京都・伏見区にある桃山御陵のすぐ近くに
乃木神社があります。
乃木神社は明治天皇に忠誠を誓った軍人で
明治天皇が崩御した際に夫婦で自害しています。

乃木大将は、私心無き武士の誇りと
天皇への忠誠を表した類い稀なる人として
死してもなお国民の崇拝を集めた軍人です。
今となってはいろんな意見があります。
戦時中は崇められた彼ですが
戦後には批判をされた人物でもあります。
軍人としての功績以外にも
普段から質素倹約に務めていたという話もあり
単なる軍人の部分だけでは
彼を語れないんじゃないかなと思います。
もともとは体の弱かった人で
少年のころは気も優しくて内気。
神経質だったと言われていて
この話からは軍人になる面影は全くありません。
学問に興味があったようですが
父が武士としての誇りを持つ人だったため
武芸も訓練したといいます。
当時の住処がこの神社内に復元されています。
境内には勝運の縁起水として「勝水」があり
伏見の名水として知られています。
入口をまっすぐ進んだところに
展示室があります。
ここでも彼の歴史を知ることができますよ。
京都市伏見区桃山町板倉周防32