既にFA宣言したオリックスの山崎福投手、西武の平井投手に続いてFA期日最終日に西武の山川内野手、広島の西川外野手、DeNAの石田投手がFA宣言した。

また楽天の松井投手は海外FA権を行使しメジャーを目指し、ロッテの田村捕手はFA残留した。


山﨑福はFA権獲得の年にキャリアハイの成績を残し補償不要のCランクと言う事もあり移籍するにしても好条件で複数年契約するにしても早々にFA宣言したのは納得

山本がメジャーに行くのでオリックスとしては引き留めたいが二桁勝てる先発投手は何処もが欲しく争奪戦になりそう。打撃も良いのでセリーグに行っても苦にならないのも強みです。


平井はリリーフとしても先発としてもチームに貢献できる投手。怪我も少なく今年も中継ぎとして先発に転向した平良の穴を埋める好成績でした。複数の球団による争奪戦になりそうですが、Bランクなので思い切って獲得に動くか注目です。


山川はWBCで活躍も不祥事を起こし長期に渡り出場停止。個人的には不祥事を起こした選手はFA権を剥奪すべきだと思いますがそんなルールは無く今年はほとんど出場しないでFA権獲得。

パリーグではホームラン30本打てる選手が不在の中、山川なら30本、40本を期待できるので大砲が欲しいチームは是非獲得したい選手です。

しかし裁判では不起訴になったが印象は悪いので獲得する球団があるのか?

西武にして見たら残留しても厄介、最後に迷惑だけかけて移籍したら腹が立つと言った複雑なところです。


西川は昨年FA権獲得も行使しなかった。しかし、今年はFA権を行使。通算打率299は素晴らしいしチャンスにも強くなってきた。

今年やっと1億円プレーヤーになりましたが貧乏球団の広島じゃ無ければもっと年俸は貰えそう。

移籍先としてパリーグを希望するとは時代も変わったのを痛感します。しかしオリックスとソフトバンクばかり獲得するのはつまらないものです。


石田は補償不要のCランクですが今年は先発ローテーション定着も4勝9敗と3本柱で作った貯金を取り崩した。投高打低の時代に4点台に近い防御率も頂けない。

ギリギリまで迷ったのも左投手の加藤貴が残留した事により獲得する球団があると判断したのか?同じ左腕の今永がメジャー目指すので残留した方がチャンスは多いように見えます。

FAは選手の権利ですが、移籍するにしても複数年契約で残留するにしても山﨑福と反対の結果に終わったので、もう少し成績が良かった年(7勝7敗、3点台前半の防御率)に評価を聞いた方が良かったと思います。