DevRel Meetup in Tokyo #52 〜オンラインカンファレンス〜 参加レポート - amareloのブログ(仮)

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DevRel Meetup in Tokyo #52 〜オンラインカンファレンス〜 参加レポート

6/3(水) DevRel Meetup in Tokyo #52 〜オンラインカンファレンス〜 に参加しましたので、レポートを書きます。

目次

イベントページ

devrel.connpass.com

全体の感想

オンラインカンファレンスやオンライン勉強会が当たり前になっていますが、 ものすごく大変な準備をされていることを知り、驚きました。 自分は勉強会を主催している方ではなく参加するばかりですが、 参加させていただけることにもっと感謝しなければ… オンラインでも難なく勉強会が開催されているのは、運営の皆さんの綿密な準備によって成り立っている。今後はそれを自覚して参加したいと思いました。

また、このご時世だからこそ、オンラインで新しいことに挑戦することができる。新しい価値を提供することができる。 自分も何かできないか、考えてみたくなりました。

セッション内容

オンラインイベント開催のポイント by 宮原徹さん@びぎねっと
資料

www.slideshare.net

概要
  • リハーサル最重要!
  • マイクとネットワーク重要!
    • カメラは無くても良い。飾り!
  • 運営は役割分担と連絡連携が大事!
  • YouTube Liveが気軽に見れる。
  • 懇親会は人数コントロールをうまくやれると楽しくなる。

  • リハーサルの目的

    • 講師側の環境を事前確認
    • ツール使用の練習
    • スタッフとの連携確認、当日進行方法の確認
  • リハーサルの詳細

    • 基本的には全員リハーサルを行う。
    • 音声、カメラ、ネットワークのチェックをする。
      • 内臓マイクの人はイヤホンだけでも準備してもらう。
    • ネットワーク環境に合わせた対応を。
      • モバイルルータは途中で切れることがある。聞いている方はストレスになる。
    • 講師側から見え方が分からない。
      • ホスト、スタッフの連携をチェック。
    • スタッフのリハーサルもやる。
  • スタッフの役割

    • Zoomのオペレーション
    • ホストのサポートと監視
    • スタッフ間はSlackで連携 など
  • YouTubeLiveとの連携

    • Zoomからの配信をYouTubeで連携する。
    • Zoomの100名制限にかからない。
    • アカウント不要。
    • 録画しておいてくれる。
  • 懇親会

    • 100名以内ならば1会場で。
    • ブレイクアウトルームで5~6名にランダムに割り振り20分×2で実施。
  • オンラインのメリット

    • メリット

      • 気軽に参加できる。
      • 移動する必要がない。
      • 仕事や食事しながらでも聞ける。
    • デメリット

      • 参加している感が少なくなる。
      • 内輪になりやすい。発見を与えるのがイベントの役目。
今年の de:code、オンラインでやるってよ(´Д` )!! by おだしょーさん@Microsoft
概要
  • 昨年との相違点

    • 昨年はオフライン。2日間。参加費65,000~80,000円。
    • 今年はオンライン。2週間。参加費無料。
    • セッションタイムテーブルなし。
    • 今年からCommunityというトラックができた。
  • 開催に向けての歩み

    • COVID-19でざわつき、オンライン開催に踏み切った。
    • オフラインと変わらぬ体験を。
  • セッション収録方法

    • PowerPointでスライドごとに音声を記録することができる。
    • Teamsでスライドを画面共有、レコーディング機能を使って収録できる。ただし一発取り。
  • 今年のおだしょーさんの役割

    • トラックオーナー(新設コミュニティトラックの責任者)
    • セッションスピーカー
    • コミュニティイベント
      • Build Community Connection
      • de:code夏祭り(Teams、YouTube Live で配信)
オンラインカンファレンスとBacklog World 2020 のチームビルディング  西馬さん
資料

speakerdeck.com

概要
  • 前例踏襲できないプロジェクト運営

    • リスクに対応
    • 変化に対応
  • 完全オンライン

    • 全員別々の場所で参加した。
    • 運営メンバのうち配信に関わる3,4人だけ集まるつもりだったが、感染拡大の影響により変わってきた。

      • 完全オンラインに切り替えた。
      • 冷静なリスクマネジメントが必要だった。
    • 現地開催で準備していたものを引き継いだ。

    • 配信ノウハウはないので、天神放送局に依頼した。
  • オンラインにして

    • 無料になった。
    • 登壇者数は10人になった。
    • 参加者は200人⇒634人になった。
    • オフラインの準備は9か月だったが、オンラインの準備は1か月で完了した。
    • オフラインではウォーターフォールだが、オンラインではアジャイルに進めた。
    • 事務局たたき台方式ではなく、みんなで決める方式にした。
    • 定例会は週2回行った。
    • 急いでやったので抜け漏れが多かったが、助け合いも多かった。
  • テーマとイベント名

    • ONE:   - チームで一丸となる。
      • コミュニティに関わる人たちを一つにする。
    • re:Union
      • 熱い思いを持った運営メンバーの再会、チーム再結成。
      • 中止になったイベントをあきらめない「再」開催。
  • オンライン配信の成果

    • 既成概念は崩れた。
      • 熱気はオフラインで感じるもの。
      • イベントは現地が基本。参加できた人のもの。
      • 出会いは現地でリアルに。
  • 完全オンラインの難しさ

    • 合図や気配が全く分からない。
    • 運営メンバと登壇者のやり取りが分からない。
    • リハーサルを何度も繰り返した。リハーサルは重要。
      • 落ち着いて勧められたのはリハーサルのおかげ。
  • オンライン時代に挑戦しましょう

    • いい汗かきましょう。
    • オフラインと違う価値との出会い、価値を届ける。
    • 逆境に負けず挑戦を。
    • コミュニティの新しい形の在り方、ニューノーマルの模索を。

LT

社内外の勉強会の取り組み 石川陽一さん
資料

speakerdeck.com

  • 昨年から勉強会に参加するようになった。
  • 自分でも勉強会を開催し始め、ほぼ毎日勉強会をやっている。
  • Qiitaにも記事を投稿している。
感想

とにかくアウトプット量が凄い!と思いました。自分も勉強会、登壇、ブログ執筆などやってても量はまだまだ。 もっと積極的に素早くアウトプットしたいと刺激をもらいました!

Zoom ウェビナーについて kihara さん

※中座しており聞くことができませんでした。申し訳ありません…

オンラインカンファレンスいいよ! 中津川さん
  • 良いところ

    • どこからでも参加できる。
    • 大抵無料。
    • アーカイブ公開が早い。YouTubeならば字幕がある。
    • 英語が苦手でもOK。
    • CFP出し放題。
  • 悪いところ

    • 寝不足になる。
    • 飽きやすい。
    • 起きたら終わってる等、すっぽかしてしまう。
    • タイムゾーンよくわからない。

最後に

今回の話は、オンラインカンファレンスに限りません。 勉強会を含め、自分の身の回りでこれまで大小限らず企画されたイベントの主催者もしっかりと準備して臨んでいるはず。 そう思うと改めて感謝の気持ちがこみ上げてきました。 自分がイベントを主催するのはいつになるかわかりませんが、自分がイベントを主催した時にも綿密に準備をして、 参加者に楽しんでもらえるよう全力で臨まなければならないと思いました!