ご訪問ありがとうございます花

 

いやぁ、暑いですね泣

 

ここ北海道も暑くて苦しいですあせる

 

 

 

さて、今日は本の話題です

 

青木奈緒 著 『誰が袖わが袖 きものめぐり』

 

 

 

 

 

 

 

著者の青木奈緒さんは

 

あの幸田文さんのお孫さんです

 

そして幸田露伴から数えて

 

親子4代にわたる文筆家でもあります

 

お写真を拝見すると幸田文さんの面影があり

 

きもの好きとしてはイロイロ羨ましい…

 

なんてことまで書き出したら際限なく脱線しそうなので

 

この嫉妬ともいうべき卑しい感情はうっちゃりまして本題へ

 

 

 

 

 

 

 

 

この本は

 

きものが日常着でなくなって久しい現代において

これからのきものがどうなっていくのか?

 

 

という問いを抱いた青木奈緒さんが

 

日本各地の染め人・織り人から最新鋭のデジタル捺染まで

 

きものにかかわる方々をたずね

 

その仕事やきもののこれからをひもとく紀行エッセイです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各章が独立しているのでどこから読んでもOK

 

私はデジタル捺染に興味がありましたので

 

そこから読み始めました

 

きものを着る人の多くが漠然と知りながら、積極的に話そうとしないのが、インクジェットプリンターでつくられたデジタル捺染のきものではないだろうか。

 

書き出しが素晴らしい

 

まさにその通り

 

 

 

デジタル捺染がたくさん存在しているのは知っているし

 

なんだったら私のあのきもの、このきものも

 

もしかしたらデジタル捺染なんじゃないかしらって

 

思ったこともあるけれど……

 

深く考えないようにしてました

 

 

 

知らず知らずのうちに

 

手仕事こそ至高という呪縛

 

私にはあったんだなぁって気づかされる一文です

 

 

 

 

著者は続けます

 

新しい技術にはきっとこれからの可能性もひらけているはずである。それらについてきちんと知識を持った上で判断するなら、着るも着ないも個人の自由だが、知識をともなわずに感覚だけでものを言うのは偏見でしかない。

 

うーーーむ

 

おっしゃる通りでーす 

 

反省

 

よっし

 

インクジェットプリンターによるデジタル捺染について

 

知ってやろうじゃないですか!!

 

 

 

次回につづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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