面授(第112回You Tube(政治と宗教)、Wさんの意識魂の挑戦)(#7)
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You Tubeを立ち上げた
対談に参加したい人は、
⓵ 木庵のメールアドレスをクリックする。
メールアドレス:takaonaito03@gmail.com;
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⓶ どのようなトピックス、日時などを木庵と話し合う。
⓷ 実際にズーム上で対話をおこなう(自動的に録画できるようになっている)。
⓸ ズームで録画したものを、You Tubeに移動(木庵の作業)
⑤ 出来上がったYou Tubeのアドレスをブログに掲載。
⓺ You Tubeのアドレスをクリックすると、誰でも対話の様子が見れる。
*顔を隠したい人、仮の名前でもよい(勿論木庵の顔はだす)。
*40分でズームは切れる(延夏目夏目夏目さんのコメント(その1)さんのコメント(その1)さんのコメント(その1)長する場合は、再開する必要あり)。
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木庵のZoomミーティングに実際に参加する場合:
下のURLをクリックする。
https://us04web.zoom.us/j/5582589118?pwd=b0xsUHBQM2NYb0NNVFdYK3JSY2daUT09
ミーティングID: 558 258 9118
パスコード: 2BaZGd
*URLをクリックするだけで、ミーティングルームに入れる(ミーティングID、 パスコードの入力は必要ないよう)。
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木庵の般若心経(3回目)
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https://youtu.be/ZRq3bKOLgLQ
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第112回You Tube(政治と宗教)
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https://youtu.be/QKjB9lCSGzU
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「世界をOnly One にしようとしている」のも宗教です。
世界がOnly One とは違って、それぞれの国の独自性がある、国家主義、ナショナリズムは、グローバリズムと対立しているのです。’
Fox ニュースのタッカー・カールソンはFox ニュースを首になって、自分のもっている番組で、トランプをインタビューしました。確か8月23日であったと思うのですが。その日は共和党の大統領候補が9人ほど集まって討論をしていたのです。その時、その討論会にトランプは出席せず、タッカー・カールソンのインタビューを受けたのです。インタビューでは、二人は意気投合したのです。その時のことが、You Tube で発進されたのです。そして、そのアクセス数が3億であったというから驚きです。以前にタッカー・カールソンはマイクロ・ジャクソンをインタビューしたことがあるのですが、その時が1億ですから、いかにトランプのインタビューが注目されたかが分かるでしょう。
政治と宗教について話しているのですが、アメリカのことを考えてみましょう。バイデンが次の大統領選挙で当選することはないと思いますが、もし当選すると、またトランプが当選すると、アメリカはさらに分裂すると思います。下手すると、南北戦争以来の国内戦争が起きるかもしれません。ところで、カールソンがトランプにインタビューする前に、彼は爆弾発言をしているのです。その爆弾発言とは、ここでは伏字にしますが、「メキシコの国境線にある壁を梅さんは取り除いたのです。そうしたのは、人○売買が行われやすいようにするためだと」というのです。ですから、この発言によって彼が首になったのでしょう。このようなことを公の場で言うことは、普通考えられないことです。
