戸塚さんお誕生日おめでとうございます!!!
書き始めた時は13日だったので13日の更新として記しておきます。
さて、A.B.C-Zのメンバーで現在「凛子さんはシてみたい」に出演中の戸塚さんがお誕生日を迎えたということで、「その人の好きなものから【筆者】がそのカテゴリの中で、その人へプレゼンしていく」ということで今回は戸塚祥太さん=映画のイメージが強いこともあることから、「いつかご縁があったら歌ってほしい映画劇中歌・主題歌」にしました。昨今のミュージカル映画の台頭をはじめ、たくさんの音楽が溢れているからこそ……ということで。
- Proud Corazón
- My Favourite Things
- You’ve Got A Friend In Me
- Golden Slumbers
- Lullabye (Goodnight, My Angel)
- 手紙 拝啓15の君へ
- ファイト!
- サヨナラの準備は、もうできていた
- 青空
- You will be found
- Happy Birthday !
Proud Corazón
ディズニーピクサー映画「リメンバー・ミー(原題「Coco」)のラストに歌われる楽曲。日本語タイトルだと「音楽はいつまでも」です。
表題曲の離れていても相手を想う楽曲である「リメンバー・ミー」もとても素敵な楽曲で、日本語版だと石橋彩陽君ののびやかで澄んだお声がマッチする素敵な曲です。
2020年に俳優の城田優さんが音楽番組で歌われていた時も繊細かつやわらかく、その分心を揺さぶるような懐かしさが詰まっていました。もちろんショッキングなニュースがあった最中だからこその諸々もあるかもしれません。
……ということで、表に立つことが多いのはこの作品の中でメインとなる楽曲(スマッシュヒットしまくった楽曲のため、さまざまなアレンジもされている)「リメンバー・ミー」が聞きたいのはもちろんなのですが、聞きたいのはこの作品のエンディング前、全ての大団円として描かれるエピローグ部分でのミゲルの歌「音楽はいつまでも」。
明るくて、楽しくて、けれどどこか寂しさもあって……が詰まった曲です。
否応なしに別れはやってくる上で、繋がっているものはある優しさや想いが詰まっています。
ムービーと一緒に動いている姿を見ているとホッとすると共に歩み出していく姿を見られる愛しさもあります。押さえつけられてからの自分の反発から、それでも「家族」というカテゴリーを大事にしたい、ベクターの件を考えると「血」だけではない、「家族」とはなにをもって家族、というのか?
夢のために家族を選ぶのか、家族を捨てて夢を選ぶのか。
このパートはララランドでも出てきた(夢の代償に失ったものがある)部分なのですが、「夢」が「家族」を結びつけた、という見方としての「音楽はいつまでも」を歌ってほしいですね。家族愛、人間愛、隣人愛、さまざまな形で残る「愛」の人である戸塚さんだからこそ、チョイスしました。
日本語版もいいし、海外のミゲル役の方が歌った方もとても良い。後ろでだんだんと声が増えていく感じも好きですね!!!!
My Favourite Things
映画「サウンド・オブ・ミュージック」の一曲としてあまりにも有名な一曲。CMでもガシガシ使われている曲ですね。
「そうだ、京都行こう」のCMとして活用もされているのであまりにも有名な楽曲でもありますが、ジャズをテーマにした「坂道のアポロン」でも出てきましたね。
そういえばあれも実写は小松菜奈さんだったな~という記憶と、アニメを見ていたのでいろんな変更にいろんな意見があるだろうな、と思った思い出。それはそれ、これはこれ、ということで……。
アマプラで見れるようにジャニーズ作品もなったので非常に人に勧めやすくなってありがたいですね。
サウンド・オブ・ミュージックのMy Favorite Thingsはこちら。
歌う人によって温度や柔らかさやニュアンス、一つひとつが違ってくる良さだと思います。ピアノのソロなのか、はたまたデュオなのか、トリオなのか――とか。アンサンブルになっていくとまた変わってくるし、サウンド・オブ・ミュージック含めカバーしている人は女性が多い印象ですが男性が歌っても此方は非常に魅力的だと思いますので(城田優さんが歌っているのもおすすめです)セレクトしました。
You’ve Got A Friend In Me
此方はトイ・ストーリーの楽曲。日本版だとダイヤモンド☆ユカイさんが歌っています。
トイ・ストーリーの世界線を表現するにふさわしい柔らかな入りと、「ともだち」と「君」はどこを指すのだろうと思いながら聞くと1作めはウッディとバズのようでいて、その一方で作品が3に至っていくとまた意味が変わっていきそうだなっていう時間とともに変わってくるものが感じられますね。
ついついディズニーをチョイスしてしまいがちなのですが(それぐらい良い曲がたくさんなのだなあと)ディズニーシーのトイマニにいったり、テレビでふと流れてくると顔を挙げてしまう楽曲でもあると思います。
何より単純に「どう歌うんだろう」という興味もあったり…何にしても良い曲ですよね。
Golden Slumbers
みんな大好きTHE BEATLESより。Help!も考えたのですが、今回はTHE ENDのアルバムとしてこれをチョイス。伊坂幸太郎氏の「ゴールデンスランバー」でおなじみですね。斉藤和義さんのカバーも味があって好きです。
アマプラの配信もしかしてやってない……の…?!
