盛岡食いしん爺日記
<音楽が流れます、音量に注意してください。>
花巻市で待合せが二つ。
ひとつ目は花巻市のマチココ編集長のK氏。
久し振りだ。
待合わせ場所は「ミッシングピースでは?」とメールがきた。
好都合だった。
そこから車で数分で次の待合わせの場所に行ける。
ミッシングピースも久し振り。
まだ昼時ならテラス席もよさそうだ。
十分ほど早く着いた。
Scott Hamilton-I Concentrate on You
<音楽が流れます、音量に注意>
店の名の「ミッシングピース」とは、
パズルで足りないピースのことと聞いた。
日常の中で、ふとした時、
「何か足りないような・・・」
そんな気がしたらここで埋めてもらえたら、
という願いをこめたオーナー。
まず、スコーンを買ってからテーブルについた。
有機ルイボスティーとチョコチップのスコーンにした。
ルイボスティーは、何度か飲んでいるし、よく目にする。
でも、どういうお茶なんだろう?
いつのまにか染みついているイメージは身体に優しいお茶。
調べてみた。
南アフリカの山中で採れるマメ科でルイボスという植物。
なんと、ほかでは生息していないそうだ。
昼夜の気温差が30度を超えるという過酷な環境で育つ。
そのため、ミネラルやポリフェノールなどが多く、
不老長寿などのお茶として飲まれていたそうだ。
リラックス、美肌効果など色々な効能がある。
身体を温めるので眠れない夜には、いいらしい。
おまけに新陳代謝の効果も。
そう言えば、10月に退院してから、
床につくとあっという間に眠ってしまう。
入院前は、あんなに眠れない夜が多かったのに。
ほんのりとした甘さが心地良く飲みやすい。
スコーンはバターや白砂糖などを使っていない。
サクサクとして美味しい。
優しい味なので2、3個は軽くいける。
ルイボスティーといい組み合わせだ。
食べ始めているとK氏が来た。
彼は、キッシュと珈琲。
昨年は花巻のまち散歩マガジンを1年間、4号分だけ手伝った。
主に取材し撮影。
今も新たなスタッフと頑張っているようだ。
「МISSING PIECE(ミッシングピース)」のオーナーも
交えて3人で話した。
近頃は週末にイベントなどにも顔を出し、
色々な方との交流を深めたり、
ミッシングピースを知ってもらえたり、
と相変わらず意欲的だ。
子供たちを育てながら、
一人で切り盛りする気持ちいいほどの行動派。
二人で感心した。
2021年の12月のオープン。
コロナ禍でスタートだった。
よく頑張ってきたものだ。
いつ来ても楽しそう。
こちらが元気をもらって帰って来る。
「あっ!」
次の予定の時刻が迫っている。
とりあえず用事を終えたK氏とオーナーに挨拶して店を後にした。
車に乗り込みながら、
「美味しそうなキッシュだつたなあ~」
次に心の何かを埋めに来た時、食べてみよう。
MISSINGPIECE・ミッシングピース
0198-41-3241