最近水虫にすこぶる効くという薬の広告がネットにあった。それを見て自分流の水虫対策もよく効くぞと思った。
自分流の水虫対策は温泉によくある湯ノ花を使うこと。それは硫黄分を含んだ、湯に融けると乳白色に混濁するものだ。それは風呂の湯船に使いたいのだが湯船に使うと追い焚きの配管に湯ノ花がこびりついてしまうから湯船では使えない。そこで考えたのが、風呂掃除に使うビニール製の様な靴だ。百円ショップで一足買ってきて、その靴の中にお湯を入れて硫黄分の入っている湯ノ花を適量溶かし、その白く混濁したお湯に足を浸ける。暫く浸けた状態でパソコンを操作したりして、風呂に入ったと同じ時間がたったら足をあげる。それを何日か繰り返す。要するに毎日の全身入浴のように足湯をするわけだ。 すると何日か経つとすっかり水虫はなくなった。それで足湯を卒業になるのだが、ただこれをすると二度と水虫にはならないというわけではない。忘れたころにまた足の指の間が痒くなってくる。見るとまた水虫になっている。それでもまあ落ち着いたもので、どれどれまた来たかと言うわけで足湯を始める。するとまた水虫はいなくなる。
これが水虫との自分流の付き合い方。
試した湯ノ花は全国二箇所の湯ノ花だが、硫黄泉の湯ノ花なら何処でもいいかもしれないが何とも言えない。
但しこの方法が万民に効くかどうかは知るところではない。