ちなみに韓国でもこちらは実写化されています。設定が色々違うらしいけどいつかみたい。
今西島秀俊さんがやっている「真犯人フラグ」と同じくだんだんと迫ってくるかんじがする映画なのですが、伊坂幸太郎氏特有の「そんなとんでもスキル…!」という部分もあったり(褒めています)それも含めてのエンタメ小説として私はおすすめしたいですね。それがゆえの「ゴールデンスランバーはどうやって出来たんだろう」での日本的な発想(アパートの一室で何考えたんだろう、という描写)がすごい好きでして。そこだけでも何回みたか。吉岡秀隆の最初の流れが本当に好きでいい俳優さんだなとしみじみします。あの爆破までのくだりと彼のバックグラウンドが重すぎる。
ちなみに韓国版は主演を演じている俳優さんが小説のファンで演じたいと8・9年かかったとか、そんなお話を見かけて色んな形で、色んな国で愛されているのだなぁとしみじみ。
ゴールデンスランバー特有の柔らかくて、でも終わっていくかんじの、落ちていくかんじ。静かに静かに、けれど力は持っているみたいな、「静の力強さ」を感じる楽曲として選択しました。
LET IT BEみたいにはっきりと力が出ててもいいんですけど個人的にはこれを聞いてみたい。
Lullabye (Goodnight, My Angel)
イギリスの映画「アンコール!!」を見た時にTrue Colorsと共に印象に残った楽曲。
英題が「Song for MARION」というのがまた何とも言えずグッと来る部分でもあるんですが、英国の堅物男性が妻にだけは優しい中で、妻は合唱クラブに入っていて―という物語です。Ture Colorsを歌うシーンは釣られて泣きそうになりました。柔らかくて、芯が強くて、しっかりと「ぶれない」曲として、本当に良い。
ただ、Ture Colorsはさんざん挙げてきたので今回はそちらではなくラストに使われる「Lullabye (Goodnight, My Angel)」にしました。
原曲のビリー・ジョエルの手掛けるまでの逸話は「娘との対話」と彼の背景にある様々な事象から――というのをネットから拾い上げて読みました。
ロックとして名を映えるビリー・ジョエルという人の、その上での甘くて切ない歌い方がすごく素敵だなあと思っていただけに作成に至るまでがじわっとくるというか……。
その上で、映画での使われ方に色んな意味で震えると言うか、表題の「SONG for MARION」で察して欲しい諸々含めてじいじ頑張れ……という映画の部分とソロパートでぶわっと来る感じがもう否応無し。
見てほしいし歌って欲しい楽曲として選びました。セリーヌ・ディオンが歌っていることをこのブログを書きながら知って「そうなんだ」という発見もいっぱいあります(笑)
手紙 拝啓15の君へ
言わずともがな知られた、合唱コンクール等でもおなじみのアンジェラ・アキによる同曲。どの作品にも印象的なシーンがあるのですが、個人的には「くちびるに歌を」がそれはもう好きな作品+好きなシーンで使われています。
嗚咽まみれになりながら見ました(笑)非常に良い合唱シーンだったと思います。
ちなみに前述した「カラフル」でも印象的なシーンとして同曲は使われていましたね。
此方も学生特有の葛藤とか、ティーンズがゆえの持て余す感情がたくさん孕まれていて、そのトゲトゲだったり苦しいものを吐き出すように「自分」に呼びかけた曲だからこその良さがあります。
いろんな悩みや葛藤、苦しみを踏まえた上で段々と力強くなっていくように変わっていく姿がとても痛々しくも美しいんですよね。
ファイト!
