2泊3日で
山形・宮城旅行に行って来ました。
1日目
山形市 の中心部にある 山形県郷土館(愛称:文翔館)を訪れた我が家。
ここは 山形市 出身の私にとっては、
高校時代にほぼ毎日前を通った通学路にある施設なのですが、
今回の旅で初めて門の中に足を踏み入れました。
前回のブログでは外観と前庭について書きましたが、
今回は 旧県庁舎 の中の様子を書きたいと思います。
正面玄関から館内に入ると、目の前に中央階段があります。
この中央階段がとても素敵なのですが、
この日は見学者がそれなりに沢山いらっしゃいまして、
まともな写真が撮れず。
↑は階段の踊り場の窓にあるステンドグラス。
月桂樹の葉の輪飾りがデザインされています。
階段の上からも1枚。
階段の手すりは手の込んだデザインで素敵です。
エントランスや中央階段付近には大理石の柱が。
柱の上部には漆喰彫りが施されています。
こちらは 正庁 と呼ばれる部屋です。
主に訓示や辞令交付等を行った部屋で、
かつては貴族院議員の選挙、
県内の警察署長会議や旧制中学校長会議等の重要な会議にも使用されたそうです。
旧県庁舎 の中で1番豪華な造りなのがこの 正庁 だそう。
飾り柱は大理石。
細やかな花飾りなどが施された漆喰の天井。
そして、キラッキラなシャンデリア。
どこを見てもうっとりする美しさです。
こちらの部屋は 知事室 です。
この壁紙は、当時の壁紙からザクロや葡萄などの模様をそのまま写し取り、
復元したものなのだそうです。
ちなみに、こちらの 知事室 は、
るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編
の撮影に使われたようです。
知らなかったなー。
敷いてある絨毯は1960年に 山形 で織られたもので、
実際にこの部屋で使用されていたものなんですって。
ご見学の際は、素敵な天井から足元までお見逃しなく!
そうそう、
山形 は雪国ですので、各部屋には暖炉が完備されていました。
暖炉も其々の部屋によりデザインが違って素敵でした。
↑チラッとしか写ってませんが、
部屋ごとに壁紙や板張りのデザインも色々。
窓の外の色付いた木も良いね。
まだまだ見所が沢山あるのですが、
ちょっと長くなってきたので今回はここまでに。
つづく