先日、鯖江市議会では「東陽地区活性化プロジェクトの中間発表会~東陽中学校3年生と議員の語る会~」を開催しました。
鯖江市議会では、開かれた議会を目指して、これまでに市民、市民団体等との意見交換・語り合う会などの場を設けて政策提案の拡大に努めてきています。
今回はその活動の一環。未来を担う中学生たちの意見を聴き、意見交換し、語り合う機会として「東陽地区活性化プロジェクト中間発表会~東陽中学校3年生との議員の語る会~」を東陽中学校と鯖江市議会との共催事業として実施したものです。
当日は市議会の委員会室において、東陽中学校の3年生約90名と議員16名が9グループに分かれ、生徒がこれまでに学校の探求学習の中で取り組み作成してきた「住み続けたい・住んでもらえるような東陽中校区のまちづくりを目指す活性化プラン」の中間発表を行いました。そして、校内での最終発表会に向けて、議員からアドバイスをしたり、グループ内で意見交換をしたりしました。
そのあとは議場を見学。中学生たちは議員から議会の仕組みの説明を聞き、実際に議員席や理事者席に座ってみました。
こどもには大人とは違う視点や発想があり、今回のそれを生かしたプランには、私自身、改めて気づかされ学ぶことも多かったです。
子どもは自分に関わることについて自由に自分の意見を表す権利をもっています。その意見は十分考慮されなければなりません。この意見を聴かれる権利は、子どもの権利条約の4原則のひとつで、こども基本法にも謳われています。
こうした中学生・若者の新しい視点や発想を、施策にも反映し、よりよいまちづくりに活かしていけるよう議員として努めてまいります。
今回、大変お世話になりました、こどもたち、関係各位に感謝いたします。