今日から、台湾のオイリュトミスト達とのステージリハーサルが始まりました。

12月末のオイリュトミー公演に向けて、週一回みんなと一緒にお稽古です。

 

私が芸術監督を仰せつかったので、以前からやってみたいと思っていたシューベルトのピアノ曲にチャレンジすることにしました。

 

音の流れ、緩急、響きは広がる感じ・或いは凝縮する感じかに耳を傾け、舞台用のコレオグラフィーに落としていきます。これを目安にオイリュトミストに動いてもらい、水のように流れる音楽のメロディーを表現します。

(以下はオイリュトミーの参考動画です:https://youtu.be/AvG4gMLKoHI)

 

目に見えないものを目にみえるようにする、というと

スピ系?と思われるかもしれませんが、音楽のように耳で聴くものに、

私たちは音色、と目で見る色の言葉を使います。

或いは色彩の響き、という表現があるように、目で見る色に、聴覚の表現を使ったり。そんな風に考えていくと、世界の奥深さに触れられる気がして、まるで世界の根源、とでも言いたくなるような不思議な境地に導いてくれる気がします。

 

クリスチャン・ツィメルマン

アルトゥール・ルービンシュタイン

ラド・ルプ

エフゲニー・キーシン

 

今取り組んでいる曲の理解を深めるために、大演奏家達の演奏を聴きましたが、当たり前ですが、みなさんの解釈も本当に人それぞれ。

それぞれの演奏で異なるコレオグラフィーになりそうなくらいです。

そういった様々な体験を重ねることで、体験に厚みを持たせ、本質へと削ぎ落としていき、最後には私たちのピアニストと、私たちのステージグループにぴったりくる作品に仕上げていきます。

 

音楽を身体と心に響かせながら、心に浮かんだ動きを紙に書き散らし、ああでもない、こうでもないと、楽しみながら四苦八苦して、長い道のりを仲間と共に前に進んでいこうと思います。

 

私にとっての真実に辿り着くためのメモ(ほんの一部です)

 

<オイリュトミーの体験と学びへのお誘い in 台湾>

 

台湾にある私たちのオイリュトミー学校では2025年11月11日から新しいクラスをスタートします。また入門クラスや一般クラスも定期的に開催しています。オイリュトミーを通じて、人生がより一層、あなた自身にとって心地よく、愛おしく幸せに満ちたものになるお手伝いができれば幸いです。台湾 3ei 新竹オイリュトミー学校ホームページ https://www.facebook.com/3ei.Eurythmie

 

お問い合わせ  shiori.eurythmy@gmail.com