マレーシア・ペナンは雨季らしくて連日の雨。朝は晴れていても、昼頃から激しい雷雨となる日が多くて鬱陶しい日が続いています。

気温は若干低めですが30℃超えの日が多いので湿度があがって蒸し暑い😑


気分転換と運動不足解消のために、ちょっと台湾・台北に行ってきました。


ペナン空港は国際空港。台北行きの直行便も運行しています。

今回は発着時刻と運賃を考えて、行きは中華航空、帰りはスターラックス航空を使いました。どちらも台湾のFSC(フルサービスキャリア)です。




ペナンから台北への直行便の利用は初めて、FSCは久しぶり。4時間ほどの短いフライトですが、しっかりと食事サービスがあって座席は広くてモニター付です。

ちょっと意外だったのが飛行ルート。座席のモニターでルートや速度などがみられます。ペナンからバンコクへと飛行機は北上。バンコク手前で東シナ半島を横断してダナンあたりで洋上へ。雲は多めでしたが、ベトナム戦争でアメリカが苦しんだベトナムの深いジャングルを上空から観ることが出来ました。

午後3時過ぎのフライトなので雲海の上は見事な夕焼け! このフライト、左側の窓際がお勧めです。


到着した台北は連日の雨。雨のペナンから雨の台北へ。天気に関しては少し残念な旅行となってしまいました。もっとも出発前の天気予報では台風直撃(その後消滅)となっていたので良しとしましょう。天気も悪いので、今回は宿泊した台北駅周辺の街歩きと食べ歩きが中心となりました。




1年ぶりの台北駅は大きなクリスマスツリーが飾られて、そろそろクリスマスモード。空港MRT駅は巨大な2棟の高層ビルが建設中。ホテルやショッピングモールなどが入る総合ターミナルが誕生するようです。




翌朝は人気の朝御飯屋さんに早朝から。肌寒い雨が降っていたので行列は短めで20分ほどで注文完了。その意味で雨も悪くないものです。





店も開いていない問屋街は人影疎ら。赤煉瓦の古い街並みが綺麗。日本統治時代の古い法律に従って造られた街は、ペナンと同様に1階部分がセットバックして屋根付き通路になっているので、雨の日の散歩に最適です。そして、名物のバイク大疾走は雨の日も健在です😅





雨上がりの午後は中正記念堂へ。

蒋介石像を守る衛兵交代式が人気でしたが、いろいろあって交代式の様式が変更。

巨大な銅像前の衛兵はいなくなって、毎正時に石段下に左右から衛兵が更新してきて記念堂に背を向けて交代式を行う形に変わりました。

記念堂の中には、蒋介石の業績などの展示や総統府にあった執務室が復元されています。


何度も来ている台北市内、天気も悪かったので写真は少なめ。

台北101にいったり、台北駅地下街を徘徊したり、夜市で食べ歩きをしたり、人気店の小籠包や屋台のネギ餅や台湾カキ氷に豆花を楽しんだりと、結構満足感高い3泊の台北旅行でした。


お土産は、ペナンでは良いものが見つからず、日本では値段がやたらと高い烏龍茶。

お気に入りの阿里山烏龍茶、凍頂烏龍茶、東方美人茶を爆買い!

FSCは23キロまで荷物を預けられるので、併せて台湾製の茶器セットも買ってきました。



皆様の旅行の参考に台北の物価を少しご紹介 TWD1=¥4.8 で換算しています。


空港MRT 空港→台北  TWD160 = ¥758

市内路線バス TWD15 = ¥71


SIM 4G 5日間 TWD300 =  ¥1,440


阿宗麺線(小) TWD65 = ¥308

古早味豆花 台湾カキ氷3種載せ TWD120 = ¥568    豆花2種載せ TWD65 = ¥308

阜杭豆漿  豆漿 TWD35 = ¥166 歯豆漿 TWD45 = ¥213 油條 TWD25 = ¥118

台鉄弁当 排骨弁当 TWD80 = ¥379




帰りは12時5分発のスターラックス航空。

中華航空のライバルですが、機内の落ち着いた色合いのインテリアで食事も少し高級志向。小枕やブランケットも用意されています。


意外だったのが飛行ルート。東シナ半島上空は通らずにホーチミン市の南洋上を飛行しました。

窓からは一面の雲海。雲の切れ間からは紺碧の海。快適なフライトでした。



雨の台北旅行でしたが、昼間は20℃を超えるくらい夜間も15℃以上で、雨でも蒸し暑さを感じない気温で思った以上に快適でした。

現地の人に聞くと、つい先週までは30℃近い夏の陽気だったといっていたので、台湾の11月は旅行に良い季節なのでしょう。

12月から1月になると結構寒くて雨が多いので服装に注意が必要なようです。