面授(第113回You Tube(認識論、「永遠の今」、気候的特徴と人間性)(#15)
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You Tubeを立ち上げた
対談に参加したい人は、
⓵ 木庵のメールアドレスをクリックする。
メールアドレス:takaonaito03@gmail.com;
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⓶ どのようなトピックス、日時などを木庵と話し合う。
⓷ 実際にズーム上で対話をおこなう(自動的に録画できるようになっている)。
⓸ ズームで録画したものを、You Tubeに移動(木庵の作業)
⑤ 出来上がったYou Tubeのアドレスをブログに掲載。
⓺ You Tubeのアドレスをクリックすると、誰でも対話の様子が見れる。
*顔を隠したい人、仮の名前でもよい(勿論木庵の顔はだす)。
*40分でズームは切れる(延夏目夏目夏目さんのコメント(その1)さんのコメント(その1)さんのコメント(その1)長する場合は、再開する必要あり)。
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木庵のZoomミーティングに実際に参加する場合:
下のURLをクリックする。
https://us04web.zoom.us/j/5582589118?pwd=b0xsUHBQM2NYb0NNVFdYK3JSY2daUT09
ミーティングID: 558 258 9118
パスコード: 2BaZGd
*URLをクリックするだけで、ミーティングルームに入れる(ミーティングID、 パスコードの入力は必要ないよう)。
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木庵の般若心経(3回目)
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https://youtu.be/ZRq3bKOLgLQ
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第113回You Tube(認識論)
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https://youtu.be/-o4M9k3FhsY
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夏目:吉川英治という人がいましたね。吉川英治は伊勢神宮にお参りした時に歌を作ったのです。
此処は心のふるさとか
久の想ひに詣づれば
世にさかしらの恥ずかしく
うたた童に帰るかな
木庵:良い歌ですね。童(わらべ)に還るのですね。やはり、日本文化というのは、童の文化なのです。幕末や明治維新の時に、多くの外国人が言っています。「世界の中で、日本人ほど子供を可愛がる民族はない」と。良寛さんの世界ではないですけど、行き着くところ、童の心、童心なのです。ところが、ヨーロッパは中国では、権力闘争などで、殺し合ってばかりしていましたから、お互いに警戒しあっているのです。子供の心などを持っていると、やられてしまうのです。それに反して、日本は島国だから、外圧がないということもあって、子供の心が十分通用するのです。
夏目:今、私の仕事は、ガードマンなのです。やることは簡単で、自動車が走ってくるのを、ぶつからないように、赤い棒で、「あっちではないよ。よけてくれよ」とやるのです。それだけなのです。やっているうちに、子供みたいになっていくのです。そうすると、周りの同僚が私のことを気に入ってくれるようになったのです。「お前はいい奴だなあ」と言って、仲良くしてくれるのです。それが楽しい、非常に楽しい。吉川英治の歌の世界はここにあるのです。
木庵:夏目さんは、以前は大企業に勤めていたのでしょう。その時は上もいる下もいる。会社に儲けさせなければいけないと、相当緊張があって、策謀まではなされなかったとは思いますが。岡潔先生が言われていましたが、「単純な作業の中に楽しみがある」のです。日本人は単純な作業の中に楽しみを見出しているのです。茶道はそうでしょう。いや、ちょっと複雑なところもあるかな・・。
夏目:親父(おやじ)の作った「夕映」のテープが出てきました。ちょっと聞いてください。流しますよ。・・・・・
木庵:時間がありませんよ。気をつけてくださいね。
夏目:・・・・
木庵:聞こえません。
夏目:全く聞こえませんか?
