皆さん、こんにちは。

 

 

私は、今福岡の天神のスタバでこれを書いています。

 


スタバの目の前にはApple Storeが。



これから幼稚園で保護者向け講演会です。

 

 

今の園児たちが中高生になっている10年後、今とは別世界になっていると思われます。

 

 

何しろ、今から10年前はまだ多くの人がスマホ持っておらず、ガラケーだからね。

 

 

当時、「私は絶対、スマホは持たない!!」とさも怪しい物体と認識していた私の妹も、その数年後にはiPhoneを手にしていた。

 

 

「そんな訳のわからないものは嫌だ!!」とガラケーにしがみついていた私の母は、今はiPhoneを手にしている。

 

 

新しいテクノロジーやコンテンツ、そして人々の認識が変わり、行動が変わる。これはいつの時代も同じこと。

 

 

今は、変化が激しい時代なので、今を前提として、その延長線上で未来を想定することはできません。

 

 

特に今の子どもたちが社会に出る頃、幼児であれば20年後、職業の種類は今とは大きく変わっているはずです。

 

 

昭和の時代を生きてきた人が、今の若者に、自分の頃を引き合いに出して「〇〇業界がいい!」と言っても誰も相手にしないように、今の大人たちが、園児たちに「これからはITだよ」と言ってもそれが20年後に担保された業界なのか、または主流の業界なのかは未知数です。

 

 

もちろん、未来を予測することはできませんが、大手の研究機関では、現在研究されていることを把握しているので、大方、何年後には何が出てくるということがわかるようです。

 

 

例えば、インターネットは随分前から軍事で使われていましたが、それを商用に使うことを研究している頃、世間一般の人は誰もその後インターネットがここまで普及するとは想定していませんでした。

 

 

スマホも同様です。技術的にはかなり前からあったようですが、Appleのスティーブ・ジョブズがそれを体系化して一つの筐体として世に出したことでここまで一人一台持つデバイスとなりました。

 

 

ですから、園児たちが世に出る(社会に出る)頃は、今とは全く違う世界であると認識しておいたほうがいいでしょう。

 

 

ということもあって、私は講演会でお伝えするのは、どの職業がいいという話ではなく、どの時代にも必要とされる重要な力というものについてお話します。それは人としての基盤であり、それがあれば時代が変わっても自分らしく生きていくことができます。

 

 

江戸時代に自分らしく生きていた人は、昭和でも同様に生きていけただろうし、未来の世界での生きていけるだけの要素を持っていたと思います。

 

 

これを不易流行で例えれば、時代が変わっても必要な基盤が不易で、時代時代に応じて身につけるスキルは流行です。

 

 

スキルは今の子どもたちは放っておいても身に着けていきます。しかし、不易部分は学べません。これを伝え、教えていくのが今の大人の役割だと思っています。

 

 

この基盤がなくスキルだけで生きていくと、やがて体かメンタルが崩壊する可能性があります。

 

 

本立末治(もとたちてすえおさまる)です。

 

 

ということで講演会に行ってきますー