《WBC世界Sミドル級暫定TM〜ベナビデスVS.アンドラーデ戦ほか世界戦》米国/No.1415 | ◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆
《WBC世界Sミドル級暫定TM〜ベナビデスVS.アンドラーデ戦ほか世界戦》米国/No.1415 | ◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆

◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆

ボクシングの一寸先は闇だが一瞬にして栄光を掴む!

★ ★ ★ 🖥 PC版でご覧ください!★ ★ ★

《WBC世界Sミドル級暫定タイトルマッチ》
ーundercardー
《ミドル級ノンタイトル10回戦》
《IBF世界Sライト級タイトルマッチ》
《WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ》

開催日:11月25日(日本時間26日)
開催地/会場:米国ネバダ州ラスベガス地区パラダイス/ミケロブ・ウルトラ・アリーナ




WBC世界Sミドル級暫定王者
デビッド・ベナビデス(26=O/USA)
VS.
WBC世界Sミドル級5位・元2階級制覇王者
デメトリアス・アンドラーデ(35=S/USA)


〈試合経過〉
序盤戦の2回、サウスポーで3階級制覇を狙うアンドラーデがボディー攻めから左右連打でベナビデスを攻め立て好調な出だし。しかし、強打を秘めるベナビデスも徐々に高速左右が機能し始める。
4回、ベナビデスがボディー攻めで流れを掴むと終了間際に強烈右フックが炸裂してアンドラーデはたまらずダウン。この回アンドラーデはゴングに救われた。
5回、ベナビデスがパワー全開の左右連打に晒されたアンドラーデは防戦一方も耐える。インターバルではアンドラーデがドクターチェックも6回続行に応じる。開始されるとベナビデスの右アッパーから左フックを浴びたアンドラーデはダウン寸前も執念でゴングに逃げ込んだ。しかし、迎えた7回開始直前にアンドラーデ陣営が棄権を申し出て試合終了となった。

ーTKO・6回3分00秒終了ー

ベナビデスがWBC世界Sミドル級暫定王座の2度目防衛に成功した。これで4団体同級王座に君臨するサウル"カネロ"アルバレス(メキシコ)との対決が濃厚となってきました。
WBC団体は対戦を義務付けしていることから来年度中には実現するでしょう。想像もつかないほど激戦になること間違いなしでベナビデスの挑戦が楽しみです。

元2階級制覇王者のアンドラーデは暫定王座ながら3階級目制覇を目指したが、失敗に終わった。対戦前には技巧では申し分ないが、打撃パワーでは劣ると予想していたが、結果的にそうなってしまった。まあ、再三左右強打を真面に浴びては止められても仕方ないでしょう。続けていれば無惨なノックアウト負けは避けられなかったはず。果たしてアンドラーデは豪腕パンチャーの多いSミドル級で続行するのか・・・



(Photos by fightnews.com)

それではベナビデスの強打が爆発して元2階級制覇者で無敗のアンドラーデからダウンを奪って6回ストップ勝ちしたシーンをどうぞ!(3分7秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★デビッド・ベナビデス/28戦28勝(24KO)無敗
★デメトリアス・アンドラーデ/33戦32勝(19KO)1敗




ーundercardー
《ミドル級ノンタイトル10回戦》


WBC世界ミドル級王者
ジャーモール・チャーロ(33=O/USA)
VS.
ミドル級・元WBA世界Sライト級暫定王者
ホセ・ベナビデス(31=O/USA)

〈10回採点結果〉
100ー90(チャーロ)
99ー91(チャーロ)
98ー92(チャーロ)

チャーロが3ー0大差判定勝ち。
WBC団体が長期防衛戦未消化のWBC世界ミドル級王者チャーロに対して大甘処遇と関係者やファンから大批判が出ていた。
今回チャーロはようやくリングに上がり2年5カ月ぶりの復帰戦を白星で飾ったものの当初163ポンド(73,93kg)契約で対戦予定だったが、1,63kgオーバーのままで挙行された。次戦の防衛戦で体重を作れるのか不安はよぎるが・・・

ホセ・ベナビデス(メインを飾ったデビッドの兄)は勝っていれば当然ミドル級での世界ランクインだったが果たせなかった。
8年前はWBA世界Sライト級の暫定王者となって初防衛後に減量苦で王座を返上。その後は階級を上げWBO世界ウェルター級王者のテレンス・クロフォード(米国)に挑戦したが12回TKO負けに終わっている。果たしてミドル級で通用するのか?


(Photos by fightnews.com)

【両選手の戦績】
★ジャーモール・チャーロ/33戦33勝(22KO)無敗
★ホセ・ベナビデスJr./32戦28勝(19KO)3敗1分


ーundercardー
《IBF世界Sライト級タイトルマッチ》


王者サブリエル・マティアス(PUR🇵🇷)VS.IBF同級3位ショージャホン・エルガシェフ(UZB🇺🇿)戦は5回王者マティアスの連打にエルガシェフはダメージを負い6回開始ゴングも棄権。6回2秒のTKO勝ちでマティアスが初防衛に成功した。


(Photos by fightnews.com)

【両選手の戦績】
★サブリエル・マティアス/21戦20勝(20KO)1敗
★ショージャホン・エルガシェフ/24戦23勝(20KO)1敗




ーundercardー
《WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ》


王者エクトル・ルイス・ガルシア(DOM🇩🇴)VS.WBA同級1位レイモント・ローチ(USA🇺🇸)戦は挑戦者ローチが最終回に王者からダウンを奪いスプリットながら12回2ー1の判定勝ちで新王者となった。ガルシアは初防衛に失敗して王座から陥落した。


(Photos by fightnews.com)

【両選手の戦績】
★エクトル・L・ガルシア/21戦16勝(10KO)2敗3NC
★レイモント・ローチ/26戦24勝(9KO)1敗1分