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耐えて耐えて掴んだ2勝目🏆#河本結(@Yk5472) がウィニングパットを沈め、5年ぶりとなるJLPGAツアー優勝を果たしました🎉
— 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) (@JLPGA_official) August 11, 2024
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優勝した #河本結(@Yk5472) 選手からファンのみなさまへメッセージです💌#NEC軽井沢72ゴルフ 🏆#JLPGA pic.twitter.com/CBljns2HCp
— 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) (@JLPGA_official) August 11, 2024
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🎙️「5年間、2勝目を挙げるまでいろんな時間がありましたけど、全て含めて今の自分をつくってくれたと思います」
— 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) (@JLPGA_official) August 11, 2024
5年ぶりのJLPGAツアー勝利を掴んだ #河本結(@Yk5472) の優勝スピーチ🗣️
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ハイライト映像】河本結(25)5年ぶり万感の復活優勝「苦しい思いがたくさんあったから今の自分がある」 【NEC軽井沢72ゴルフ最終
河本結、逃げ切りで5年ぶりV 政田夢乃、堀琴音、小祝さくらが2位 / LPGAツアー
2024-08-11 14:30
国内女子ツアーのNEC軽井沢72ゴルフトーナメントは11日、長野県の軽井沢72ゴルフ北コース(6,685ヤード・パー72)で最終ラウンドが行われ、単独首位から出た河本結は「73」と落とすも、通算11アンダーで2019年アクサレディス in 宮崎以来のツアー通算2勝目を手にした。
通算10アンダー2位タイに政田夢乃、堀琴音、小祝さくら、通算8アンダー単独5位に尾関彩美悠、通算7アンダー6位タイに2週連続優勝を狙った竹田麗央、佐久間朱莉、高橋彩華、笠りつ子が入った。
原英莉花、岩井明愛、NEC所属の安田祐香は通算6アンダー10位タイ、鈴木愛、上田桃子は通算4アンダー21位タイ、昨年チャンピオンの菅沼菜々は通算2アンダー30位タイ、岩井千怜は通算1オーバー44位タイとなった。
【Round3】河本結が待望の5年ぶりツアー2勝目!ハイライト|NEC軽井沢72ゴルフトーナメント
JLPGAツアー2024シーズン第22戦『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』(賞金総額1億円/優勝賞金1,800万円)大会最終日が8月11日、長野県軽井沢町・軽井沢72ゴルフ北コース(6,685ヤード/パー72)で行われ、河本 結が通算11アンダーで今季初優勝、ツアー通算2勝目を飾った。1打差の通算10アンダー、2位に堀琴音、政田夢乃、小祝さくらの3人が入った。
(天候:晴れ 気温:27.0℃ 風速:3.0m/s)
《グリーン=スティンプ:11フィート コンパクション:21~22mm》
前週の北海道meijiカップでは、最終日に66をマークするも、優勝した竹田麗央に1打及ばぬ2位に終わった河本結。今週は最終日をノーバーディー、1ボギーの73とスコアを崩したにもかかわらず、優勝を手にすることができた。
ただ、河本の中には最終日にしっかりスコアを伸ばし切って優勝という理想があるだけに、今一つ納得のいかない勝利ではあったようだ。「最終18番ホールもラインを読み間違えて外してしまったし、バーディーを1個も取れなかったのはメッチャ悔しいです」。しかし、いくつ叩こうが、最終的にスコアボードの一番上に名前を刻んだことに意義がある。実際、第1日、第2日は十分満足のいくゴルフ内容だったし、見事な優勝だったといえるだろう。
18年にプロテストに合格し、ステップ・アップ・ツアーで4勝を挙げて賞金女王に。翌19年はアクサレディス in 宮崎でJLPGAツアー初優勝を飾った河本。20年は米女子ツアーに挑戦したが、途中で断念して帰国。その後も思うような結果を残せず苦しいゴルフが続いた。昨年もメルセデス・ランキング85位に終わったが、今季は優勝こそないものの、トップ10回数で1位となり、メルセデス・ランキングでも上位につけていた。果たして一体何が変わったのだろうか。