トランプは国境に壁を造るべきという考えであるのです。人○売買が実際に行われているかどうかは別にして、次の大統領選挙がアメリカだけでなく、世界に与える影響は絶大なものがあるのです。前回梅さんが当選してから、戦争が頻繁に起きているでしょう。トラさんの時は一切起きていません。それに日本は完全にアメリカの子分になっています。アメリカに追随しています。吉田茂以来その傾向があります。
これは林千勝さんが言ったのですが、第二次世界大戦が始まる前に、確かイギリス人だと思うのですが、現在の日本の状況を予言していたというのです。日本は戦争に敗れ、そのあと経済的に豊かになり、バルブの崩壊を経験し、今のような経済の停滞の時代がくると。勿論戦争はアメリカが引き起こしたのですが、アメリカは大恐慌を経験しています。その時に、アメリカでは生産は一杯あったのです。ところが、生産したものが売れなかったので恐慌になったのです。そこで、アメリカで生産したものを買ってくれる国が必要であったのです。貧しい国は買えないので、豊かな国が必要であったのです。そのターゲットにされたのが日本であったのです。ところが、当時、先ほど述べましたように、日本は天皇を中心とする強い国家だったのです。現に日本の兵隊は本当に強かったのです。そのために、日本を弱い国にする必要があったのです。ただ経済的には豊かに・・・。
つづく
夏目さんのコメント
来し方、行く末(37)(一軍の指揮者は、一人であるべきである。)
マキアヴェッリ語録(塩野七生・訳)より。
指揮者が複数の人間に分散してゐるほど、有害なことはない。
それなのに、現代(16世紀)では、国家はこれと反対のことを行ってゐる。行政面にいたるまで、複数の人間にまかせるといふ有様だ。
結果は、実害をともなはずにはすまない混乱である。
ゆゑに、私は断言する。
同じ権限を与へて派遣するにしても、二人の優れた人物を派遣するよりも、一人の凡人を派遣したはうが、はるかに有益である、と。
ー『政略論』ー (第三部 君主篇 60より)(新潮社刊)
夏目の感想:これは冷徹な考察である。人は、自信が無い時は、他人に頼らうとする。それは、複数意見の尊重といふ美名に隠れた無責任だ。現代の所謂民主主義による能率の低下や混乱も、此処から端を発する。そして、大勢の議員や公務員を雇ふ。彼らに払ふ給料は、皆、零細な納税者が払はされるのだ。(原文は現代仮名遣ひ)
夏目
木庵の反応
<上の木庵の一人語り「政治と宗教」で述べたことと関係する。戦前の日本は天皇を中心とする国家であった。天皇は自分の意見は言われなかったが、天皇の権威が歴然となり、アメリカに比べると、まとまりのある国であった。特に軍隊での一人一人の兵士にとって上官の命令は絶対であり、「上官の命令は天皇陛下の命令だ」と教育されたので、これほど強い軍隊はなかった。軍備がそれほどもないのに、日本兵は各地でアメリカ軍を苦しめた。だから、アメリカは考えた。この得たいの知れない強い日本を弱くしようと。それが憲法9条の押し付けで、牙を抜いたエコノミックアニマルになるようにしたのである。まさに戦後の民主主義教育は、日本国民を働きバチのように良く働くが、軟弱な人間につくるためのGHQの策謀であったのだ。
大勢の国会議員が一応真面目そうに議論しているが、日本民族という柱がない。浮ついた、本当の意味の国益に叶った議論はできないし、そのような実行力はない。烏合の衆の集まりであり、高い給料をもらっているが、これこそ税金の無駄使いである。もっと少数で、しかも大和民族の伝統文化から演繹したる政治が行われなければならない。木庵>
親鸞的人間と道元的人間(erasusさんのコメント)
Wさんの意識魂の挑戦
私が東海岸から西海岸に移ってきてこの夏で3年になります。2年前の夏には、サンタバーバラ、オクスナードのお盆2カ所にて歌舞伎舞踊と、歌舞伎音楽を披露しました。
サンタバーバラではその道に詳しい方達から、何十年もその地に住み、こんな本格的な日本の古典舞踊や音楽を見られるとは想像していなかったと沢山の賛辞をいただきました。
昨年サンタバーバラから、時間短縮の為に私たちの番組はカットするという知らせがありました。そして昨年はオクスナード一カ所だけに集中しました。ないないづくしの中、出来る限り本物に近づけ、また一般の方達が楽しんでいただけるように飾りにも手間暇かけ、楽しい番組を用意したつもりでした。それが、この夏はオクスナードからも私たちの出番はないと言ってきました。理由を問いただすと、やはり時間短縮が理由でした。
