ハセツネ2023 ① | KaSoランブログ
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細く、長く、マラソンを続けていきたい。
大会に参加するのも好きで、今後のための備忘録ブログです。

今年で3度目の出場となる、ハセツネ。

 

3度目ともなれば何となくコースも覚えていて、

レース運びも俯瞰で捉えることができてくる。

 

抑えるところは抑え、攻めるところは攻める。

そうやって、昨年度の記録を上回れるように走った結果・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じになりました(爆

 

 

足首捻挫です。

昨年7月に捻った足を、またやってしまいました。

 

こけた瞬間「やばい!」と思いました。

しかし、何とか走れそうだったので、レース復帰。

フィニッシュ後に確認すると、えらい腫れ様にビビりました(汗

 

休み明けに治療院へ。

ガチガチにギプスで固定され、全治3週間とのこと。

これで、月末の金沢マラソンはDNSです(涙

 

 

 

こんな状態でしたが、ひとまず完走出来たことは、素直に嬉しい。

しかも、昨年度の記録を更新することができました。

 

足首捻りつつ、暗い山中をライト一つで彷徨うレース。

そんな感じのレポートでございます(笑

 

 

 

 

【ハセツネレポ ~Start】

 

繰り返しですが、今年で3度目のハセツネ。

 

1回目は2018年、異常な真夏日でのレース。

 

2回目は2022年、雨と泥と低気温のレース。

何れも、まともな条件に程遠い。

 

もっと普通にハセツネを走りたい!

そんな願望を込めて、今年も懲りずに参戦。

 

果たして当日の天候は・・・・・・ばっちりの雨予報でした(大泣

 

 

 

自分の運の無さに嘆きつつ、雨対策を含めた準備を始めます。

今回の装備は、次の通り。

【シューズ】

 TNF Vectiv Enduris

【上半身】

 Finetrack ドライレイヤークールタンクトップ

 adidas シングレット

 cw-X アームカバー

【下半身】

 TNF フライウェイトスピードベリーショーツ

 cw-X コアモデル

【レインウェア】

 TNF ストライクトレイルフーディ上下

【ザック】

 TNF TR-10

【アクセサリ】

 キャップ

 サングラス(調光)

 TNF フィンガーレスTRグローブ

【補強】

 New-HALE Vテープ(膝関節サポート)

 New-HALE Iテープ(前腿・ハムストリングスサポート)

 アクションテックステーピング(足首捻挫保護)

【水分】

 Hydrapakハイドレーション1.5L・水

 Hydrapakソフトフラスク500mL・水1本・麦茶1本

【補給食】

 Mag-Onレモン4個・青ミカン4個・梅2個

 MEDALISTアップルハニー4個

【ライト】

 PETZL nao+(ヘッド用)

 ブラックダイヤモンド ストーム(腰用)

【その他装備品】

 救急キット

 簡易トイレ

 エマージェンシーシート

 着替えのTシャツ

 タオル

 単4充電池8本(ブラックダイヤモンド用)

 モバイルバッテリー(スマホ用)

 行動表

 ココヘリ(必携装備)

 

連日の真夏日から一転、気温が大幅に下がるとの予報。

寒さ対策を含めた雨装備を考えました。

 

私は真冬のレースもシングレット一枚。

しかし、夜間の寒い山中を考えると、袖アリにするべきか?

 

悩みつつも、結局シングレット&ザックの裸の大将スタイルに決定。

ただし、下にはドライインナーを着用。

そして、アームカバーで体温調整。

さらに、雨が降り出したらレインウェアを着る計画としました。

 

レインは、どんなに寒くても上しか来ません。

下も持っていきますが、非常用です。

 

そして、どうしても寒くなった時の為に、Tシャツをザックに入れました。

タオルと合わせて、ジップロックにいれて防水保護。

 

 

 

もう1点の悩みは、水分量。

 

ハセツネは71.5kmという距離に対し、エイドは1カ所だけ。

しかも水orポカリを1.5Lしか貰えない。

時代に逆行するようなストイックさです。

 

全行程を考え、普通ならば3L以上は持ちたい所。

しかし、気温が上がらないなら、それほど必要無い?

