イギリス南部の田舎住まいです。  


唐突ですが、

東京ではアドレスが上がるほど

レストランの実力って、上がりますよね。


パリもそれに近いと思うのですが、

なので、ロンドンで美味しいものを

食べたければ、高級エリアの

有名レストランを選べばよいはずと

自然に考えました。


そして、積み上げた惨敗記録。


つまり、ロンドンはそうではなかった。

移民の多いところ、つまり

エリア的に高級とは言えないところの方が

味がまともなレストランがありました。


アドレスを上げると、値段が高いだけで

味は期待はずれになる確率が急激に、、。

(数えるほどしかないけれど、

美味しいところはあったけど。)


ショーディッチという

ロンドン中心地から少し外れた地域に

いくつか有名なレストランがあるので

おそるおそる試してみたところ。


駅の改札の前では、

ドラッグ中毒と思われる中年の女性が

通る人にすがるように物乞いをしており、

急ぎ足で通り過ぎて外に出たら、


壁という壁が、落書きまみれ。

ヤバさ全開。


だから言ったじゃん、

レストランは諦めて帰ろう?


と顔を引き攣らせる、イギリス人の夫。


ここまで来たからには、

ちゃんと食べてから帰るよ!


と粘ったら、その粘りは報われました。


何を食べてもセンスが光っていて

駅でのドン引きとは真逆の驚きで、
中年夫婦は大興奮。
しかも、安かった。

LYLE'Sというこのレストランは
世界のベスト50レストランの常連だそうで、
ロンドンで最も好きなレストランとなりました。


食材の入荷状況に合わせて
毎日メニューは変わるそうです。

ショーディッチは
治安の悪さで有名でしたが、
再開発でトレンディな若者の街に
変身したエリア。

とはいえ、
安全とまでは言い難く、夜は不安なので
1人のときは昼間にランチで再訪しようと思います。
(お店の方に聞いたらランチもお勧めと。)

味をしめて、後日ショーディッチの

Bratというサンセバスチャン風の

レストランにも行きましたが

普通に美味しかったですし、



ショーディッチから

さらに北に行ったところにある

Angelinaという日本かぶれのレストランも

普通に美味しかった。


ショーディッチではThe Clove Clubも有名ですが

高過ぎるし、モダンブリティッシュなので

味も○と✖️が入り混じっている感じで、

私は一回行けばいいです。


イギリスは、

移民が「住んでいる」エリアに

味がまともなレストランがありますね。


ショーディッチでの経験は

後日、別の街で花開きました⇩



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