「ゴルフに向き合う時間と量です」。そのきっかけとなったのは、母親のひと言だった。QTファイナルステージを終え、帰路につく車の中だった。「こんなに辛い時に何もしてあげられなくてごめんね」と、大号泣したという。その姿を見て、自分のゴルフに対する向き合い方が甘かったなと心底感じた。そして、今年が自分にとっての勝負の年だと強く思ったという。
昨年まではコーチにスイングを見てもらっていたが、シーズンオフからはすべてを自分で行うようにした。「自分でスイングを考え、練習法を見つけ、何が足りないのか、コンディションはどうか、人に頼るのではなく、自分で判断できるようになりました」。今大会を含め、今季からマネージャーを務める緑川ミレイ氏にキャディを頼む回数が増えたが、それもベテランキャディに頼るのではなく、グリーン上やクラブ選択で迷ったときなど、全て自分で判断したい気持ちがあるからだ。
河本自身は生活の100パーセントをゴルフに捧げ、24時間ゴルフのことを考えると語っていたが、それだけストイックに過ごしているからこそ、『勝ちたい』ではなく、『勝つよね』という自信があったという。
5年4カ月ぶりの優勝を達成した河本だが、笑顔を見せたのは黄金世代によるJLPGAツアー50勝目になった話を聞いた瞬間だけだった。この勝利が単なる通過点であり、ゴールはないからだ。「米ツアーに再挑戦したい気持ちもありますし、メジャーにも勝ちたいです。4年後のオリンピックにも出場できればと思います」。一度地獄を見てきた者は強い。河本の逆襲はまだまだこれからだ。
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【優勝直後Q&A】河本結がファンの質問に回答!|NEC軽井沢72ゴルフトーナメント
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◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日(11日)◇軽井沢72G北コース(長野)◇6685yd(パー72)◇晴れ(観衆4000人)
25歳の河本結が5年ぶりの勝利を挙げた。後続に3打差の首位から出て、1ボギーの「73」。通算11アンダーで逃げ切った。2019年「アクサレディス in MIYAZAKI」以来のツアー2勝目。
表彰式のスピーチで「5年間という2勝目を挙げるまでは、すごくいろいろな時間があったが、どれも今の自分を作ってくれたと思う。最終日はバーディを1個も見せられなくて“へたっぴ”だったので、また練習をしてもっともっと盛り上がる優勝争いができるように頑張っていく」と語った。
6打差8位から「68」をマークした政田夢乃、小祝さくら、堀琴音が10アンダー2位で並んだ。政田は17番までに6バーディを重ねて快調に伸ばしていたが、最終18番でセカンドショットを池に入れ、痛恨のダブルボギーを喫した。
8アンダー5位にツアー1勝の尾関彩美悠。原英莉花、笠りつ子、竹田麗央、佐久間朱莉、高橋彩華が7アンダー6位で続いた。
前年大会を制した菅沼菜々は通算2アンダー30位で終えた。
<上位の最終成績>
優勝/-11/河本結
2T/-10/政田夢乃、小祝さくら、堀琴音
5/-8/尾関彩美悠
6T/-7/原英莉花、笠りつ子、竹田麗央、佐久間朱莉、高橋彩華
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最終ホールのダボで優勝を逃した政田
ルーキーイヤーでの初勝利は目の前…のはずだった。単独首位で迎えた最終18番。政田夢乃がアグレッシブに攻めたセカンドショットは無情にも左の池に吸い込まれた。
6打差8位から出たこの日は7番、8番(パー3)、9番(パー5)の3連続などバーディを積み重ね、先輩プロたちとのし烈な優勝争いに食らいついた。17番で上りのバーディパットを決め、単独トップに躍り出る。勝利の女神は、5度目の挑戦でプロテストを合格した新人にほほ笑むように思われた。
最終18番は、大会2日目にティショットを林に入れ、ダブルボギーを打った要所。1打目をフェアウェイに置いた直後、悲劇は起こった。残り150ydから7Iで放った打球は左に逸れて池へ。勝負を決める最終局面で5オン1パット、痛恨のダブルボギー“+2”をたたいた。
