた。
「ここは夜は静かなんだ。
よくジョギングをしてた」キベク
「ほんとに静かね」ウジュ
「君の方は、どうなったの?」キベク
「何が?」ウジュ
「全部だよ。大丈夫?」キベク
「ええ、私は大丈夫よ」ウジュ
「その..大丈夫じゃないなら
そう言ってくれ
苦しい時は、弱音を吐いていい」キベク
「ええ」
「泣き叫ぶ必要はないけどね」キベク
「泣いたって何も変わらない。
私は大丈夫よ。どうしたの?」ウジュ
「どうしていつもー
大丈夫と言うんだ?
僕には、話してくれ」キベク
キベクの両腕をつかんで
「あなたがいてくれて
私はすごく感謝してる。
だから..本当に大丈夫なの」
次の日の朝
ウジュが車で出かけようと準備してたので
いちご牛乳?を上げようとしたら..
隣りにイノがいるのを見て
とっさに牛乳を上にあげて..
自分で拾いに行ってセーフ
もう、爆笑ものでした
「今から、ボランティアに行くの
一緒に来る?」とイノがキベクを誘った。
”カップルパラダイス”の特別編は
難しそう」イエスル監督
「どうして?」チョイ
出演者の皆が忙しくて..
「ところで、キベクとはいい感じなの?」
「ええ、順調よ」チョイ
「正直に言うわ。彼に電話で言われたの
あなたとは、関わらないと」イエスル監督
「どうして来たの?」ウジュ
「ひまだったから
手伝おうと..」キベク
「ここに来た以上は
しっかり働いてね」ウジュ
「私を見ないで洗って」ウジュ
「終わった」と言って
バンザイをするウジュ
「何笑ってるの?」ウジュ
「かわいいから」キベク
「私は毎日、かわいいのよ」ウジュ
「私に会うたびにそれを言うの?」ウジュ
「そういうことになる」キベク
急に、洗濯物を干してる布を開いて
「食事です」とイノ
「2人で食べたいかと思って
持ってきました。
これも要りますよね?
ごゆっくり」と言った。
イノにバレバレですね。
イノの優しさがうれしいですね。
テントも貸してもらいました。
チョイのメールに
”キム・ジェヨン”から
”これ見た?”
2人でハートを作って
写した写真を、チョイは見てしまった
「ここで時々、洗濯や宿泊の
手伝いをする」ウジュ
「なぜ、洗濯を?
ボランティアは、他にもある」キベク
「洗濯できない高齢者は
清潔な寝具で、寝られない。
それに洗濯は頑張ったら
きれいになった結果が見える」ウジュ
「昨日は..君を慰めたかったんだ。
君のために何かしたかった。
少し傷ついたよ
笑顔でー
大丈夫と言われ続けた。
だけど、今日君と1日を過ごして
気づいたんだよ
一緒にいるだけで
君を笑顔にできると。
僕は、君の笑顔が大好きだ。
ウジュが笑いたいと思ったら
笑うべきなんだ。
笑うのか、泣くのか
それは君が決めるべきことだ。
だから、好きなように
笑いたければ笑い
泣きたければ泣く」キベク
「ここから見る星はきれい」ウジュ
「まあ、君には負けるけどね」キベク
「ママに会ったの
生みの親よ。
私を捨てた母親
それと私はチームを離れた。
これで、番組はー
大丈夫なはずと
でも、私は大丈夫じゃない」ウジュ
泣きそうになりながら
今起きてることに
心が動揺してることを
初めてキベクに話したのだ。
ウジュの心からの思いを聞いて
受け止めたいと思っていたキベクは
話してくれて
うれしかったと思う。
「寝るわね」とテントに入って行ったウジュ
「子守歌を歌って」とウジュ
一生懸命思い出しながら
キベクは歌い出した。
お母さんがカキを取りに
島に向かってる
赤ん坊は家の中で
独りぽっち
お母さんの子守歌が
海から聞こえる
赤ん坊は眠りに落ちる
次の日の朝、携帯のメールを見て
「ウソだ」とキベク
目が覚めたウジュも
「見ない方がいいよ」とキベクに
言われても見てしまうウジュ
”カップルパラダイス
すべてがウソだった”
2人の写真付きで
記事が上がっていたのだ。
*感想*
人にはそれぞれ生きてきた
過程があった。
ウジュは母親に捨てられたが
ボクジャの人生にはウジュは
生きる希望を与えてくれたのだ。
そして、キベクとチョンウンは
高校生の頃
お互いの辛い秘密を語っていた。
キベクは、借金で
転校の日々で
チョンウンは、父親の暴行で
傷だらけだった。
2人はCMやチョンウンの撮影の
パートナーになったりしたが
想像以上に、面白い2人だなあと
思えて来た。
キベクはハヨンから
ウジュが、チームから離脱したことを
知らされて
ウジュにとって、大変なことだと思った。
キベクはウジュを慰めたくても
自分から、決して
弱音を吐かず、相手を思うゆえに
大丈夫じゃないとは
言えなかった。
キベクは、ウジュに自由に
泣きたかったら泣いて
大丈夫じゃなかったら
大丈夫じゃないと
言ってもいいんだと言った。
いつも、キベクを励ましている
ウジュが、初めて涙ながらに
”大丈夫じゃない”とキベクに
言うシーン
ジーンときました
ラストは、きっとチョイの仕業だと
思いますが
どんな記事だったのでしょうか?
もう1度、10話を観直して
また、書きますね。