・所在地区 ———— 崇明长兴岛凤凰公路东侧秋柑路199号 长兴岛郊野公园内
・システム ———— 持ち帰り不可
・ポンド数 ———— 1 (クリーク)
・事前予約 ———— 要
・利便性 >>> ★
・魚種数 >>> ★
・環境面 >>> ★★★★
・難易度 >>> ★★
・混雑度 >>> ★★
・お勧度 >>> ★
実釣済魚種:スカイゲイザー、イエローチーク、タイリクスズキ、ノーザンラージマウスバス。
敷地面積が29.8平方kmと広大な(渭上庄园編に引き続き、全くの余談なのだが、東京ドームの敷地面積が0.047平方kmなので、約634個分)自然公園の中の水辺の一部を網で囲ってブラックバスを放流し、ルアーフィシング用に解放しているのだが、元々この辺りの水路は長江と接続しており、公園として整備化する以前から生息していた、ネイティブのイエローチーク、スカイゲイザー、タイリクスズキの三種は、未だ極少数ながら残っている?と思われる。
©2023 GS(2011)6020 Imagery ©2023,Airbus,CNES/Airbus,Maxar Technologies.
赤枠内が網で囲ってあるルアーフィッシングエリア。
ネイティブの三種が極少数となってしまった理由は、開園当時バスフィッシングポンド化を進めていた運営会社(現運営会社とは異なります)が、ブラックバスを捕食してしまう大型魚は駆除対象とし、釣った人間には賞金を出し、リリース禁止(まーリリース禁止でなくても、持ち帰り禁止でなければ、持ち帰られるのがデフォルトだが)という蛮行とも言える愚策を行ったせい。外来種を居着かせる為に、古来種を駆除するという暴挙は、2023年10月現在進行形の何処かの国を彷彿させる。
数は多く無いが、エレキ装備のレンタルボートがある。
ポンドというより、入り組んだ小型クリークといった感じで、陸っぱりも可能なのだが、魚は基本的に岸辺に着いて居るので、ボートで流しながらこまめに岸打ちをしていくのが効率良い。
此処も上海荷风路亚基地と同様に(奇しくも、ここでもDAIWAさん主催のルアーフィッシング大会が行われている...)、バスフィッシングへ全振りしており、ノーザンラージマウスバス以外は放流していないので、バサー以外はモチベーション維持が簡単では無いかも知れない。
以前は無かった、本湖沿いに出来た体育館の様な巨大な建築物の中には、ルアーテストが出来る大きな水槽設備を備えた釣具屋が店を構えていた。
本湖。
水路を封鎖してのバスフィッシングポンド化以前には、ネイティブのイエローチーク、スカイゲイザー、タイリクスズキの大型魚と言えるサイズが、接続していた長江からそこそこ入ってきており、何度も楽しい目に合わせて貰ったのだが(憚りながら当然全てリリースしていた)、上述した愚策が功を奏し、かつての楽園は失楽園へと変貌を遂げており、今回大型魚に遭遇することは無かった。
ここは、ネイティヴの大型魚を合法的に狙える希有な釣り場だったので、6.7年前には足繁く通っていたのだが、当時唯一の交通手段であっ渡島バスが廃線となり、その後コロナ禍を挟み、数年振りの訪問となった今回、また一つ、貴重な釣り場が一部のフィッシングビジネス関係者のエゴで、人為的に消失させられてしまったという現実に、遣る瀬無さだけが残った。
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