悩めないという苦しみ | 囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー
悩めないという苦しみ | 囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

東京池袋の隠れ家的一軒家セラピールーム。公認心理師常駐。インナーチャイルドカードを使って心と対話をする技術を教える活動を通じて、多くの人が幼少期の体験の影響を無自覚に今も受けていると知りました。。それに気づいてもっと自由に生きられるようサポートしています。

悩みがないというのは

幸せだと思いますか?
 

「悩みがないのが悩み」というのは
贅沢な悩みの代名詞のように使われたりもする言葉です。

けれど今日のテーマは

それとは違いう話です。



セラピーに訪れるクライエントさんには
さすがにあまりいないのですが、

セラピストになるための勉強をしにみえる方には、一定の割合で見受けられます。

セラピー技術を習得する際には、
まず自分のことをテーマに練習します。

つまり、自分のリアルな悩み事を何かひとつ挙げて、クライエントとなってその技術を学ぶのです。

こういう時に、
「何も悩みはないのでテーマを思いつきません」
とおっしゃる方がいます。

どんなささやかなことでも構いませんよ、
そんな大きな悩みでなくても。
ちょっと気がかりなことなどでも。
と言っても


「何も思いつかない」とおっしゃり
練習に困る方がいらっしゃるのです。

このような方は

「悩めない苦しみ」を抱えている

可能性があります。


 

もちろん100%がそうだとは言いません。
他の理由がある場合もあるでしょう。

けれど私の経験の中では、
セラピストになるための勉強をしに来る方には、
この「悩めない苦しみ」を抱えている方がわりといらっしゃいます。


「悩めない苦しみ」とは
「悩んでいる自分」に耐えられないために、悩むような状況を事前に回避してしまう状態です。

 

別の言い方をするならば

「悩まないように全力でコントロールしている」のです。

 

サムネイル

悩みなんて事前に回避できるものならした方がいいんじゃない?
と思いますか?



もちろん好き好んで悩む必要はありませんね。
でも、普通に生きていれば、悩むことってあるものです。


悩みが生じることで

自分の本当に気持ちに気づけることもあるし、
 

悩みを誰かに打ち明けることによって

他者から助けられたりすることもあります。

悩むことを事前に回避しようとすればするほど、
自分の本当の気持ちから目を背けてしまうかもしれませんし、
経験したことのないことへのチャレンジはしづらくなります。
 

確実にできると思える範囲内に行動を狭めてしまうでしょう。

限りあるエネルギーを
そのような回避行動に使い切ってしまうと、
それだけで疲れ切ってしまうということもあります。

「悩まないようにコントロールしている」人は
人の助けを得るという感覚を持てず
自力で何でもやらなければと思っている人が多いです。


「困ったときは助けを求めてもいい」
と思えるようになると
安心して困れる=悩めるようになります。

そのための最初の一歩は、
「何でも自分ひとりでやらなければならない」
といつかどこかで決めた自分に気づき、その時の状況に理解を寄せることです。

 

 

サムネイル

自分を発見し、理解する講座を開講中です!
自分一人では難しいと感じる方はぜひ、お越しくださいね。

 

12/8よりスタートします。

詳細はこちらをご覧ください。

下矢印下矢印