どちらの島も、知多半島の先端の、師崎港から近い。
日間賀島だけに行く予定だったが、島めぐりコースの切符が安いので、両方に。
最初は、篠(しの)島。 その後、日間賀(ひまか)島。
どちらも、細い小路が、網目のように。
地図を持っていても、迷う。 これが楽しい。
地元の人だって、うっかり、よその家に上がりそうになると、言った。
島の海は、タコ、タイ、フグの、豊かな漁場だった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
2つの島は、南知多町だけど、佐久島は西尾市。
師崎港、フェリーターミナル。 フェリーと高速船が出ている。
7時半頃の高速船に乗った。 島巡り。 1300円ほど。 フェリーは便数が少ないけど、安い。
※ 駐車場は有料。 車は、朝市の方に置いてきた。 ここまで、10分ほど。
正面の小さな船に。 乗るのは、地元の人と、釣り人。
モーターボートのように、速い。
釣り船。 クロダイかな。 よく聞くので。
篠島の港。 あっという間に着いた。
港は、地図の左に。
島全体の左側3分の1は、干拓地。 左端の、中手島とくっ付けた。
最初は左側を歩く。 地図は、左が北。
港から、中手島に向かって、歩いてきた。 遠く向こうが、昔からの家並み。
中手島。 伊勢神宮の島。
島の中で、干鯛(ひだい)を作る。 地元では、おんべ鯛と呼んでいる。
島の東側に行ったが、ゴミがひどかった。 海からのと、勝手に捨てたゴミ。
ゴルフ場跡も、荒れ地。 ※ 再開発の予定は、あるよう。
港に戻ってきた。 山頭火の句碑。 片づけないのかなって、思う。
※ 山頭火は、昭和14年の春に来ている。 書いてあるのは、
歩きつづけて荒波に洗わせてまた 春風の声張りあげて何でも十銭
島へ花ぐもりの嫁の道具積んで漕ぐ 出船入船春はたけなわ
花ぐもりの病人島から載せて来た 島島人が乗り人が下り春らんまん
波の上をゆきちがう挨拶投げかはしつつ やっと一人となり私が旅人らしくなった
最後の、面白い。
干拓地の家並みの道は、真っ直ぐで、広い。
昔からの家並みの中を、歩き出した。 左に、神明社という神社。
変わっている。
この神社の材料は、伊勢神宮の遷宮で古くなったお宮の材料。
島は、鯛の関係で、伊勢神宮とのつながりが深い。
港の反対側の、東の浜に出た。 前浜の海水浴場。 今は、ひっそり。 美しい浜。
島の南端に、散策路。 ※ 地図の右端。
その道を歩いた。
遠くに、伊勢湾の対岸。 志摩半島か。
展望台があったが、崩れていた。 廃墟に。
ここは、歌碑公園。
※ 万葉集の歌が。
「夢(いめ)のみに 継(つ)ぎて見えつつ 小竹島(しのしま)の 磯越す波の しくしく思ほゆ」
意味は、「夢にばかり絶えず見えて、高島の磯を越す波のように、しきりにあの人のことが思われる」
※ 「万葉の世界」から。
小学校と中学校が見えた。
港に戻って来た。
こんな道を下りて。
船で、日間賀島に移った。 東港に。
地図の、右から左に歩く。
タコが、お出迎え。 タコの島。
お土産屋さんの壁に、魚の絵。(かるた)。
ヘラヤガラ、という魚。 ヤガラという仲間。 珍しいことが1つ。
魚の名前を漢字で書くと、たいてい、魚へんが付く。
鯛でも鮭でも。 平目とか2文字では、付かないのも。
ヤガラという魚の漢字は、簳。
1文字で書く魚で、魚へんでないのは、ヤガラだけ。
浪人の顔をしているので、ロウニンアジ。 にらみが効いている。
ワタリガニは、熱湯に中に急に入れたりすると、自分で足を切るという。
どんなふうに切るかが、分からない。 この絵のように、バラバラなら面白い。
細い路地を、寺と神社巡り。 迷って見つけた時は、少しの感動。 これがいい。
大光院。
知多半島にも霊場がある。
遍照(へんじょう)は、広く照らすこと。 仏様は、そうするのか。
お遍路さんは、広く歩くから、この名前なんですね。
昭和乙卯としか書いてない。 調べたら、昭和50年と分かります。
どんな心をすれば、波は静かになるのでしょう。
「さやけき」、久しぶりに目にします。
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」の、さやかと、同じ意味ですね。 清かと書くのかな。
「さやけき」を、そのまま使っている歌が、藤村のにあります。