悔し涙が流れた。「ピンしか見ていなくて、パーでも良かったんだと思うと右に乗せていれば…」とコースマネジメントを反省。「時間が経つにつれてどんどん悔しさが増した」と1ショットに奥歯をかみ締めた。
とはいえ、6バーディの猛攻で自己ベストとなる2位まで順位を上げた。今季はここまで8試合に出場し、トップ10入りは5月「リゾートトラストレディス」(8位)に続いて2回目。「最初QT147位からスタートして、本当に上出来かなと思います。後半戦に出られるように残りの試合も頑張りたい」。初勝利へ、きょうの涙がきっと糧になる。
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🎙ホールアウト後インタビュー🎙
— 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) (@JLPGA_official) August 11, 2024
🏌️♀️#政田夢乃
🏆POS:2位タイ
📊SCORE:-10
📈TODAY:-4#NEC軽井沢72ゴルフ 🏆|Round3#JLPGA pic.twitter.com/FaCJ5fWaaR
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ボールは特注プロトタイプ 河本結のこだわり強めな優勝セッティング
2024/08/12 16:00
こだわりの詰まった河本結の優勝ギア
◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日(11日)◇軽井沢72G北コース(長野)◇6685yd(パー72)◇晴れ(観衆4000人)
5年ぶりにツアー2勝目を挙げた河本結のクラブセッティングは、ドライバーからボールまで契約を結ぶキャロウェイの製品で統一されている。2019年「アクサレディス」で初優勝を挙げた当時のクラブも1本入る、ギアのこだわりについて語った。
1Wは今年発売の「パラダイム Aiスモーク ◆◆◆MAX」を投入する中で、変わらず使用を続けているのは3UT。2015年モデルの「XR」で、「使う回数が少ないからあんまり劣化しなくて」入れ続けているという。パー5のセカンドショットを刻むシーンで、200yd程度を打ちたい時に握ることが多い。
セッティングを組むうえで大事にしているのはクラブのバランス。重量を加える時にヘッド内部に重りを入れる方法があるが、「重さを変えたいときは、絶対に外(見えるところ)に鉛を貼る」と強調する。「クラブ内で調整しようとすると、バランスポイントが変わっちゃうのがイヤ。同じ200gの鉛でも、ボールの回転が変わる感覚がある」と解説した。
ボールは河本のこだわりが詰まった特注品
ボールは河本専用のプロトタイプで、「40ydのアプローチショットで一番スピンが入るように」設計された。「ピンが手前で30、40ydの微妙なアプローチの時、ふわっと浮かせた球で一番止まったのがそのボールだった」というこだわりの特注品だ。
同社の用具担当者によると、「CHROME TOUR ボール」と「CHROME TOUR X ボール」の間にあたるような性能。2位だった前週の「北海道meijiカップ」最終日でも多くのバーディが獲れたのは「そのボールのおかげ」と感謝した。
河本結のクラブセッティング
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:キャロウェイ パラダイム Aiスモーク ◆◆◆(トリプルダイヤモンド)MAX(9度)
シャフト:藤倉コンポジット SPEEDER NX GREEN(45.5インチ、50g台、SR)
グリップ:パルマックス
フェアウェイウッド:キャロウェイ パラダイム Ai スモーク MAX(3番16.5度)
シャフト:藤倉コンポジット SPEEDER NX GREEN(50g台、S)
ユーティリティ:キャロウェイ XR(3番19度)、キャロウェイ パラダイム Ai スモーク HL(5番24度)
シャフト:藤倉コンポジット MCH
アイアン:キャロウェイ APEX PRO<21年モデル>(5番、6番)、キャロウェイ APEX TCB(7番~PW)
シャフト:日本シャフト NSプロ 850GH neo
ウェッジ:キャロウェイJAWS FORGED(48、52、58度)
シャフト:48度、52度/日本シャフト NSプロ 950GH neo、58度/日本シャフト NSプロ プロトタイプ
パター:オデッセイ WHITE HOT OG ROSSIE S
ボール:キャロウェイ クロムツアー プロトタイプ