こんばんは。
いつもありがとうございます。
途中まで書いていたのに消えてしまいまして(T_T)
飛行機のドアについて書いていました。
飛行機のドアはそもそもどういう仕組なのか??
実は出入り口よりも「少しだけ大きく」作られています。
なので、「内側から外側に閉まる」ようになっています。
そして巡航中は「内側から外側に向かって圧力」がかかっています。
機内が与圧されていて、機外より機内のほうが「気圧が高い」状態です。
与圧による「ロック」がかかっている、という状態ですね。
よって巡航中にドアが開くことはありません。
ではなぜ今回開いてしまったのか?
着陸間際は、機内外の気圧差がほぼ「ゼロ」なんです。
よって手動で非常口ドアロックを解除すると、もう一つのロックである「気圧差ロック」が働かず、開いてしまったんですね。
しかしながら、「更にもう一つのロック」がある飛行機もあります。
地上以外は更にもう一つのロックがかかっていて、今回のような「迷惑旅客」が非常口ドアを開けられないようになっている機種もあるんです。
今回の機種にはありませんでしたね。。。
飛行機のドアは「簡単に開けられる」ことが求められますが、それと同時に「簡単に開けられては困る」ものでもあります。
なんだか矛盾してますけど・・
全てはお客様の「安全意識」にかかっているのが現状ですね。
このブログを読んで下さっている皆さんは、離陸前の「安全のビデオ」あるいは「デモ」をしっかりと見ていただいて、緊急時にはどのように動くべきか、各々が考える機会を持って頂ければ幸いです。
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