惜別の歌の3番です。 今日の歌で。
※ 惜別の歌は、中央大学の学生歌。 生まれるまでのドラマがあります。
詳しくはここに。 長く、少し複雑。
次は、安楽寺。
たこ阿弥陀様。
海の中から見つかった。 タコが抱き着いていた。
マンホールもタコ。
途中に資料館があって、この写真。 タコツボを綺麗にしている。
着いた港の反対側。 フェリーは、こっちに。
タコツボ。 タコは狭い所が好き。 猫と一緒。
サンセットビーチ。 砂が飛ばないようにしているのか。 ゴミが入らないようにも。
西港に来た。
小路を歩いた。
向こうから来た。
タコは、生きているうちに、こうする。 目いっぱい、引っ張られる。 引っ張り○○。
どちらの島も、バイクが多い。 みんなヘルメットなし。
※ 広島県のある島のように、車のナンバーがないのに比べたら、いい方か。
おまわりさんは、どんな態度を取るのでしょう。
郵便局だって、小路の中。
朝7時から動き始めたので、早めに終了。 1時過ぎので、戻る。
西港を後にしました。 日間賀島には、霊場巡りの、観光客の団体が来ていました。
広く湾の中なので、波は、それほどでもない。
横切る船がある時は、スピードダウン。 用心する。
篠島は、今は、環境が良くありません。
ただ、フェリーターミナルが新しくなって、ゴルフ場跡も開発されて、数年後、よくなりそう。
※ 地元の人が、道に平気でタバコの箱を、捨てた。
意識が変わらないと、島からゴミは消えないようにも。
美しい砂浜は、宝ですね。
子供たちのためにも、島全体が、砂浜の美しさになるといいですね。
日間賀島には、こちらに来た時、また行きます。
小路を、隅から隅まで、歩いてみます。
島を大事にしているのが、感じられました。(組織が動いているようにも)
【今日の歌】 3番に、君がさやけき目のいろも、があります。
【停泊場所】 半田市の少し北の空き地。
【明日の予定】 半田市かなって。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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日間賀島だけに行く予定だったが、島めぐりコースの切符が安いので、両方に。
最初は、篠(しの)島。 その後、日間賀(ひまか)島。
どちらも、細い小路が、網目のように。
地図を持っていても、迷う。 これが楽しい。
地元の人だって、うっかり、よその家に上がりそうになると、言った。
島の海は、タコ、タイ、フグの、豊かな漁場だった。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
2つの島は、南知多町だけど、佐久島は西尾市。
師崎港、フェリーターミナル。 フェリーと高速船が出ている。
7時半頃の高速船に乗った。 島巡り。 1300円ほど。 フェリーは便数が少ないけど、安い。
※ 駐車場は有料。 車は、朝市の方に置いてきた。 ここまで、10分ほど。
正面の小さな船に。 乗るのは、地元の人と、釣り人。
モーターボートのように、速い。
釣り船。 クロダイかな。 よく聞くので。
篠島の港。 あっという間に着いた。
港は、地図の左に。
島全体の左側3分の1は、干拓地。 左端の、中手島とくっ付けた。
最初は左側を歩く。 地図は、左が北。
港から、中手島に向かって、歩いてきた。 遠く向こうが、昔からの家並み。
中手島。 伊勢神宮の島。
島の中で、干鯛(ひだい)を作る。 地元では、おんべ鯛と呼んでいる。
島の東側に行ったが、ゴミがひどかった。 海からのと、勝手に捨てたゴミ。
ゴルフ場跡も、荒れ地。 ※ 再開発の予定は、あるよう。
港に戻ってきた。 山頭火の句碑。 片づけないのかなって、思う。
※ 山頭火は、昭和14年の春に来ている。 書いてあるのは、
歩きつづけて荒波に洗わせてまた 春風の声張りあげて何でも十銭
島へ花ぐもりの嫁の道具積んで漕ぐ 出船入船春はたけなわ
花ぐもりの病人島から載せて来た 島島人が乗り人が下り春らんまん
波の上をゆきちがう挨拶投げかはしつつ やっと一人となり私が旅人らしくなった
最後の、面白い。
干拓地の家並みの道は、真っ直ぐで、広い。
昔からの家並みの中を、歩き出した。 左に、神明社という神社。
変わっている。
