プレミア12 侍ジャパン 快進撃
予選ラウンドを全勝で通過し
スーパーランドでも
米国、ベネゼエラの強敵を倒し
今日の台湾戦を待つまでもなく、優勝決定戦出場が決まった
今回のメンバー発表の折に
日本の野球の将来を担える人材を中心に編成したと語っていた
私が知っているのは、WBC優勝メンバーで活躍した、源田と牧くらい
後は一年を通してほとんど見ていないプロ野球だから・・・
選ばれた若手の存在や実績は知る由もなかった
このメンバーで勝てるのかな?
ホームランを量産できる強打者は?
海外の強力打線を相手に、大丈夫なのかな?
杞憂を持ちながら全試合を見て来た
驚くべきことに、あれよあれよと言うばかりに、勝ち進んだ
それも、ベンチの一体感が凄い・・・
あたかもワールドシリーズを勝ち抜いた、ドジャースの様な、
結束力の強いチームが目の前で、見事な戦いを貫いた
ラインナップを見ると上位打線も、若手中心メンバー
牧や源田は、後方から若手を支えながら、存在感を発揮していた
ベンチでは、どっしりと構えて戦況を冷静に見つめる井端監督
ただ一度だけ、牧が満塁ホームランを打った時には・・・
「よっしゃー」という声が聞けそうなほど、何か叫んでいた
沈着冷静に、適材適所に駒を配置し、
選手たちに全幅の信頼を寄せながら
見事に彼らの力を引き出していた
昔から、野球はピッチャー次第
ピッチャーが良ければ、強力打線も抑えられる
そう言われてきて、この目でその事実も長年見て来たが・・・
そこは国際試合の難しい処・・・
そう簡単には行くまいと思っていた
ピッチャー陣には、戸郷、大勢、高橋、伊藤などのWBC活躍組
他の三分の2近くが、生きのいい、若手ばかりが選考されていた
井端監督は、NBPのビッグネームには頼らない、
今活躍中の、生きのいい若手を沢山選んだ
どの国の試合にだれを先発させるか?
それらも、真に、びしっと決まった好成績を残した
日本チームは、
国際試合で、
20をはるかに超える連勝を続けていると聞く
その重責と大役を、監督選手スタッフ一同見事に受け止め・・・
より一層自信を深めて戦っている姿は見事
今日の台湾戦は消化ゲーム
台湾は先発変更等、最後の決勝戦に備えて、戦力ダウン
日本も先発メンバー固定でなく、
全員の出場機会を与えながら・・・
きっと連勝記録を、止めるような試合はやらないであろう
井端監督の、勝利をおさめるための表現力は、素晴らしい
是非にも世界一を、また勝ち取って欲しいものである
目を凝らして、応援し続けるとしよう