こんにちは~!
いつの間にか、10月の下旬になり秋の気配が色濃くなってきました。
朝晩なんて秋どころか、冬の寒さですよ!
今週も風邪の患者さんが多いかな~と予想しております。
さて、今回のお題は私にとって面白くないというか、大変に困った話題です。
文字通り、「生薬が大幅に値上げになりま~す」という話なんですが、まさかここまで上げてくるとは・・・
先ほど、新旧の生薬価格表を見比べて計算していたのですが、20~30%値上げの品目が多いですかね。
中には倍近く値上げになっている生薬もありました。
今回は価格据え置きの生薬もありますが、それらは去年に値上げしたものばかりだという・・・
値上げの原因は、昨今の原油高だったり、中国との関係だったりと様々ですが困ったものです。
こんなに高くては世間の漢方薬局の先生方も値上げを考えるのかなぁ?
うちの店は幸いにして田舎の越谷にあるのでテナント料は安いし、私一人でやっているので人件費もそんなにかからないので現状維持でやっていくつもりですけど・・・
値上げの件はいいとして、私が今一番心配しているのは「漢方薬自体が不足にならないでしょうね」問題です。
コロナ以降、風邪薬、咳止めの漢方が不足し、製造ライン不足でそれ以外の漢方も不足し・・・という負の連鎖に陥ったままです。
今年の6月には出荷調整は解消されるはずだったのですが、10月になった今現在も出荷調整は継続中ですね~
昨日はジェネリックの大手である沢井製薬の不正がニュースになっておりました。
何でも、胃薬を充填するカプセルに問題があったとか・・・
これは咳止めの場合と同じく、胃薬が不足するのでは?と戦々恐々としております。
何故かって西洋薬の胃薬がなくなると、「漢方の胃薬でも使うか・・・」と咳止め不足の時と同じことが起きそうですからね。
六君子湯とか不足しないといいなあ・・・
このご時世、漢方薬局を経営するのも一苦労ですね。
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