この神社の材料は、伊勢神宮の遷宮で古くなったお宮の材料。
島は、鯛の関係で、伊勢神宮とのつながりが深い。
港の反対側の、東の浜に出た。 前浜の海水浴場。 今は、ひっそり。 美しい浜。
島の南端に、散策路。 ※ 地図の右端。
その道を歩いた。
遠くに、伊勢湾の対岸。 志摩半島か。
展望台があったが、崩れていた。 廃墟に。
ここは、歌碑公園。
※ 万葉集の歌が。
「夢(いめ)のみに 継(つ)ぎて見えつつ 小竹島(しのしま)の 磯越す波の しくしく思ほゆ」
意味は、「夢にばかり絶えず見えて、高島の磯を越す波のように、しきりにあの人のことが思われる」
※ 「万葉の世界」から。
小学校と中学校が見えた。
港に戻って来た。
こんな道を下りて。
船で、日間賀島に移った。 東港に。
地図の、右から左に歩く。
タコが、お出迎え。 タコの島。
お土産屋さんの壁に、魚の絵。(かるた)。
ヘラヤガラ、という魚。 ヤガラという仲間。 珍しいことが1つ。
魚の名前を漢字で書くと、たいてい、魚へんが付く。
鯛でも鮭でも。 平目とか2文字では、付かないのも。
ヤガラという魚の漢字は、簳。
1文字で書く魚で、魚へんでないのは、ヤガラだけ。
浪人の顔をしているので、ロウニンアジ。 にらみが効いている。
ワタリガニは、熱湯に中に急に入れたりすると、自分で足を切るという。
どんなふうに切るかが、分からない。 この絵のように、バラバラなら面白い。
細い路地を、寺と神社巡り。 迷って見つけた時は、少しの感動。 これがいい。
大光院。
知多半島にも霊場がある。
遍照(へんじょう)は、広く照らすこと。 仏様は、そうするのか。
お遍路さんは、広く歩くから、この名前なんですね。
昭和乙卯としか書いてない。 調べたら、昭和50年と分かります。
どんな心をすれば、波は静かになるのでしょう。
「さやけき」、久しぶりに目にします。
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」の、さやかと、同じ意味ですね。 清かと書くのかな。
「さやけき」を、そのまま使っている歌が、藤村のにあります。
惜別の歌の3番です。 今日の歌で。
※ 惜別の歌は、中央大学の学生歌。 生まれるまでのドラマがあります。
詳しくはここに。 長く、少し複雑。
次は、安楽寺。
たこ阿弥陀様。
海の中から見つかった。 タコが抱き着いていた。
マンホールもタコ。
途中に資料館があって、この写真。 タコツボを綺麗にしている。
着いた港の反対側。 フェリーは、こっちに。
タコツボ。 タコは狭い所が好き。 猫と一緒。
サンセットビーチ。 砂が飛ばないようにしているのか。 ゴミが入らないようにも。
西港に来た。
小路を歩いた。
向こうから来た。
タコは、生きているうちに、こうする。 目いっぱい、引っ張られる。 引っ張り○○。
どちらの島も、バイクが多い。 みんなヘルメットなし。
※ 広島県のある島のように、車のナンバーがないのに比べたら、いい方か。
おまわりさんは、どんな態度を取るのでしょう。
郵便局だって、小路の中。
朝7時から動き始めたので、早めに終了。 1時過ぎので、戻る。
西港を後にしました。 日間賀島には、霊場巡りの、観光客の団体が来ていました。
広く湾の中なので、波は、それほどでもない。
横切る船がある時は、スピードダウン。 用心する。
篠島は、今は、環境が良くありません。
ただ、フェリーターミナルが新しくなって、ゴルフ場跡も開発されて、数年後、よくなりそう。
※ 地元の人が、道に平気でタバコの箱を、捨てた。
意識が変わらないと、島からゴミは消えないようにも。
美しい砂浜は、宝ですね。
子供たちのためにも、島全体が、砂浜の美しさになるといいですね。
日間賀島には、こちらに来た時、また行きます。
小路を、隅から隅まで、歩いてみます。
島を大事にしているのが、感じられました。(組織が動いているようにも)
【今日の歌】 3番に、君がさやけき目のいろも、があります。
【停泊場所】 半田市の少し北の空き地。
【明日の予定】 半田市かなって。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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