最近「季節性情動障害」にストレス反応がある方が続いています。
晩秋から冬になると気分が落ち込んだり、意欲がわかなくなったり・・
症状は「うつ」に似ていますが、食欲不振や不眠になる「うつ」とは違います。
食欲が増したり、たっぷり寝ているのに昼間眠いという「過眠」になったりするのは
「冬季うつ」または「季節性情動障害」かもしれません。
「ウインターブルー」ともいわれます。
とくに炭水化物や甘い物、チョコレートなどが無性にほしくなったりするようです。
2~3年ぶりでこられたAさんもそのひとり。
「糖は以前施術していただいたのですが、最近甘いものが食べたくていっぱい食べてしまうんです」と。
センソリセラピーでストレスチェックをしてみると「糖」は大丈夫でしたが
「刺激」のカテゴリーの「季節性情動障害」の反応が優先順位一位です!
センソリセラピーでは「季節性情動障害」を刺激による過敏症だととらえているのです。
気圧や寒暖差などもそうですが 一種の気象病です。
「季節性情動障害」は日照時間の少ない秋冬に上記のような症状が現れ、春になると自然に治ってしまいます。
日照時間が少ないと、セロトニンが作られる量が減ってしまうのが原因といわれています。
セロトニンが不足すると慢性的ストレスや疲労、イライラ、向上心の低下、仕事への意欲低下、協調性の欠如、うつ症状、不眠、過眠、気分の落ち込みなどの症状がでます。
セロトニンを原料として作られるメラトニンも不足しますと、
メラトニンは睡眠や覚醒リズム、、季節のリズムといった概日リズム(サーカディアンリズム)を調整する作用があるので、これらがうまくいかなくなる可能性があります。
センソリセラピーで「季節性情動障害」の施術を進めていくと
関連した項目として「暗さ」「曇りの日の日光」「夕方」「雨の日の大気」「季節の変化」「メラトニン」などがあがってきます。
なんとなく物悲しい、寂しい気分になるのは、身の回りの気象の変化によるものが大きいらしい・・
秋冬になったら過食や過眠になるのは、まるでこれから冬眠するクマやリスのようですね。
人間にもこの感覚が残っていて、それをまだ持っている方が 敏感にこの季節の太陽の光に反応しているのでは?と思ってしまうこの頃です。
季節性情動障害は「うつ病」ではないので病院へ行って薬をもらっても治らないばかりか、薬でかえって身体を傷めてしまう事もあります。
センソリセラピーにご相談くださいね。
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