母の同じ話 | 認知症の二人を見送って
母の同じ話 | 認知症の二人を見送って

認知症の二人を見送って

認知症の父母が亡くなり、いろいろなことがありました。順序だてではありませんが、どんなことがあったか、認知症というものがどんなものかということを知っていただければと書いていきます。

母も同じ話が多かったです。

でもね。それが、だんだんと作り話になっていくんです。

話しの内容がおかしいんですが、普通の人が聞くと特におかしい点はないんです。

何しろ、この作り話が本当のように聞こえるんです。

ですので父が特養に入った時なんか、私がすごく悪者になり、父は、遠くへ行ってしまった。

娘が遠い所の特養に入れてしまったと。

しかし、父の入った特養、ここは、母でも行けてそんなに遠くはない場所でした。

そして、母の友達には、なぜ、遠くに入れたの?といわれることもしばしば。

近い所の特養にお父さんを移せないの?という電話まで。

そして、母は、父の所へは、一緒に行こうよといっても行かなかったし。

その後、父の所へ母がショートステイで入ることも決まると。

その時は、喜んでいましたが。

しかし、こんなこともあったんです。ショートステイの期間が事情があり、伸びたことがあったんです。

すると母から私に怒りの電話が。

なぜ、私は、家に帰れないんだと。

こちらもびっくり。

施設側も今、空いているので少しショートステイを伸ばした方がお父さんたちも喜ぶでしょうと言われ、決定したことだったので。

あんなにも一人暮らしを気にして父のことも気にしていた母だったのでこの時ほどびっくりしました。

ショートステイの期間が少し長くなったことは、覚えていたんだと。

この時、すごく不思議に思いました。

話しは、同じでも変なつじつま合わせの話が多い母でした。

 

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