クルークとゼーレの体調を心配し、近所のクロウ動物病院へ健康診断兼予防接種に行ったキルシュ。
しかし、ひょんなことから獣医であるウェアウルフゴーストのエイデンにクロウ動物病院を星5評価にしてほしいと頼まれてしまう。

土日月はインソレンスに付き合う事になり、時間がある時には動物病院のバイトをする事になったキルシュ。

お人好しな一面が災いして
厄介事ばかり降りかかってくる
少年の明日はどっちだ!!





金曜日


クルーク(キル兄、おはようございます!)
ゼーレ(キルシュ、オハヨウ)
キルシュ「おはようクルーク、ゼーレ。2匹とも元気そうだな」


キルシュ(あれ、メール来てる。こんな朝っぱらから一体誰が……)


エイデン【おはよう少年よ。昨日の動物病院の件、引き受けてくれて感謝する。本当に時間がある時で構わぬから気軽に気長にやってくれ。昨日の良い風が吹いているブーストで今日もまた来てくれたら嬉しいが少年にも少年の生活があるからな、気にしないでくれ。今日もまた来てくれたらというのは私の勝手な願いであり我儘でしかないのだからなハハハ。では良い一日を】


キルシュ(……遠回しに来てくれって言ってんだよなぁ……仕方ねえな、学校終わったら手伝いに行くか……)



ゲルダ(おはよう坊っちゃん)
キルシュ「おはようゲルダ、今キレイにするからな」

ゲルダ(ゼーレちゃんから聞いたワヨ、また面倒事に巻き込まれたんですッテ?動物病院だトカ、インソレンスの手伝いトカ)
キルシュ「別に面倒事じゃないから大丈夫だよ」


ゲルダ(モー、別に坊っちゃんが良いナラ良いケド……ちょっとは自分の時間も大事にしてほしいワネ。ただでさえミー達のお世話で大変なノニ、他人の面倒までみて、坊っちゃんの自由な時間がないじゃナイ)
キルシュ「そんなに趣味があるわけじゃないし、隙間時間にちょっとリラックスするくらいで十分だよ…………そもそも昔のほうがよっぽど忙しくて寝る暇もなかったし」



シュバルツ(キルシュ、オハヨウ!)
キルシュ「おはようシュバルツ、今日はエイデンさんの手伝いしてくるから帰りは動物病院まで乗せてってくれ」

シュバルツ(ワカッタ!オイシャサン、ガンバッテネ!)
キルシュ「おう」

 

 

カッパーデール高校



ディラン「キルシュ、おはよう!凄いじゃないか!
キルシュ「おはよう……凄いって何がだ?」


ディラン「カシューから聞いたぞ、昨日愛犬を治療してもらったって。獣医の才能まであるってことだろ?お前は1人で色んなことをこなせて凄いよ……尊敬する。オレも頑張らないと」
キルシュ「あ、ありがと……でも……そんなに凄いのか……?」

ディラン「凄いだろ!?これで凄くないって言ったら謙遜を通り越して嫌味だぞ!」
キルシュ「そ、そうか……」



キルシュ(……家にいる時は、何をやっても駄目で、毎日叱られてばっかだったけど……俺も成長してきたってことかな……)


キルシュ(……この調子で、もっとこう……成長していきたいな。昔のことなんて綺麗さっぱり忘れられるくらいに)


先生「おおブルーム、最近調子はどうだ!?」
キルシュ「普通ですけど……」

キルシュ(なんかテンション高くねえかこの人)

先生「なんだ、相変わらずしょぼくれているツラだな!!もっと、こう、ババンと刺激が必要なんじゃないか!?私は実は今度の連休、婚活企画に参加することになったのだ。なにやらバチェロレッテを邪魔する不届き者がいたらしく、ソイツが主催する婚活に参加してお灸をすえてやろうと……」
キルシュ(聞いてもないことめっちゃ話すじゃん……)

クロスステッチしてたらご機嫌な先生に話しかけられました。
ちなみに先生の言っている婚活参加はガチです、他プレイヤーさんの企画に先生が参加しました。ぐへへ。

てかヤマちゃんのクロスステッチしてる時に話しかけてくるとか、やっぱ先生はコモレビリスペクトしてるのか(冬服がコモレビのやつだったので)

