お菓子作りは計量が面倒そう…
だって1gでも間違えたらダメなんですよね?
これ、生徒さんから意外とよく聞かれます。
何を隠そう、私もこの仕事をするまで
そういうものだと信じていました。
一体誰にそれを習ったのか?
記憶に全くございません・・・w
で、この問いに対する答えを先に申し上げますと🖐️
単なる迷信です。
😆😆
今日は長年の経験からこの迷信について
解明していきます💡
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①先に言っておくと☝️
1g単位で計量が必須な材料も中にはあるよ!
例えば米粉・小麦粉・お砂糖・バターなんかは
1〜2g間違えたところで・・・
失敗することはありません🫶
たまにレシピで「砂糖52g」なんて記載があると、
え?!これ50gじゃダメなの?って思いますよね😂
・・・なんなら私もそんな記載をする時があります🥺
もちろん、守って作ってもらえたら
最強に美味しくなるお約束ができます。
ですが、砂糖52gを50gにしたところで
失敗するなんてことはありません。
これはあくまでも作り手が最も美味しいと感じた
グラムの記載。言い換えれば自己満みたいなもの。笑
ただ、粉の中で唯一計量を1g単位で守らないと
いけないものがあってそれはズバリ!
ベーキングパウダー。
膨らむ力を持っている食材ですが、
ケーキやクッキーで使う量がそもそも少ない。
ただ、少ない量で食感や味わいに大きな影響を
与える食材なのでこれだけは記載通り!
しっかり守ってくださいね。
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②お菓子作りが失敗する理由は
計量1gよりもむしろこっち!
◆混ぜ方が間違っている🙅♀️
実はお菓子作りを左右する最大の要因は
「混ぜ方にある」と言われています。
どうして同じ空間で同じ材料で作ってるのに
仕上がりが若干違うんだろう?
先生の作るものはどうしてどこかちょっと
違うんですか??
こんな疑問も時に聞かれますが、
その答えが「混ぜ方」なのです。
お菓子作りのみならずお料理は、
油脂と水分をしっかり乳化させることで
美味しい仕上がりになります😊
プロはこの見極めが上手なんですね。
また、小麦粉と米粉では混ぜて良い
回数が全く違うのでそれも知らないと
失敗の原因になりやすいですね💦
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◆生地を触り過ぎている🙅♀️
よくあるのは生地の触り過ぎ。
これもお菓子が美味しくなくなって
しまう大きな原因ですね。
触るというのはクッキー生地など
直接手でこねる作業はもちろん、
泡立て器で触れている
(つまり混ぜ過ぎ)も含みます。
例えばバターを使ったクッキー生地は
手で触れている時間が長いと体温で
バターが溶け始めてしまいます。
結果、分離を起こして生地が固くなって
しまったり焼き縮みを起こしたりね。
「これで大丈夫かな・・・?」と
慣れないうちは不安になりますが、
触り過ぎないこと、またあまり時間をかけず
サクサクと作業をしていくことが大切❤️
スピードはいきなり早くはなりませんが、
お菓子作りはやればやるほど必ず
上達しますからそうなると自然と
作るスピードも上がっていきますよ。
ご参考までに!
また更新します。
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