「心がしんどいけれど、色々苦悩するけれど、ままならぬ人生だけれど、それでも戦っていく」という前を向ける、徐々に力強さと共に進む楽曲として、中島みゆきの「糸」からインスピレーションを受けた映画作品「糸」から、同じく中島みゆきさんの「ファイト!」。
ファイト!のカバーは本当に色んな人がしていて、それこそ中島みゆきさんご自身が大好きな吉田拓郎さんもしています。(今で言う「推し」にされるってどんな気持ちなのだろう……)近年だと満島ひかりさんが歌っていたような記憶もありますね。
本当に本当に細い細い、今にも消えてしまいそうな告白から、少しずつはっきりとしてくる音楽。言葉たちをかき集めながら必死に握りしめていくかんじ。時代の流れみたいなもののどす黒い部分とか、「かつて子どもだったけれど擦り切れていった大人たち」による子どもたち(青少年)に「自分のようにならないでほしい」と「どうしてお前だけ」がはらんでいるような、無情感と、その一方で輝きをどうしたって失わない「戦う君のことを戦わない奴らが笑うだろう」というサビ部分。
時代を超えて心を打ち震わすものがあるからこそチョイスしたい楽曲です。中島みゆきさんは銀の龍の背に乗ってと麦の唄、空と君のあいだにとかすごい好きなのでとにかく一個は入れたかった(笑)
そして何より今時の人として一気に話題になった菅田将暉さんと小松菜奈さんの共演作にもなります。
映画自体でいうとわかりやすいラブストーリーなのですが成田凌が歌っている「ファイト!」のこの…技術とかがどうとかじゃなくて思いっきり歌うカラオケのシーンが非常にぐっと来ます。
映画でいうなら表題曲でも有る「糸」もとってもいいのですが、是非。
ちなみに中島みゆき劇場版LIVEセレクションもYoutubeにあってびっくりしました。本人の映像ってすごい貴重な印象で、麦の唄のときに中島みゆきさんが出るってときに非常にざわついたような記憶が…。ありがたい世の中だなぁとしみじみします。
サヨナラの準備は、もうできていた
「カノジョは嘘を愛しすぎている」のCRUDE PLAYによる劇中曲。カノ嘘は韓国でもドラマになっているらしく。こちらも一度は見てみたいと思い続けて結構経ちますが韓ドラ好きな友人からはお薦めされているので面白そうだなと(笑)ただ今回は邦画のほうで……。
クリプレは爆発的ヒットかましまくるバンドですが、作中における重要な役割を持っているバンドでもあります。
当時新人だった大原櫻子さんをリコに起用したり、チャレンジングな作品だなあというのと「少女漫画」というカテゴライズで二の足を踏んでいたのですが友人から勧められて見ました。
窪田正孝さんバンド姿似合うんだよ……とか、三浦翔平さんや水田航生さん、浅香航大さんというクリプレメンバーの華やかさがすごい。さらにいえば吉沢亮さんがいたり、一人一人見直すと「うわーいっぱい知ってる人いるなあ」と感心します。時代をかけていく俳優さんたちがこうやって若い時重なっているのっていいですよね。アオハライドを見に行った時にも同じこと思った思い出があります。
本作はときめくという要素ももちろんありますが「目指す先がある」「進もうとする」力や、創造力と、「芸能界」「アーティスティックなところ」に身を置くということへの考えが見えるのも好きです。思えば秋の佐藤健くんはバンド系ならBECKもそうだったなとふと思い出しました。どちらも違ってどちらも良い。
同作の音楽プロデューサーは亀田誠治さんで、どの曲もとても良いんですよね。秋とリコの重要な曲になる「ちっぽけな愛のうた」もおすすめです。漫画、映画、それぞれの形で描写は異なるからこその良いところがたくさんあります。
卒業もキー曲としてもすごくリコのアコースティックギターverとの対比も良いのですが今回は彼らがクリプレとして創作、映画という枠ではなくビクターからCDも出している「サヨナラの準備は、もうできていた」です。
イントロの入りがとてもまず好きです。じわじわと浸透していくかんじと、2番のAメロが好きです。
卒業とのセットで聞くと感慨深さも増しましになるので併せて聞きたい一曲。ちなみにこれはMVもありますので是非。
青空
映画アニメ版「カラフル」でmiwaが歌っていた「青空」ですが、原曲はTHE BLUE HEARTSによる同曲。
この映画そのものに関しては森絵都さんの小説をアニメ化したもの。
丁度なにわ男子の長尾くんが実写映画として主演が決まったものと同じ原作作品になります。*1かつて他のかたで実写映画にもなっているようなので、それとはまた違った温度で、違った形になってくるからこそ「どうなるんだろう」という楽しみがありますね。
アニメでいうと、ティーンズ特有の凝縮され濃密な一方での狭い「学校」というものを舞台に息をする作品ですが、見ていてぐいぐい引っ張られ、ラストに流れるこの曲が主人公たる「僕」の心情に寄り添うような、それでいて行き場のない思いや悩みをじわじわと浸透させてくるような楽曲をmiwaが柔らかい歌い方で歌っている原曲とは違うアレンジがゆえの良さもあります。
だからこそのロックを愛し、人を愛し、人間愛に溢れた戸塚さんが本作品の主題歌としての青空を柔らかく歌ってほしいなあと思います。ブルーハーツ、好きなイメージもありますしね!!(笑)
とても柔らかい音楽でありながら、グサグサとくるような歌詞と「憂鬱」という日々とのギャップがあるのが非常に好きな曲です。
「カラフル」をアニメーション作品にしたからこそでる雰囲気とか、言葉、息遣いなどとのマッチを含めてアコースティックギターで歌ってみてほしい。そんな曲です。
そういえば前述したカノ嘘の原作者の青木先生はmiwaさんと交流あり、芸能界描くのにmiwaさんからお話聞いたという話がありました。知らないで選曲したので縁みたいなものを感じますね(笑)
You will be found
ディア・エヴァン・ハンセンの楽曲。もとがグラミー賞とトニー賞のミュージカル部門を受賞した作品の映画化ということで、今月末(26日)から封切りになっています。個人的に非常に!!!楽しみに!!!している!!!作品です!!!
