こんにちは、ギフテッドの中学受験その後です。いつもご訪問ありがとうございます。
この時に勧められた本をようやく読みました。
紹介された当時は新刊でもあり、図書館の予約に何十人も待つ状態でしたが、今回はあっさり借りることができました。
内容は聞いていた通りなかなか興味深かったです。精神科医のハンセン先生が書いた本で、その内容は、人間の脳はデジタル社会には合っていないというものです。脳の働きやホルモンについて書かれており、人間の歴史の99%が狩猟時代なのに、たった1%の最近の歴史で大きくかわったことから始まります。
狩猟時代では、身を守り攻撃するには、常にすぐ動ける状態であるのがよい。これは現代だと落ち着きが無い子、ADHDなどと取られたりして、逆に良いイメージが持たれない。
最近うつの人が増えている。睡眠障害など、服薬を受ける子が多い。全てがスマホが原因とも言えないかも知れないが、スマホを使わない時間や、デジタルデトックスをすると、症状が改善される。
スマホは現代の麻薬のようなもの。1日に何時間も画面を見ている。ちょっとした報酬を1日に何度も何度も与えられるようできており、ドーパミンを出させる。
ドーパミンは何かをさせようとする原動力、また脳は、かもしれないが大好き。スロットマシーンなど、当たるかも知れないと思い、何度も回すのはドーパミンがそうさせる。
スマホなどネットサーフィンで、どんどん色々な記事をクリックするのもドーパミンが出て、もっと知りたいとなるからと。
面白いですね。私も仕事中に調べ物しようとして、ついトピックに目を奪われ、気がつくと何分も見ていたりします。昨日は阪神がCSを勝ち抜けたので、月曜にエッジを開くと阪神の記事などがトップに出てくるようなるんでしょうね。AIにもハッキングされていますよ
そんなことで、スマホは脳の報酬系をハッキングすることに成功し、皆がSNSを長時間使うことになり、SNS運営会社は広告料で儲けるといった仕組みができていると。
実はスティーブ・ジョブズは、自分の子にスマホやタブレットの使用時間を厳しく制限したり、ビルゲイツは我が子が14歳になるまでスマホは与えなかったと、、デジタル開発トップの人は、スマホの依存度を知り、子へ悪い影響を及ぼすのが分かっていたのかもしれませんね。
と、長々書きましたが、この本は買ってお子さんにも読ませた方がいいかなと思いました。
もっと色々な研究結果が書かれていますので、詳細は興味があればお読みください。
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