車検落ちました
原因は貼り付けウインカーでもなく、チェックランプでもなく、光軸と光量不足です。
ユーザー車検界隈では悪名高い光軸テストですが、幾分は過信があったとはいえ落ちるとは思っていませんでした。
次の休みは一週間先なので、仮ナンバー発行で収めた税金は無駄になりました。
テスター屋さんにも見せたのですが、縦方向の調整ねじを回しても光軸が動かないとのことで、その後限定車検証を発行してもらい二週間の猶予を与えてもらったのですが、車検切れの型落ち外車に公道を走る権利はなく、3回目の仮ナン申請をしなければなりません。1発行で750円程度の出費ですが、発行するのに受付も併せて1時間程度必要なのでめちゃくちゃだるいんですよね。車検は満期になる前に何とかしましょう。
最低でも1月前には車検に出すようにしないとほんとに間に合いませんよ。
2週間の間に原因究明と修理をしなければ、車検の手続きは一からやり直しです。自賠責保険の期間も無駄に消費してしまうので早いに越したことはありませんが、残念ながら無職ではないので触れる時間は限られています。
思いつく限りの原因をあぶりだします。・・・そうだ!フロントフォークの突き出し量。フォークオイルの交換や、ステムベアリングの交換など数回の脱着を行っており、突き出し量を変えたりしていました。多少の変更程度では光軸の狂いは調整で何とかなるはずですが、前述のとおり調整に難があるため、突き出し量を規定値の245mmに戻してみます。
マニュアルではロアブラケット上部からフォーク先端までの寸法が記載されていますが、アッパーの凸部までちょうど240mmのため突き出し量は5mmということです。
足回りの調整はこれで完成です。フロントの足回りはカウルを外さなくても分解できるので非常にやりやすいです。ところが結局ばらすはめになるのですが、次はバルブの交換です。
光量で落ちたので、PIAAの高効率バルブを捨て、マツシマのバルブに交換します。変に高効率バルブやLEDに手を出さずノーマルバルブで勝負に出ます。
前回のPIAAのバルブを交換したときにも苦戦したのですが、クリップを固定している突起の一部が欠けており、ビスの隙間からクリップが取れてしまいます。応急的に適当な大きさのワッシャーを挟んで取れないようにしました。その処置のため結局ヘッドライトを取り外すことに。なのでカウルも取り外しました。
ヘッドライト単体にして点検したところ、妙な違和感がありました。
一つは異物の転がる音、クリップの根元の突起が折れて転がってる音だと思います。これも問題ですが、もう一つはリフレクターがグラグラと動くということ。普通リフレクターは光軸調整ねじによって支えられた状態なので、カタカタ揺れ動くことはないはずです。また、上下の光軸調整のねじには上からレバーがかぶさっており、一人乗りの時と、二人乗りは積載した時に光軸を切り替える簡易的なレベライザーがあるのですが、この動きもちょっと変で、硬かったり柔らかかったり、抑えのバネが浮いて中途半端な位置で止まったりします。何が言いたいかというとヘッドライトユニットが壊れているんです。
ヘッドライトユニットは爪のようなもので止まっているだけかと思いきや、どうも接着剤のようなもので密着されていて、XZ400みたいに分解できる構造ではなく、中を見ることができません。下に穴をあけて中にアクセスできるようにしてもいいのですが、冒頭のとおり時間がないので、ここはもう一つヘッドライトを準備し、先にやるべきことをやってからゆっくり調べようと思います。
しかしタイヤも交換しないといけないのに、どうして出費がかさむのだろう・・・。