文理学科各校では、数研出版 「4step」などの併用型問題集が配られていると思う。
巷では解答冊子が配られないとかいう話もあるが、数学についてはこれを全部やっておけば基礎は完全に定着すると思っていい。共通テストもこれ一冊で行けるはずだ。
私の高校現役時代は、こんな感じだった。
0.きちんと自宅で教科書を読み込む。
1.授業に出る。
2.授業中の暇な時間に教科書先読みしてしまう。戻り読みもあり。
3.休み時間に該当の傍用問題集を解いてしまう。
4.不明点があれば、放課後に数学科研究室に行って質問して押さえてしまう。
5.当日範囲の問題の解き残しがあれば、帰宅後全部終わらせる。
6.振出しに戻る。
現役時代にきちんと勉強されておられた方はお分かりになると思うが、教科書を使う学校であればきちんと予習さえしていれば問題なくこのサイクルを回せるし、先生の板書時間など半端な手待ち時間に教科書を先読みしておくことで先の展開を予測できる。
数学研究室にはちょくちょく行っていたから、授業中に教科書読んでいても何も言われることはなかった。
国立二次レベルの勉強は、趣味に合わせて青チャが好きな人は青チャでよいし、大数の月刊の方でもいいし、増刊号でもいい。
基礎さえきちんとできていれば、解説がしっかりしている教材を使えば二次レベルの数学はできるはずだ。
一年次の数学がひどかった子供だが、数一については学校配布の4stepをやらせたらかなりマシになった。
知識の定着には、これくらいのレベルの方がよい。