イギリス南部の田舎暮らしに、

ロンドン暮らしが加わることになりました。


イギリス人の夫が20代のときに

頑張って買ったロンドンのフラットは

夫の海外転職後、

長年賃貸に出していたのですが


入居者がトラブルを起こしたので、

先月末に退去して頂きまして。


これを機に貸すのはやめ、

田舎暮らし辛いとブーブー言っている私の

ロンドンの拠点にしてみることに。


のどかな風景、広い家、広い庭と

田舎暮らしには良いところもありますが、



(ファームショップから田舎の自宅に歩いて帰る道のり。)


ロンドンと田舎を行ったり来たりする

いいとこ取りをした方が

まだエネルギー余っている中年には

刺激があって生活を楽しめると思いました。


ロンドンのフラットは

20代が買った家としては

エリアは悪くなく、

広さも狭くはないのですが


問題は、建物が古い上に

長年賃貸に出していたのでボロボロで、

リノベーションをしないと

私には住めないこと。


管理会社から鍵を返して貰い

空っぽになったフラットで

どうリノベーションすべきか

考えましたが、


構造が古いので色々と制約もあり

私のテイストに直すには手強いなと

(相当お金がかかる)

考えあぐねてしまいました。


エリア要因だけでなく

インフレ後なので、

リノベーションにお金をかけ過ぎると

売却したくなったときに

改修費までは回収出来ないからです。


だったらリノベはせず、

いっそのこと、このまま何もせずに

買い替えた方が良いのかとか

思ってみたり。


また、田舎の家をどうしても売りたくない

夫に降参する代わりに、

田舎の家をリノベすることを条件としましたが

私の趣味に直すには、これまた相当お金がかかる。

(これもインフレ後なので、改修費は

売却時に回収できないことは明白。)


ご存じのように

古い家をリノベーションして

投資額以上の価格で売ることは

英国やアメリカでは庶民の普通の蓄財法です。


皆さん、それはそれは頑張って

自分たちでDIYされます。


イギリスには、

フランスの放置された古いシャトーを買って

リノベしていく様子が

TV番組のシリーズにになったことで

有名人となったご夫婦がいたりしますが、


プロ並みの彼らは別として、

私は素人のDIYの仕上がりが苦手なので


DIY経験豊富な夫と夫パパに頼むのは

どうしても嫌で。笑


ところで、庶民ではなくセレブですが

ベッカム夫妻の家転がしはお見事です。



リノベーションは生活の質を

上げてくれますので

プロにやって貰うことで

投資額が回収できなくても、

大幅にマイナスにならないならば、

やる価値はあります。


しかし、インフレのせいで、

大幅なマイナスになること確実となると

さすがに二の足を踏んでしまいます。


全てはうちが貧乏だから悪いのですが。

庶民の家転がしは、簡単ではありませんね。


田舎の家から、ふらっと出掛けられるビーチ。


(ここのところずっと天気の悪いイギリス。)


あまり知られていませんが

イギリスのビーチはとても趣がありまして、

美しい場所、たくさんあります。


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