 

 

放課後 クロウ動物病院


キルシュ「エイデン先生、来ましたよ……ってあれ?いねえ……」
エイデン『おお少年、来てくれたのか。感謝するぞ。俺は来院者を怖がらせないように姿を消しているだけだ、姿が見えずともちゃんといる……アドバイスは任せよ』
キルシュ「あ、はい……」


エイデン『ではクロウ動物病院オープンだ!共に星5を目指していこう!』


早速患畜が現れました!
てか、これまたアイスボックス熱じゃね?
でも鼻が赤く光ってるし、違う病気でしょうか。


女性「すみません、ここクロウ動物病院ですよね?」
キルシュ(うわ、早速来院者が)

キルシュ「は、はい……そうです」
女性「あら、本当に若いシムがいるのね……娘のクラスメートが話していた通りだわ」


ちょくちょく学校に来ているレノアの母、ターニャさんです。
ペットの名前はフェイフェイ……作った記憶がないし、自動生成された猫ちゃんみたいですね。


ぐったりしている以前に冷気を纏っているが、それはそれとして治療は任せろ!!


ちなみに動物病院もレストラン同様に仕事着をカスタマイズ出来るみたいなので、白衣+眼鏡にしました。
キルシュくんの白衣姿!!
プレイヤー萌えちゃうね。
ほんまに16歳か。


キルシュ「よし、フェイフェイ。今すぐ治すからな、診察台に乗ってくれ」
フェイフェイ(ウー、ワカッタ。サムイ、ハヤク、ナオシテ〜)


エイデン『おお、流石動物と話せるだけあるな。すんなり診察台に乗ってくれた……俺が頼んでも患畜は乗るどころか逃げていく一方だというのに』
キルシュ(はぁ……)


キルシュ「うーん……昨日のナッツみたいに青くなって冷え切ってるし、体温を測ってから皮膚と毛皮を診てみるか」
エイデン『良い判断だ。患畜の様子である程度はどこを診れば良いかはわかる……適切な診察は総当りよりも時間の短縮になり、来院者の高評価に繋がるぞ』


とりあえず体温と毛皮を調べたら答えがここまで絞り込めました。
虫取り噴霧薬は違うだろうし、安定化スナックいってみよう!!


キルシュ「フェイフェイ、これを食え」
フェイフェイ(オヤツ!?ココ、ビョウイン、ダロ!?)

キルシュ「これはおやつじゃなくて安定化スナックだ、これを食べればきっと治るぞ」
フェイフェイ(ワ……ワカッタ……)


治ったあああぁ!!


ターニャ「フェイフェイが治った!凄いわ、子供の先生なんてと思ってたけど……こんなに早く治るなんて!」
キルシュ「ど、どうも……」

キルシュ(エイデン先生のアドバイスのお陰だけどな……)



エイデン『思った通り、お前には獣医の才能があるようだ』
キルシュ「いや……エイデン先生が色々教えてくれてるから何とかやれてるってだけですけどね……」
エイデン「ふむ、驕り高ぶらないのは良いことだな。この調子でペット達をどんどん救っていくのだ!」


カシュー「キルっち〜!!いる〜!?
キルシュ「うわっ、カシュー!」

カシュー「ナッツちゃんがまた病気になっちゃったよぉ〜治して〜!」
キルシュ「またかよ!!


ナッツ(サムイ!散歩中、道端、オチテル、ピーナツ、タベタラ、サムクナッタ!)
キルシュ「拾い食いであたって、またアイスボックス熱になったのか……」
カシュー「なんでわかったの〜?やっぱりキルっち、動物さんと話せるって噂、本当だったんだね〜」


キルシュ「とにかく注射だ!これに懲りたら、もう拾い食いすんなよ!」
ナッツ「キャンッ!


カシュー「わ〜、はや〜い!流石キルっち〜!」





エイデン『ふむふむ、順調ではないか少年。よし!夜になったし……閉店するから、あがっても良いぞ』
キルシュ「マジですか、じゃあそろそろ……」


男性「ウチの子を治してください!!ゴーストじゃなくて若いシムが獣医になったと聞いて来ました!!」
キルシュ「あ、はい……」

エイデン『良い……良いぞ。口コミが広がりつつある』
キルシュ(広がるの早すぎだろ……)



キルシュ「えっと、名前はピーナッツか。見るからにアイスボックス熱だけど……目茶苦茶寒くて毛皮もカチコチな感じ?」
ピーナッツ(そう!寒い!早く治せ!)