LA LA LANDのスタッフ陣でお送りするということももちろんですが、先日Osloに関する諸々を調べた時に出てきた作品で非常に興味があったので…。
楽曲についてはサム・スミスがすでにカバーしているのを発表しています。元がミュージカルだからこそ、此方も表現がどんなふうでもあり得る曲なのかなという印象です。You Tubeにももうあげているのが優しい*2
柔らかに、ゆっくりとしたAメロとBメロから力をもらえるお歌になっていくかんじがまたこちらもよい。作品について英語ということもあり理解できていない部分も往々にして有るからこそ映画そのものを見たらきっと印象が一気に変わりそうだな…とも期待している作品です。
正直「まだ見ていないのに入れるのはな~」と思ったのですが、見に行って色々あれやこれやを考える前にズバッと「好きだな!」と思ったこと、聞いてみてほしいこと、表現してみてもらえたらどうなるのかという興味が勝ってラストに入れておきました。
Happy Birthday !
書き終えたタイミングで盛大に遅刻なのですが(本当にすみません……)改めておめでとうございます。
ソロラジをされているのを聞いていきいきとミスチルのことをお話されていて、「掌は!?くるりはあるかな?!」と明らかに自分の好きな曲にホイホイされつつ(笑)戸塚さんご自身が持っている美学、考え、スタイルを貫いてそのうえで「自分たちは優等生ではないかもしれないけれど、それでも」という言葉を投げてくれるのが素敵だなと思うばかりです。A.B.C-Zのファンが「自分の中で」一番最高で、最強だ、というのはファン冥利に尽きるというか、ご本人が信じてくれるからこそ、自分もまた彼のことが最高だと叫びたいし進んでいきたいなと考えられる要素もたくさんあります。
だから、もちろん、それぞれのグループやそれぞれのタレントさんご自身にとってもファンの人にとっても「最強」はそれぞれにあったらいいなと思うし、がゆえの「克つ」という形になっていくのかな、と思います。
今回のイラストも伊於さんにお願いしました。
ざっくり色々コンセプトがあったのですが色々羅列した結果「Dolphin→海→船→オールは自ら漕いでいく(宙船)→ヴェネチアンゴンドラ船頭さん」となっていきました。
- 人生で1回はやるであろうほうきギターのオマージュ
- ライヴの印象がめちゃくちゃ強いので全力笑顔
- ゴンドラ乗りの服装
- インナーは担当カラーのピンク、腰布はメンバーの5つのカラー、オールの先にファンカラーのミント
- タイトルは「戸塚さんのアクキーと一緒に人生の冒険旅行しようぜ」です
と、いっぱい一緒に考えてくれましたありがとうございます有難うございます…!
ミントカラーは55コンのときのツアーパンフレットにあったのでそうだと思ってたんですが今年のコンサートで白になっていて「なん…だと…!?」と驚いたり動揺していたのですが(笑)ご本人もそれを知っていらっしゃるMCされていたのでミントにしておきました。最終的に白とミントということでいいのだろうか……(笑)
ちなみに後ろに入れていただいた文字は「人生は素晴らしき冒険旅行」というディズニーシーのお見送りに書かれている看板からです。これは私が指定してお願いしました。人生は冒険だ地図はないけれど、とシンドバットストーリーブックヴォヤッジでも言ってますしね!!(笑)
ちなみにタイトル・アイキャッチに使っている画像部分はちょっとだけ表情が差分になっていたりします。いつも凝ったもの有難うございます…!
ということで、長々となりましたが改めて戸塚さんお誕生日おめでとうございます!ますますの日々が彩り豊かで楽しいものに埋め尽くされていますように。