また出てしまった 〜 私の思考の癖 | 「不登校・ひきこもり」と向きあった日々
また出てしまった 〜 私の思考の癖 | 「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

私たちは不登校・ひきこもりを体験した子どもたちをもつ保護者の集まりです。
「先の見えない不安や苦しさ」「相談できない孤独」「わかってもらえない悲しさ」 このような中で自分と向きあってきた日々をつづります。

昨日の続きです


娘は息子が復元したパソコンのデータを

使って作業をしたかったのだが

息子が我が家に来たのが遅かったので

その日は出来ず、

予定外に泊まって行くことになった



それでも娘は息子を責めることはなかった



朝から実家に来て、

お守りが 2人もいてのんびり出来た、と

むしろ喜んでいた

 


そして、「 あの子が来てくれただけで嬉しい 」

とまで言った



私はなかなか来ない息子に

あんなにイラついたのに…



娘が仏様のように思えた



そして主人も

「 久しぶりに元気そうな顔が見れて良かった 」

と上機嫌だった



ここにも仏様がいた



私は今回の件を冷静に考えてみた



息子はその日に何時に来る、

とは言っていない



私が勝手に夕方には来るだろう、

赤ちゃん連れのお姉ちゃんのことを考慮すれば

夕方には来るべきだ、と思っていた



それはあくまで私の勝手な想い



息子は約束したその日に来たし

頼まれていたデータの復元はしてくれたわけで

何の落ち度もない



息子は、娘の都合も知る由もなく、

自分のペースで我が家にやって来ただけ



しかも私に高級なコーヒー豆を

お土産に持ってきてくれる優しい一面もある



あれ?

何で私はあんなにイラついたのかしら?



結局、

私は自分の〜べきに囚われて

悪くもない息子に腹を立てていたんだわ



本当にいつもながらの

私の思考の癖に自分ながら呆れてしまった



息子が不登校になって気付いた癖は

なかなか染み付いて直らないなぁ



こんな事を何度も繰り返しているけれど 

怒りを息子にぶつけなくて良かった




後日、

息子が姪っ子である、娘の赤ちゃんを抱いて

静かに微笑んでいる写真を見て



主人が

「あいつ、笑ってるなぁ」

と嬉しそうに言っていた



そう、息子の優しさは何も変わっていない



そして私は自分が情け無いほど

変わっていないことを自覚したのだった



by  カフェラテ


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