こんにちは!
西東京市 田無の鍼灸院 はり・きゅう施術室 優
田中利幸です。
7月の猛暑日の日数を更新している東京ですが、いかがお過ごしでしょうか?
とにかく毎日暑いですね。
梅雨明けしてからは大暑になっているので、当然暑いと言えばそうなのですが。
さて、
妊婦さんの産後に様子に関して作成したチラシがとある地域で話題になっていました。
話題というか軽く炎が上がっていたという状況ですね。
産後の様子を夫側に知って貰いのと、このような対応をしてほしい、などということで作成されたようです。
気持ちは分からなくもないですがね。
産後は何かと体調の変化も大きくなりやすいといわれています。
妊娠・出産は多くの血を消耗し、身体にかかる負担は大きいものです。
当然、回復には時間を必要とします。
思っているようにはいかないので、「これをこうしておけば大丈夫!」というのも予定通りにはいきません。
あれやこれやすることがあるので身体は休んでいるようで休まっていなく、疲労も大きく感じるはずです。
身体が休まっていないということは、消耗された血の回復も遅くなります。
回復していることもあるでしょうが、回復したところから使用することも多いので、常に使っている状態でもあります。
産後の女性は常にいろんな状況に対して備える体制をとっています。
常にアンテナを張っているような状態とされています。
故に些細なことにも敏感に反応することがあります。
子供が泣いていれば夜中でもすぐに対応するのはこのためです。
産後にイライラや気分の上下が激しい、不眠、抜け毛などが多くなるのも気が上昇しているのが原因と東洋医学では考えます。
このような変化があっても産後の様子なので、こうしてほしいというものがその通りにはいかない事の方が多いと思います。
妊婦さんの産後はとても身体が消耗しています。
産後は目を使い過ぎない。
産後は乳腺炎を防ぐために油モノなどには注意を払う。
産後の肥立ちが明けるまではなるべくゆっくりしておく。
いろいろなことが言われますが、産前と同じくらい気を遣って欲しいと常に思っています。
産前にはいろいろと気を遣うことはできても、産後はそうもいかなかったりしますが、産前と同じくらい身体を大事にしてほしいと思います。
産後の体調の変化には鍼灸が功を奏します。
お困りの方はご連絡お待ちしています。
鍼灸で身体を元気にさせましょう。
それでは穏やかな週末をお過ごしください。
田無の鍼灸師:田中利幸