《Sライト級ノンタイトル12回戦》
開催日:12月2日(日本時間3日)
開催地/会場:米国テキサス州ヒューストン/トヨタ・センター
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WBA世界Sライト級4位・WBC7位・IBF8位
ライアン・ガルシア(25=O/USA)
VS.
WBO世界ライト級11位
オスカル・ドゥアルテ(27=O/MEX)
ガルシアKO負けから再起戦をどう戦うか!
今年4月22日(日本時間23日)米ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで136ポンド契約(ライト級リミットより453グラム重い契約)のノンタイトル12回戦が開催された。
ライアン・ガルシアは予てから希望していたWBA世界ライト級正規王者ジャーボンタ・デービスとの対戦が実現した。
ともに無敗同士で両者人気選手とあって注目が集まった。
試合は初回様子見の展開から2回サウスポーのデービスが攻勢を強めた場面でカウンター気味の左フックでガルシアからダウンを奪った。さほどダメージのないガルシアは再開すると立て直していく。その後はガルシアもデービスの左を浴びながら負けじと右強打を打ち込む。しかし、デービスのアグレッシブさに動かされ徐々に攻めが雑になっていくガルシアだった。
迎えた7回、打ち合いから1分過ぎデービスの左ボディーショットがガルシアの脇腹に突き刺さると一瞬間を置き膝を着くダウン。ガルシアは苦悶の表情で立ち上がることが出来ず10カウントを聞いてしまった。デービスの7回1分44秒でのKO勝ちだった。
ガルシアはキャリア初黒星がKO負けとなった。
それでは4月の無冠戦でガルシアがデービスにKO負けを喫したシーンをどうぞ!(2分06秒)
今回、再び無冠戦もSライト級での世界挑戦を目指すガルシアにとって負けは許されない一戦となる。
〈対戦者オスカル・ドゥアルテ〉
オスカル・ドゥアルテは初めて大物との対戦となる。
唯一の黒星は2019年2月9日、WBC米大陸ライト級王座決定戦でアドリアン・エストレラ(メキシコ)と対戦して10回1ー2判定負けに終わって王座獲得ならず。しかし、その後は11連勝全KO中で勢いに乗っている。これまで対戦相手に実力者はいないが左右に強打を秘めていて怖さは十分ありそうだ。
果たして、今回階級上で番狂わせを起こせるか・・・
オスカル・ドゥアルテの直近戦をどうぞ!(2分4秒)
【両選手の戦績】
★ライアン・ガルシア/24戦23勝(19KO)1敗
★オスカル・ドゥアルテ/28戦26勝(21KO)1敗1分