私たちのは発展途上ですが、発展を最初から目的にしないでビジネスとして日本のルーツから離れていっているグループを残して、何とかして本当の日本を可能な限り残していかなければと頑張っている私たちの番組がカットされたことはとても遺憾でした。また、私はそれがあるので日本行きを延ばしていましたが、そういうことは早くから知らせて欲しいと思いました。
ちなみに私がやっているのは、三味線、唄、小鼓、大皮、太鼓、影囃子、それにおどりで、歌舞伎の芝居を除いた総合舞台を目指しています。曲も歴史物語などに、曲がつけられていたり、意味あるものが多いです。また、それぞれに長い歴史があって動き、音、リズムパターンにも意味がある為、使い方に様々なルールがあります。
特に基本となる大事な部分が正確に将来の人達に伝わってもらえるようにしなければと思っています。まずは邦楽人口を増やさなければと、ロスで同じ志を持つ方たちと活動をしています。
それに対し、ここの日系人にとっては、私たちの番組は面倒な暇つぶし以外、何ものでもなかったわけです。それでは次の世代が同じことを繰り返し、だんだん水で薄められたものしか残らないのではと心配です。日本の文化はそんな浅い物ではないという誇りを持ってもらいたいのですが。
来週から10日間日本へ行くのですが、そのときアメリカでの将来の日本文化普及に関して、それぞれのお家元たちと話しをすべきか考えていました。日本の伝統芸には科学的な裏付けや教科書のようなものが存在せず、口伝できています。それで出来る限り具体的に、正しい物を世界に発信して欲しいと思うのです。今の子どもたちはiPodで育っていますから、そういう子供達に如何に日本を知ってもらうか考えてもらう為、動画やituneその他、使えるだけの近代兵器を使ったアプローチが必要と思うのです。将来の人達にどのように本物を継承して行くかが私の今の最大関心事です。
ただ今思うに、出る釘は打たれる。新しいことを敵対視する日本社会、ましては伝統芸の世界がそう簡単に同意をしてくれる筈がないとも思っています。これは日本の経済界を変えようとして、もう身体をえぐられるような、隠れキリシタン的な迫害を生涯受け続けた父の一生を見ても容易ではないことが分かります。それはシュタイナーにおける、悟性魂と意識魂との戦いです。富田岩芳という意識魂に目覚めた人間が、日本の為に繰り広げた戦いを日本側は最後までやっきになって叩き潰そうとしました。父は名誉も富も何も持たず、丸裸で真っ向から戦って行きました。そして最後「酔生夢死」”My mission is
accomplished"とメモを残し、2011年にこの世を去りました。
もう一度悟性魂と意識魂について記します。
悟性魂は古代ギリシャからルネッサンスまでの世界史に見られたもので、国家、教会、指導者、伝統その他、自分の外にある権威に自分を適応させることで、自分が社会人として受け入れられるような魂のあり方です。
ところがどうしてもそういう環境に自分を適応させることが出来ず、それでは自分ではないような気がしてきて、もっと高次な魂の在り方持ちたいという衝動が起こってきました。それが意識魂です。
自分に目覚めてしまい、壮絶な戦いを繰り広げたレンブラント、ベートーベン、ゲーテに代表されるような人達が出て来ます。20世紀の人間の無意識の奥底に悟性魂を克服して意識魂になろうとする強烈な内的衝動が生きています。ところが合理主義の文化はそれを否定して支配し、支配される関係、あるいは優劣が常に問題にされるような関係を作り続けます。そして悟性魂だけをどこまでも優先させます。
内的に自分自身の存在の根拠を自覚できる魂に目覚めた人たちは悪戦苦闘していきます。誰からも認められないし、どこにもお手本がない。そういうところに行き着いた時点で初めて個人様式が輝きでてきます。そういう人達が新しい文化を生み出していきます。
ところが一方、日本は本来戦国時代からその時代に入る筈だったにもかかわらず、その後儒教の悟性魂的側面だけを取り上げて、それを政治権力のイデオロギーに仕立ててきたおかげで、抑圧する力として悟性魂の文化が明治の頃まで生き続けます。それから大正、昭和と「意識魂」と「悟性魂」との戦いが続き、やっと意識魂の文化を手に入れかけているところです。
まだ日本で新しいことをしようとする人間に対してどんな圧力がかかるか想像ができます。日本芸能が市民権を得る為にはどうしても欧米でまず認めさせて、科学的裏付けがされた上で日本に戻らなければならないと思い始めました。
