こんにちは~!
今年の猛暑はかなりヤバかったですけど、さすがに10月に入ると涼しくなりますね。
38度超えを連発していた越谷も、10月になってからは過ごしやすくなりました。
夏の間は熱中症の患者さんが多かったですが、もう落ち着きましたね~
しかしながら、猛暑関連の患者さんが全くなくなった訳ではありません。
涼しくなった今になってジワジワと症状が出る方もいらっしゃいます。
それは、「水毒」由来の患者さんです。
「水毒」という病名ではありません。
水は人間にとって必要不可欠なものですが、体内に余分な水が溜まりすぎて、様々な不調が出ることを水毒と言います。
何事も過ぎたるは猶及ばざるが如しということですね。
さて、なぜこの時期に水毒の患者さんが多く来局されているかというと、ズバリ猛暑のせいです。
テレビのニュースや情報番組で、
「熱中症にならないために、咽喉が渇いてなくてもこまめに水分を摂りましょう!」
と、さかんに言っていましたからね~
それを信じたうちのお店の患者さん達がせっせと水を飲んでいたために、水毒症状が出てしまったのです。
「一日でどれくらい水を飲んでいたんですか???」
と伺うと、定説の「1日2リットル」どころか、「1日3リットル」とか「4リットル」がザラでした。
最高は「1日5リットル」だったかな?
そんなに飲んでたら、そりゃ水毒にもなるでしょう。
体内に余分な水が溜まっている目安として、東洋医学では「舌診」で「舌の大きさはどうか?」「舌に歯形がついているか?」を診ます。
(歯根舌といいます)
7~9月まで水を大量に飲んでいたのですから、舌を診るとクッキリと歯形がついている患者さんばかりです。
ここまで、クッキリした歯根舌って初めて診たかも・・・
水毒によって引き起こされる症状は様々ですが、今年はダントツで胃腸症状が多かったですね~
水は大切ですが、くれぐれも飲みすぎには注意しましょう。
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