アベノミクスやMMTなどは、将来の予測に過ぎません。

 

MMTとは:英語表記「Modern Monetary Theory」の略で、現代金融理論または現代貨幣理論のこと。独自通貨を持つ国は債務返済のための自国通貨発行額に制約を受けないため、借金をいくらしても財政破綻は起きないと説く経済理論です。

 

つまり、学問ではない。

 

学問というのは、「過去のこと」です。

 

学問は、「科学の分野」です。

 

経済理論や金融理論というのは、「人の欲」を最もらしく学問のように見せているだけです。

 

お金は欲にまみれることで、どんどん増えてゆきます。

 

そのため、お金の価値が下がり続けます。

 

一方、株は倒産しなければ、価値は上がります。

 

人の「欲」は、学問にはなりません。

 

科学にもなりません。

 

国の経済や金融は、欲の世界で、現実世界では国際金融資本家やグローバリストなどの「欲」によりシステム化されているに過ぎません。

 

大学や大学院では、経済学や金融学を学問として学ぶのですが、経済や金融の仕組みの真実を知れば学問ではないと分かります。

 

例えば、近代経済学は、ワルラス,メンガー,ジェボンズの限界革命に始まり,市場経済の分析を行う経済学の総称です。

 

価格機構の役割を信じる新古典派,それを否定し,有効需要の原理を主張するケインズ学派,さらにはオーストリア学派,スウェーデン学派などを中軸に発展してきた経済学の体系がありますが、経済や金融を統制・管理する政治的な派閥のようにも思えます。

 

人間の「欲」というのは、科学的な分析が不可能です。

 

「欲」というのは、「こうしたい」「こう思う」ということに過ぎません。

 

学問として、勉強しても仕方ありません。

 

世界最高峰と言われる、米国のハーバードやMITなどの経済学や金融学は、どちらかというと、その時代の国際金融資本家・グローバリストの「欲」に基づき理論づけられ、その「研究資金」や「金の流れ」を見れば、その意味が理解出来るでしょう。

 

金融工学だけは、一見学問のようですが、人間の「欲」を数式化したものに過ぎません。

 

投資(金融)の分野では、ファンダメンタル分析やテクニカル分析がありますが、本質的には「投資家の心理」で決まるものです。

 

しかし、心理学と言えるものでもありません。

 

当方は、「投資講座」を初心者向けに開講しています。

 

それは、学問ではなく、実戦で、人間の「欲」を観察・分析・判断しているのです。

 

科学的な学問と違い、未来を考える投資・金融には「リスク」があります。

 

過去のことをどんなに分析しても、確かな未来のことは分からないのです。

 

乱暴な言い方をすれば、強欲の「騙し合い」とも言えます。

 

だからこそ、その「金融の仕組み」や「金融・投資の言葉の意味」を学ぶことは、投資初心者には最低限必要なことです。

 

基本(本質)を学ばなくては、金融のプロたちの「強欲の騙し合い」に必ず負けてしまいます。