しかし、水分不足から熱中症で倒れたりしたら…。

 

そこで思い出したのが、昨年のハセツネ。

やはり雨で気温が低かった。

3L持って走った結果、フィニッシュ時には1.5Lほどが余っていました。

(月夜見で1.5L貰った上で)

 

ならばと考え、今回は2.5Lに減量。

内訳は、水が2Lに麦茶が500mLです。

 

自分は疲れてくると、甘いポカリなどは気持ち悪くなります。

なのでマラソンもトレイルも、給水は全て水です。

しかし、今回は長丁場のレース。

味に変化を付けるため、一部を麦茶にしてみました(笑

 

 

 

補給は、1時間に1個のMag-On。

これまで、エネルギー不足になったことはありません。

 

ライトの電池は、全て新調。

使い古しの充電池は、山中ではビックリするほど暗いです。

交換時に分かりやすくなるよう、シールを貼って区別。

 

個人的に重要なのが、行動表。

各ポイントまでの距離と標高。

そして今年は、昨年度の自己記録を併記。

前年の記録を参考にしながら、進むことができます。

 

そして、今回から必携装備のココヘリ。

年会費無料キャンペーンに釣られ、自前で調達しました(笑

 

 

 

 

 

 

以上の装備を揃え、10月8日(日)いざ決戦の地へ。

 

電車を乗り継ぎ、武蔵五日市に到着したのは10時前。

電車の中は、いかにもな格好のランナーばかり(笑

一般のお客さんは戸惑ったことでしょう。

 

駅から歩いて10分、会場の五日市会館へ到着。

受付でゼッケンと参加賞を貰う。

 

と、ゼッケンの中にココヘリが入っている??

どうやら勘違いして、エントリー時に申し込みしていた様子。

折角なので、自前のモノと貸与されたモノの2台体制で走ります(笑

 

ちなみに、参加賞は昨年度に続き「ハセツネカップ」(笑

今年はシェラカップでした。

 

 

 

受付後は、着替えへ。

ゼッケンごとに割り振られている更衣仮眠スペース。

今年は一番遠いFグループでした(泣

 

私が入った時点では、まだスカスカの体育館。

しかし壁際は埋まっていたので、その周辺に陣取る。

 

マットを敷き、装備の確認。

それが終了したところで横になり、1時間ほどの仮眠。

会場では出展ブースなどもありましたが、

これから一晩中走ることを考え、ひたすら体力温存です。

 

 

 

 

目が覚めると、スカスカだった体育館は満員御礼。

多くのランナーが準備を進めています。

私も前述の装備を身に着け、スタート地点向かいました。

 

スタート地点は、五日市中学校グラウンド。

そこに、ゼッケンの色ごとに整列していく。

私は3ブロック目のピンクゼッケン。

 

昨年度までは自己申告の完走予定時間で並んでいました。

しかし、今年はパフォーマンスインデックスの高い順に、ブロック分けされているらしい。

つまり、周囲の人たちはほぼ同じレベルの走力。

そういった意味では、こちらの方が公正で安全だと思いました。

 

が、周囲を見渡せば、ごつい脚に速そうな人ばかり。

こんな中に自分がいていいのか…(涙

 

気後れしそうになる心を落ち着かせ、集中する。

周囲に巻き込まれ、速いペースで進めば、自滅するだけです。

周りに気を取られてはいけない。

序盤は自分のペースで走るべし。

 

やがて、スタート時刻が迫てくる。

ブロックごとに、位置に着く。

 

仲間とハイタッチをするランナー。

深呼吸をし、静かに待つランナー。

それぞれの気持ちが交じり合い、徐々にボルテージが上がってくる。

 

気分が高揚してくる。

しかし、自分は自分の走りをするだけ。

その中で、楽しむことができれば、それで十分です。

 

 

13:00、スタートの号砲が鳴りました。

 

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