イギリス南部の田舎に住んでいます。


こちらで取りたい認定資格があり、

2日間の講習に行ってきました。


講習の場所は、

ロンドンから急行電車で40分ほど

北上したベッドタウン。


遠方からの参加者のために

周辺ホテル情報が届いたので、

イギリス人の夫に見せたところ


プレミアインを予約しなさい?

間違ってもトラベロッジにはしないように。


トラベロッジとプレミアインは

イギリスの二大ビジネスホテルチェーン。


日本人にはほとんど知られていませんが、

まるで東横インのように英国全土に存在し、

イギリス人なら誰でも知っています。

アパホテルのようでもあり。


夫のアドバイスはふーん?と放置し、

しばらくしてから思い出して

予約したところ。


なぜか脳内逆転して

トラベロッジを勧められたと勘違いして予約。

ロケーションもトラベロッジのが良かったし。


日本人の方が

トラベロッジは日本のビジネスホテルと同じ。

余計な無駄を省き、機能的で安いので

ロンドン観光のホテルとしてお勧め!

と書いていたブログか記事を読んだことが、

勘違いを招いたようです。



(トラベロッジのロゴマーク)




(プレミアインのロゴマーク)


そして、講習初日のランチタイム。


講師の方と参加者数人とテーブルを囲んでいたら

ホテルの話になり、講師の方が


自分はプレミアインを予約してある。

みんなはどこ予約した?


参加者の一人が、


自分はまだホテル取ってなくて。

プレミアインが満室だったら、

最悪トラベロッジは空いてるだろうから。


そして、トラベロッジのサービスの劣悪ぶり、

特に、掃除をまるでしてないことについてなど

いかにトラベロッジの評判が悪いかの話題で

盛り上がるイギリス人たち。


ネットでトラベロッジの

埃まみれの部屋、カビが生えた浴室の写真

などを検索しては、爆笑し始める始末。


自分の間違いに気づいて

一人、青くなる私。


夫に間違いをテキストしたら、


もお、だから言ったでしょ。

non-refundableでも、予約捨てて

プレミアインに行きなさい?


有り難いアドバイスでしたが

あまりにも酷かったらホテルを変えようと決め、

とりあえずトラベロッジに行きました。


幸いなことに、まだ築年数が浅かったので

お部屋もバスルームもセーフでしたが、


(ホテルのサイトより。大きなホテルチェーンなので、

私の部屋もこの写真とそっくりでした。)


  • 受付、お出掛け中(17時も過ぎてるのに、帰ってくるまでチェックイン出来ず30分待たされる。)

  • そこはかとなく漂う、臭い
  • Wi-Fiは有料(仕事はスマホのテザリングで)
  • バスマットない
  • ドライヤーない(フロントで借りられる)
  • 暖房あるけど、まともに入らない(こちらはもう、夜中の気温は10度切ってます。)
  • チェックアウト後、荷物は預からない


不人気の理由はわかりました。


でも、スタッフは

イギリスらしくフレンドリーだし、

お部屋は広かったです。


電気湯沸かし器もあります。

シャンプー類は東横インレベルです(当たり前)。


直前に予約したからか、

ロンドンに近いからか、

一泊100ポンド(約2万円)。


高いのか、安いのか、

よくわかりませんが、比較のために

プレミアインに泊まってみたくなりました。笑


トラベロッジの評判があまりにも悪いことから

ビジネスチャンスを見出して出来たのが

プレミアインらしく。


プレミアインの方が値段は少し高いそうですが、

トラベロッジに泊まるよりはマシ!

というのが、イギリス人の共通認識です。


けれど、私が思いますに

チェーンではない日本の田舎のビジネスホテル

に比べたら、トラベロッジはまともだと思うんです。

(築年数古いトラベロッジと比較した訳ではないけど。)


だから、日本人の方がトラベロッジを悪くないと

思ったことは理解できます。


ロンドンは高いからビジネスホテルでいいや、

という方には、トラベロッジもプレミアインも

地方だけでなく、ロンドンにもあります。

(※チェックアウト後の荷物は預からないけれど、3ヶ月以上前に予約すればかなり安い模様。)


注意点としては、

海外のホテルは

五つ星だろうが寝巻きはありません。笑

四つ星以下はスリッパはありません。笑

四つ星以下は普通冷蔵庫はありません。笑


日本の常識、世界の非常識でございます。


⇩クリックして頂けると喜びますニコニコ

ヨーロッパランキング
ヨーロッパランキング