虫食い楢瘤縮み杢のフライボックスの作成 | 蜂坊主のブログ Bee's Fishing Craft
虫食い楢瘤縮み杢のフライボックスの作成 | 蜂坊主のブログ Bee's Fishing Craft

蜂坊主のブログ Bee's Fishing Craft

ルアー・フライの釣りがメインのブログでしたが
諸事情により殆ど竿を置いたアングラーです。
木工アクセサリーや木工雑貨の製作記事などを最近は、アップしています。

購入して暫く自宅にて乾燥させていた
楢瘤の縮み杢のブロック板に
なんと虫食いが発生してしまっていて
意を決してボックスを作成しました。
虫食い穴にはレジンを封入して作成しました。
サイズは、約L110xW80xH35mm
内部コンパートメントは、約L90xW65xD15mm

コンパートメント内のフォームには
ANGLE(アキスコ)のフォームフライパッチが
ビルトインする様に作成しました。

ブロック板から3個のフライボックスが
作成出来る様にカットして
虫食い状態を確認すると
かなり虫ばまわられていました!
丁寧に虫食い穴のおがくずを除去して
レジンを封入します。
(写真のは緑に着色したエポキシです)
外周をレジン封入して半割りすると
当然ながら中にも虫食い穴が…
更にレジンを封入して
内部コンパートメントを加工します。

内部コンパートメントを加工すると
当然ながら虫食い穴が出てきます。

レジンを封入して
内部コンパートメントを仕上げ
L字ヒンジやネオジム磁石を組み付けて
ボックスを完成させます。

空け口と面取り加工をして
サンドペーパーにて全体を仕上げ
ガラスコーティングして完成です。
三個作成して
一つは、エポキシレジン封入
二つは、シナノアクリエートレジン封入です。
シナノアクリエートレジンとは?
格好付けた呼び名ですが瞬間接着剤です!(笑)
加工する度に虫食い穴のレジン封入に
時間を費やすので
作成時間が倍以上掛かってしまいます。
なので作業時間を短縮する為に
瞬間接着剤封入に変更しました。

取り敢えず自分用にと作成しましたが
ご希望の方が、いらっしゃれば
1つ7000円(フォーム付き)にて販売します。

番外編です。
ブロック板から三個のフライボックスを
切り出した端材でジュエリーボックスも
作成しました!
中のフォームは、食器洗い用のスポンジを
加工しました。
フェルトを丸めて入れようとも思いましたが
縦横どちらでも指輪が収納可能な
縦横に切り込みを入れたスポンジ(フォーム)にしました。
収納のバリエーションは、多いほうが良いと
判断しました。
こちらは、3000円にて販売します。
虫食い穴のレジン封入が無ければ
フライボックス/ジュエリー(リング)ボックス共に倍以上の値段だと思っています。
作業時間は、通常のボックス作成よりも
二倍以上掛かっていますが…

では、また(⌒0⌒)/ね~~!





閲覧注意です!
加工中にこんにちは!(汗)

もう一匹こんにちは!
意を決して加工していなければ
虫食い穴が更に増えていたでしょうね!(汗)
ウッドショックで木材が高騰する前に
送料別で4400円にて購入した楢の瘤材(縮み杢)
もっと早く加工していたら…