キルシュ「わかったわかった……アイスボックス熱多すぎじゃね?」
エイデン『季節の変わり目はアイスボックス熱が流行るからな』
キルシュ「そうなんですか……クルークとゼーレ、大丈夫かな……」


最早診察しなくてもプレイヤーがアイスボックス熱とわかっているので、いきなりお注射で治療ですよ!
病院の評価が高くなったら、アイスボックス熱以外の患畜が来るのでしょうか。


てなわけで閉店!
サービスの質と雰囲気が要改善?
そんな事言ったって、20×20の狭い土地だからこれ以上備品増やせないって!


エイデン『むぅ……まだ星1のままか……』
キルシュ「まあ、初日ですしこんなもんですよ。コツコツ頑張りましょう」
エイデン『うむ、そうだな……』


エイデン『今日は助かったぞ少年!また次回も頼む』
キルシュ「はい……じゃあ俺、牧場の仕事もあるんでこれにて」
エイデン『ああ!お疲れ様だ!』

 


 ブルーム牧場


キルシュ「ただいまー」
シュバルツ(キルシュ、オカエリ♪オカエリ♪)


シュバルツ(ビョウイン、ドウダッタ?)
キルシュ「今日は来院者が3人だったから、3匹のペットを治療出来たよ」
シュバルツ(スゴイ!


キルシュ「さて……明日から3日間はインソレンスに付き合ってやらないとな」
シュバルツ(キルシュ、マイニチ、イソガシイ。ダイジョウブ?)

キルシュ「大丈夫大丈夫、そんなに疲れることでもないし……喜んでもらえるってのも嬉しいことだしさ」
シュバルツ(ソッカ……キルシュ、ヤサシイネ)


ちなみに欲求に余裕があったので、この間作ったベイクドアラスカを売ってみました。
300%上乗せで1個1300シムオリオン!?
確かに高く売れますなぁ!!
そして深夜にこんなものを売りつけて食べさせようとするなんてギルティ。


うんめええぇ!!
たまんねえぜ、この値段!!





土曜日


キルシュ「さて……そろそろインソレンスとの待ち合わせ時間だから行ってくるよ。留守番頼んだぜカイザ」
カイザ(奴隷よ!日頃の世話に免じて私が意中の女性を射止める術を伝授してやろう!!)

キルシュ「別に俺がエリザベス口説くわけじゃないんだけど。口説くのはインソレンス」
カイザ(ならば、そのインソレンスとやらに貴様が助言できるよう私が射止める術を伝授してやろう!!)
キルシュ「話したくて仕方ないんだな、わかった聞くよ」


カイザ(やはり、神である私のように格式高く気品に溢れ、見目麗しくあることだな!!)
キルシュ「そろそろ行くわ」
カイザ(ラマ・ザ・ゴッドの託宣は最後まで聞きたまえ!!)


カイザ(やはりシムに求められるのは優しさと強さであろう!危機を颯爽と救ってくれるような相手には、いかなる者も落ちずにはいられぬだろう。カーッカッカッ!
キルシュ「ピンチを救うねぇ……お前って結構ドラマチックなのが好きよな……まっ、インソレンスに伝えとくわ」
カイザ(しっかりと伝えたまえよ!!

 


 
チェスナット・リッジ 中心地


エリザベス「はぁー、ど田舎!まさに開拓途中!なーんもない町に来ちゃったわぁ。ほら、さっさとこのあたしを楽しませてみなさいよね!!ほら!!ほら!!

インソレンス「…………………」
キルシュ「……インソレンス、大丈夫か?」


インソレンス「つ、ついに、エリザベスと、かんこうの、ひが!あ、あ、あたま、まっしろ……ど、ど、どうすればばばばば」
キルシュ(あっ、大丈夫じゃねえやこりゃ……先が思いやられるわ……)

インソレンス主催エリザベス観光ツアースタート!!
このチャンスを活かし、インソレンスはエリザベスのハートを射止められるのか!?