木庵:そちらは聞こえるのですか? おかしいですね。
夏目:♪ラララ…ラ・ラララ…ラ・・ラ・・♪
こんな感じです。
木庵:やはり、そのものを聞きたいですね、まだ時間がありますけど、すぐに切れると思います。最後に何が言ってください。どうぞ。
夏目:西行法師の歌に、
なにごとの おはしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる
があります。そういうことが、日本の文化なのです。これは、先ほど言った吉川英治の歌と通じるところがあります。
木庵:吉川英治の解釈は、面白いと思います。童心になるということで、ちょと角度の違うアプローチで面白かったです。じゃ、これで終りましよう。切りますよ。
夏目:どうもありがとうございました。
木庵:失礼します。
おわり
夏目さんのコメント
来し方、行く末(51)(天之御中主神)
各位
古事記の考へについて、私なりに書いたブログをお届けします。ご参考まで。
古事記の冒頭に
天地(あめつち)初めて發(ひら)けし時、高天(たかま)の原に成れる神の名は、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)。
と、書いてある。
さて、岡潔先生は、子供の直観力は素晴らしいとほめてをられる。「どうしてここに坂があるのだらう」と子供が言ふと、大人は、「この子は馬鹿な事を言ふ」とあきれるが、実は馬鹿なのは大人の方である。
私も、大宇宙があることを所与のものとして、今まで人生を生きてきたが、宇宙が本当にあるのかどうかは、判らない。
古事記の神々が生れるのも、それはビッグバンの起きた138億年の昔ではなく、今、(永遠の今)なのである。宇宙は常に生れ続けてゐる。
横山大観の「生々流転」は、その雰囲気をよく表してゐる。
夏目
木庵の反応
<キーワードは 「永遠の今」である。今はどんどん消え、新しい今が誕生する。「今に生きる」とは道元の教えである。死ぬ寸前まで、今は存在する。死んでからは「完全なる永遠の今」になる。今は年齢に関係ない。しかし、年齢を重ねるうちに、今の濃度が増してくる。ところで、子供は今を意識せずに楽しむことができる。我々も子供の今を思い出したいものである。木庵>
親鸞的人間と道元的人間(erasusからのトラックバック)
木庵先生は-
оアメリカン・バブル(1990年代のクリントン政権の時代)
-に、
о何をしていらしたか?
-である。この頃は、
о日本の永久氷河期(失われた10年)
-であり、
о日本は最悪
-であった。
<そうだったのか?よく分からない。結構良い時代であったと思うのだが・・・新木庵>
<となると、日本人を識別するのに道元的人間、親鸞的人間、それに密教的人間という3つがあるのかもしれない。密教的人間はロゴスの世界の人間でなく、怨霊などを信じるようなタイプの人ではないか。元木庵>
-日本人の類型に、
о(鎌倉)道元的人間:自力
о(鎌倉)親鸞的人間:他力
о(平安)密教的人間:超能力
-があるとすれば、(平安)密教的人間とは、
о超人
-であり、
о霊能力者
-であったはずだ。霊能力者は、
о阿闍梨
о修験者(山伏)
о恐山のイタコ
-らがいて、
о地鎮祭
оお祓い(一般)
о怨霊調伏→安倍晴明→平安京の菅原道真・崇徳上皇・平将門らの怨霊からの要請
-が可能だった。最澄はともかくとして、
о空海には怨霊調伏の儀式(悪魔祓い)の輸入
-が必須だったはずだった。怨霊調伏の道具として、
о呪文(九字ほか)
о梵字(祓文):符呪
о結界
о山岳修行(道教の仙人修行)→千日回峰行
-と、
о常人には為し得ないことをやれている
-のである。これらの修行は、
о一朝一夕で成るわけではない
-のである。空海で目立つのは青年時代の、
о虚空蔵求聞持法(天下無敵の万能記憶法)
-の習得である。それに、空海は、
о精力絶倫
-であったという。それなら、
о仙道房中術もできた
-と思われ、
о貝原益軒『接して漏らさず』
-も実践できたであろう。
<日本の気候に晴れた日もあれば雨が長くつづくジメジメした日もある。この気候的特徴が人間の特徴としてでてくるのだろう。元木庵>
-わが国の気候の特徴は何かと言えば、
о酷暑から極寒
-までの隔差ではなくて、
о四季の移ろいが、はっきりしている(はっきりしていないのだが…)
-ということだ。脳みそが衰えると、
о四季の移ろいに、ついて行けなくなる
-のであり、わたしは、
о身の周りのすべてを自分でやっている
-のだから分かるが、
о次から次へと
-と、
о衣替え
о布団の毛布やシーツ
о障子や雨戸や窓の開け閉め
оガス・ストーブ
оハクキンカイロ
оクーラー
о扇風機
о蚊取り線香
о冬の葉物野菜
о日除け
о霜除けのビニールカバー
о庭木(垣根)の剪定
о夏のゴーヤやトウガンなど
оキュウリやヘチマの早めの収穫
о松の木の剪定
-と、
о気候の戻り
-を考慮しつつ、
о適宜、先駆けずに変更して行く
-ということが、かなり難しいと思う。冬場は、
о患者たちや乗客が「かぜ」を引く
-から、
о入院準備
-が避けられぬ(笑)。
<なるほど、四季があるということは、これほど色々な仕事が待っているということか。ボケている暇などない。不幸にもボケると、これらの雑多な仕事の区別がつかないということになる。新木庵>
写真:吉川英治
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