実は
リアルタイム踊る大捜査線シリーズ世代で、大変このシリーズを好んでいる(シリーズDVDBOX完備している)旦那に連れられて前編「室井慎次 敗れざる者」を先月観てました…
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前編を観て直ぐにブログにあげなかったのは…
…内容が薄くて何を書いていいのか分からず…書けなかったから。
それでも、久しぶりの踊る大捜査線シリーズに盛り上がっている旦那に連れられて、半ば渋々…後編「室井慎次 生き続ける者」を観てきました。
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前編が何も解決していない現状設定の紹介だけで終ったので、興奮する旦那を尻目に
『もうこんなの映画にする必要ない。踊るなんてオワコンだよ。ドラマでやりゃぁ良かったのに…』と冷徹に観ていましたが…
後編を観終わって…
『ごめんなさーーーーーーい!!私が間違ってましたぁぁぁぁ 』になりました事をお知らせ申し上げます。
(前編はもうプロローグですね。あれはドラマで流してから後編を映画館で…でも良かったとは思いますよ)
全体的に"令和の「北の国から」"テイスト。
もうずっーーーと北の国から。
ギバちゃんが田中邦衛真似して「桜ぁ~」とか言わないかとハラハラするくらい北の国から。
最終的に踊るシリーズ好きの旦那が、
さっきまで泣いていたかと思うと急に矢本くんのエンドロールシーンで声出して笑っていて…情緒がおかしくなっていました。
が、本当に良いお話で観て損ではなかったです。
ただ、愛犬家としましては…
出てくる秋田犬がどう見ても経産婦のメスなのに、
「シンペー」「シンペー」って男の名前で呼ばれてて気になって仕方がなかったです。
出てくるシーン出てくるシーン、オシッコしてるシーンが多いので余計ね…メスやん…と。
他にも色々と『いや、現実ではそれでは済まされんよ』となる突っ込み所はあるんですが…それを上回る北の国からテイストの話の良さ。
私も歳を取ったからか???
個人的には
松下洸平さんの(桜章太郎役の)
「邪悪なものは幸福を壊したがる…今の室井さんは幸せに見えます」
が良かった…良かった。
あのトーンの声と雰囲気は…良かった。
ただね…
もうアラフィフでこれを観てると
『あーーーーー、今から子育てなんてシンド過ぎて無理だよ~』『学校連絡とかどうしてるんやろ。スマホ…😢』
って思う。私が子育てしてた頃もライン連絡とかあったからなぁ…
観客はご年配の方が多かったです。
令和の北の国からでした。
現場からは以上です。
(取って付けたような織田裕二はいらんと思ったけど、踊るシリーズマニアにはあれが良かったらしいっすよ)