鹿角の釣り針型チャームの作成 | 蜂坊主のブログ Bee's Fishing Craft
鹿角の釣り針型チャームの作成 | 蜂坊主のブログ Bee's Fishing Craft

蜂坊主のブログ Bee's Fishing Craft

ルアー・フライの釣りがメインのブログでしたが
諸事情により殆ど竿を置いたアングラーです。
木工アクセサリーや木工雑貨の製作記事などを最近は、アップしています。

鹿角の釣り針型チャームは

作成していましたが

ペンダントヘッド(チャーム)にするには

釣り人ゆえに

どうしてもフッキング(針がかり)しやすい

リアルな形状で作成してしまい

ペンダントヘッドとして

身に付けるには

何かに引っ掛かると危ない物でしたが

以前に、フラダンスをされている方が

ペンダント(ネックレス)として身に付けていた

ウッド(ハワイアンコア)と先端の針部が骨(鯨?)の

チャームを見てから

木で作成しようかとも思っていましたが

やっぱり鹿角で作成したいと

思っていて作成しました。

ハワイアンジュエリーとして販売されている

釣り針型の物を調べると

釣り針の形状から

フックアップ

幸運(ラック)を釣り上げる

運を招く(掴む)

ラッキーアイテム(御守り)の意味合いが

ネットに紹介されていました。

日本では古来より鹿角は

水難避けの御守りにされていますが

釣り針型にすると

更にフックアップの意味合いも

含まれる縁起物に成ります。

以下は、作成の様子です。

鹿角をバンドソーにてスライスして
(写真は、以前にマグネットブローチ用にスライスしていた物で割愛)

ペンダントヘッド(チャーム)として

整形可能かをアウトライン引き
スライスした状態ですので鋸目が有ります。

鋸目をベルトサンダーにて除去
薄物をサンディングの際には

板に貼り付けて研磨切削しています。

コレに気が付くまでは

指も一緒にサンディングしていました!(笑)

鋸目を除去後にディスク部にて
アウトラインを整形します。

改めてアウトラインを卦書き

卓上糸鋸盤にて整形します。
整形前↑   整形後↓

ハンディルーターにドラムを装着して

アウトラインを整形します。
整形前 ↑   整形後↓
面取りもしています。

アイをボール盤にて空けて(写真は、割愛)

ガラスコーティングして

金具を装着して完成です。

金具は、取り敢えず

リングとナスカンスイベルにしました。




形状的には、フッキングしずらい

形状に成っていると思います。

釣り人から見たら

フックアップしない形状で

針先は、丸まっているし

針(フック)としては、駄目な形状です。

キーホルダーやチャームとして使用する際に

引っ掛かりずらい形状に

意図的に整形しましたからね!

完全には、引っ掛からない形状ではないので

使用する際には注意が必要ですが…

そのままの金具でも可能ですが

金具を変更して

ペンダントヘッド(チャーム)としてや

キーホルダーなどとマルチユースに

使用して頂ければと思っています。

このサイズの物は、大きな鹿角が必要ですので

今回は、二個作成出来ましたが

次の作成予定は、有りませんので

作成個数二個の限定商品に成ります。

約3mm径の丸革紐(首紐)を付けて

1500円にて

10月15日に大田原市の

成田山偏照院さんの境内にて開催される

オーガニックマルシェ

はちまるBioマルシェにて販売開始します。

ご入り用の方は、二個しか有りませんので

お早めにお求めくださいませ。m(__)m

では、また(⌒0⌒)/ね~~!


使用機材は
バンドソー
ベルトディスクサンダー
卓上糸鋸盤
ボール盤
ハンディルーター

鹿角の加工時の臭いは

歯医者で歯を削られる臭いがして

結構皆さん嫌がられますが

木材の加工時に出る臭いの方が

私には、嫌な臭いの材が有りますので

鹿角の加工時の臭いは

さほど気にならないです。