盛岡食いしん爺日記
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日を追うごとに元気になってきた。
中華が食べたい気分。
上手い具合にメール。
「元気ですか？体調は？」
「中華が食べたいのです～」と返した。
場所は「城華」に決まり。
店の路の先、すぐ道路を挟んで盛岡城址。
たぶん、それで「城」を店名にしたのだろう。
Johnny Hartman & John Coltrane - You Are Too Beautiful (Bridges of Madison)
城華は2020年の6月24日に開店。
そうそうコロナの始まっていたさなか。
あれから大変な時期に入った。
不安なこともあっただろうが、
頑張ってきて今や人気店。
今宵もメニューを見ながら迷い、中華を楽しもう。
前菜は、三種とトマト。
さあ、いよいよ久し振りの中華料理だ。
メニューを前に悩む。
あれもこれも食べたい。
ハーフサイズも色々あって嬉しい。
毎回のようにアワビの料理も食べたいと迷う。
名残惜しいが、いつも結論は「また食べに来ればいいんだ。」
久しぶりの中華、私には酢豚が欠かせない。
黒酢酢豚もあるが、普通の酢豚にした。
豚肉の旨味、玉ねぎの甘味がいい。
青菜のニンニク風味炒め。
シャキシャキとした触感を楽しむ。
もともとニンニクが好きなのでパクパクと。
おすすめの中から、
「岩手県産牛とピーマンの細切り炒め」をチョイス。
やわらかい牛肉とピーマンなど、野菜とのいいバランス。
噛むのが楽しい。
このあたりから二人とも黙々と食べている。
「麻婆あんかけご飯」の登場。
城華では自家製の豆腐を使い「豆富」と書く。
濃い大豆の味と挽肉いっぱいの餡で、
城華独自の味だと思う。
デザートは杏仁豆富。
滑らかでスッキリして透明感のある杏仁豆富。
柿とよく合う。
美味しい～
一緒の人がこちらを見て言った。
「来てよかった～」
私も頷いた。
美味しいものは心豊かになる。
まさに「豆富」だと思った夜。
昔だったら飲みに出かけるところ。
しばらく自重しているが、近頃は飲まなくても楽しめる。
会計しながら城華のご夫婦と少し話すのも恒例。
「美味しかった」というより「ありがとうございます。」と言いたくなる。
外は冷え込んでいたがなんのその。
互いの健康維持を言い合って解散。
盛岡市菜園にある「城華」
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