この先の人間界が向かって行く新しい文化というのは、太古の日本に見られるような文化の復活で、今世界は東洋化に向かっていると思います。
アメリカには様々な人が住んでいますが、中には飛び抜けた才能、感性、頭脳の持ち主もいます。私が直接自分で足を運んだ例がコロンビア大学のドナルド・キーン博士、イリノイ大学で、とても日本研究が盛んです。最近ではサンタバーバラ大学のリューク・ロバーツ博士の江戸時代のサムライについての講義も素晴らしかったです。
それはただの一例で、アメリカではその他様々な日本の文学や歴史研究もされてきて、系統的で要点を捉えています。世界の中での日本と言う全体像から把握されているので説得力もあります。
それで日本の古典芸能も、まずアメリカのトップクラスの人達の目に留まり、科学的リサーチの上発表してもらう。それが日本文化の米国での普及、また日本での保存と発展の糸口かなと思っています。
外人崇拝で、外人と議論できない日本人に何かを持ちかけるには外人の力を借りる他ないのではとも。
私が今考えられるのが、レクシャーデモシリーズを大学で行う計画を立てたり、その他私ができる範囲でどんどん何かを進めて行ってしまうことかと思っています。日本側に何かを頼むのは意味ない気がするのです。まず前後左右を見て前例があるか、安全か、石橋たたいて渡らないし、責任も取りたくない。その上商売に長けた人達の道具に使われるのがおちです。
そのうち自分で気づいてくれるのを期待するか、先ほど述べたように、アメリカ人に取り上げてもらい、無理矢理に改革が行われるかどっちかかもしれません。日本の旧体制と戦えるのもやはり外人勢力かと思います。それまでは私がこれが必要だと思うものを独自で押し進めてしまい、日本の外の世界に発信してしまう。興味を持ってもらうことかと思います。それも見つかれば細部までことごとく調べ上げて叩かれると思いますが、それを恐れていては何も出来ません。戦いはできる限り先に延ばした方が良いと思っているので英語でのスタートです。
木庵の反応
Wさんは父上と違った分野での意識魂の開拓をなされている。日系社会で本物の邦楽を伝えることは至難の技である。アメリカの日系一世、二世の時代は日本に向くベクトルが大であったが、いまの四世、五世の時代は、日本語もわからず、完全にアメリカに向いている。そのような人々の盆の行事に本物の邦楽など興味を示すはずがない。
二世週祭などのデモンストレーションを見ていると、和太鼓のオンパレードである。和太鼓がアメリカでの市民権を得ているのはよいのだが、ただ煩くで、耳を塞ぎたくなる演奏が多い。演奏する人にとって、とても良い運動だと思うのだが、芸術性となるとどうかと思う。以前鬼太鼓座(おんでこざ)の演奏を聴いたことがあるが、小太鼓の澄んだ音に惹かれた。太鼓は大きな音をだすだけが能ではない。音の質があるはずだ。
Wさんの今後の戦いは、日本サイドとアメリカサイドの両面に向けなければならないだろう。日本サイドは伝統の枠から外れようとしない悟性魂の保身に走るだろう。そして、アメリカ側は古典そのものを理解しようとしない、ただ日本の古典を真似た、薄めたものに興味を示す。
これも二世週祭のパレードであるが、日本舞踊のグループのオンパレードである。一応師匠さんがいるのだが、踊りが派手すぎる。動作が大きければよいというものでもないだろうに。
Wさんの戦いは厳しいことが予想される。しかし、挑戦することにより、Wさんの意識魂の開発に結びつくと思う。策に労することなく、己の信じる世界に突っ走ってもらいたい。芸能は数ではなく質である。
人生も質である。己を信じ、他者の悟性魂に汚染されることなく、自己の確立。つまり道元的人間になるチャレンジである。
道元が今の福井県の山奥に禅道場を設立したことは、まさに戦いであった。権力への戦いであった。ある弟子が鎌倉に赴き、時の権力者の北條時頼より土地の寄進を受けて喜びいさんで永平寺に帰り、道元に報告した。すると道元は烈火のごとく怒り、その弟子の袈裟衣をその場で引き剥がして追い出した。それだけではなく、汚らわしいと、その弟子が坐禅していた畳を取り払い、さらにその床下の土まで掘り起こして捨てた。
道元は延暦寺からの迫害にも遭い、権力に近づかないという激しい戦いがあった。まさに意識魂の人であったのだ。木庵>
写真:左側のサンディエゴの国境警備隊事務所と、右側のメキシコティフアナの間の国境フェンス
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